鶴島御前山(山梨県上野原市)登山|電車、車でのアクセス、駐車場、登山コースなどを紹介

鶴島御前山 山梨県 上野原市

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は山梨県上野原市にある鶴島御前山という山に
登ってきました。

鶴島御前山は、
全国各地に数ある「御前山」という名称の山の中一つです。

この鶴島御前山はマイナーな山ではありますが、
電車、車ともにアクセスがよく
比較的短時間で周回や縦走ができる山になります。

今回の記事では、
鶴島御前山の魅力と合わせて、
電車、車でのアクセス方法や駐車場などを紹介しています。

鶴島御前山登山|電車で訪れる場合の最寄り駅

御前山(上野原市鶴島)登山での電車の最寄り駅は、
中央本線のJR上野原駅を利用します。

鶴島御前山登山|マイカーで訪れる場合の駐車場

車の駐車場は桂川沿いにある桂川駐車場(無料)を利用できます。

「桂川駐車場(かつらがわちゅうしゃじょう)」で
Google Mapで検索できて
経路を案内してもらえます。

こちらの桂川駐車場は桂川沿いに長く並ぶ駐車場であり、
土日でも比較的空いています。

桂川駐車場

駐車場の横を流れるこちらの桂川は、
地図を見るとわかりますが
とても太い川幅の河川となっています。

桂川駐車場からは
桂川で釣りをしている人の姿が見えますが、
ブラックバスやスモールマウスバスもいるようですね。

桂川 看板

桂川駐車場は駐車場と川が隣接しているということもあり
ロケーションも広くて見渡しが良いので、
釣り系のユーチューバーの人も訪れているようです。

鶴島御前山登山でのコース紹介

御前山を含めた登山コースは、
主として2つあります。

  • 御前山周回コース
  • 高柄山縦走コース

中央本線JR上野原駅からの紹介となっていますが、
マイカーで訪れる場合の駐車場(桂川駐車場、無料)も
近い位置にあるので、
マイカーで御前山に訪れる人も
参考にしてみてください。

御前山 登山コース

鶴島御前山周回コース

御前山は周回できるようなルートがあるので、
周回してくると違う景色などを味わうことができます。

時計回り(ムクノキ、鶴鉱泉コース)

※鶴鉱泉は現在閉業しています。

最初にムクノキを見ていく周回ルートになります。

この周回コースのコースタイムは
約2時間40分です(休憩時間含まない)。
距離は約6kmです。

御前山から下山時に急坂を下りていきますが、
急坂の区間が長いので安全に下りていく必要があります。

半時計回り(墓地付近を最初に周るコース)

こちらの半時計回りの周回コースの
コースタイムは約2時間30分です。

距離は同じく6kmです。

時計回りのコースとは反対に
こちらのコースでは御前山付近の急登を
登ることになります。

御前山周回コースのポイント
御前山付近の急坂を急登するか、もしくは下山時に下るかがポイントになります。この御前山の急登付近はトラロープが張り巡らされていますが、通過しやすい登山道ではありません。登りの場合はトラロープを伝いながゆっくりと歩を進めていくのがベストですが、下りの場合は同じくトラロープを頼りながら足元に気をつけて下りていく必要があります。距離も長いので慎重に下りていく必要があります。

赤◯印あたりが急登の箇所になります。

御前山 急登

安全に通過していきましょう。

高柄山縦走コース

中央本線JR上野原駅から御前山、高柄山(山梨百名山)へ行き
下山後は中央本線JR四方津駅に戻ってくるルートです。

御前山 高柄山 縦走コース

コースタイムも約5時間40分ということで
手頃なコースタイムとなります。

御前山登山口は中央本線JR上野原駅や桂川駐車場(無料)からも近いので
マイカーを利用した場合でも
下山後に電車を利用して駐車場まで戻ることができます。

今回の鶴島御前山登山|登山コース・天気

今回、自分が実際に御前山を登ってきた山行を紹介します。

御前山の基本情報や山行記録は次の通りです。

御前山(鶴島御前山)
  • 所在地:山梨県上野原市
  • エリア:大菩薩、道志山系
  • 標 高:484.1m
  • 体力度:3 out of 5 stars
  • 難易度:3 out of 5 stars
  • おすすめ度:3.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:初中級者向け
  • 山行日:2023/2/25(土)
  • 登山ルート:周回ルート
  • コースタイム:約5時間(9:30〜14:30)休憩含む
  • 歩行距離:約5.5km
  • 天気:曇り時々雨、雹(ひょう)
  • 備考:

鶴島御前山の登山コース

桂川駐車場に車を駐車してムクノキ、鶴鉱泉を先に巡回する
周回コースです。

御前山 山と高原地図

鶴島御前山の登山での天気

天候は約5時間という山行の中で
曇りときどき雨、雹(ひょう)という状態でした。

近年、山行中に雹に降られることが多いのですが、
山の天候は雹になることが多いのでしょうか。

今回の山行では雨、雹は多少降られましたが、
降水量は少なめだったので助かりました。

今回ぐらいの降水量の場合は、
折りたたみの傘などが便利なのかもしれませんね。

今回実際に登ってきた鶴島御前山の登山概要

桂川駐車場を出発です。

桂川駐車場

登山をする者にとって、
このような駐車場があると本当に安心です。

目の前には桂川が流れていてとても和める場所です。

川で釣りをする人、散歩をする人など、
こちらの周辺は良い場所なので、
多くの人を見かけます。

この日はヘラか鯉を狙っている人や
ボートでバスをやっている人などがいました。

桂川

河川でもひときわ太いフィールドなので、
色々な魚種がいるようですね。

桂川駐車場を西方向に進んでいくと、
このように上っていく坂があります。

この坂を上っていきます。

桂川駐車場

上野原市立島田中学校の横に出てきます。

こちらを右方向に進んでいきます。

上野原市立 島田中学校

少しいくとトイレがあります。

トイレ

芝生の生えた野球グランドを通り過ぎていきます。

桂川野球場という市の施設のようです。

桂川野球場

上野原市島田地区桂川周辺散策マップという看板があります。

散策マップ

このような現地にある地図は必ずカメラで撮影してきます。

登山地図にはないマイナーな山なども記載されていますし、
そして何よりも見やすいのが現地にある地図です。

このような三叉路にあたりますので、
三叉路を左折していきます。

島田 三叉路

左折して30mほど進むと
次のような道標が出てきます。

道標とおり右折していきます。

御前山 道標

上っていく坂の左側は上野原市立島田小学校になります。
赤矢印のとおり坂を上っていきます。

御前山 高柄山 道標

島田小学校付近に御前山の周回コースの分岐点があります。

この分岐点は周回する周り方(時計回り、反時計回り)を決める分岐点です。

  • ムクノキ、鶴鉱泉を最初に訪れるコース(時計回り)
  • 墓地付近を最初に通過するコース(反時計回り)

今回はムクノキと鶴鉱泉を最初に訪れるコースを
選択しました。

ですので鶴島のムクノキの道標とおりに進んでいきます。

鶴島 ムクノキ

周辺に民家のあるところを歩いていきます。

鶴島御前山 道標

このような道標があると本当に助かります。

それにしても「御前山」という名称の山は
全国各地にありますが、
御前山という名称は縁起の良い名前なのでしょうね。

まぁ相手を敬う尊敬語にあたる名称ですから、
尊い名前のようです。

山梨県だけでも御前山という名前の山は
4つありますからね〜笑

少し進んでいくと三叉路にあたりますので、
右折していきます。

鶴島御前山 道

次のような高柄山方面の道標が現れますが、
御前山も高柄山と同じ方向です。

高柄山 道標

赤矢印の通り、
道標の向こう側の道を左折していきます。

高柄山の記載しかされていませんが、
御前山もこちらの高柄山方面でOKです。

高柄山 道標

このように高柄山という道標が多くあります。

これは高柄山が山梨百名山ということもあるでしょうし、
それだけこのルートで高柄山に行く人が多いということでもありますよね。

鶴島のムクノキです。

すごい太い幹です。

鶴島 ムクノキ

看板の案内を見てみると、
落雷などを受けて木の幹に穴が開いているようです。

木の根元に石像が建てられており、
尊い木ということが伺えます。

鶴島 ムクノキ

やはりこちらも高柄山と記載されている道標です。

今度はこのルートで高柄山に登ってみようかな〜

高柄山 道標

琴平山という道標が出てきました。

琴平山 道標

琴平山は
こちらの琴平神社の鳥居をくぐって登っていくようです。

琴平神社

こちらから登る琴平山は
山と高原地図では記載されていない山です。

今回は天候も曇りという状態でしたし、
事前の情報も得ていなかったので、
今回は琴平山へは行きませんでした。

今回は琴平山の道標がある場所を
そのまま直進して御前山に向かいます。

いよいよ登山道らしい道に入っていきます。

久々に動物避けの柵がありました。

動物避け 柵

柵上部には電流が流れているそうなので、
気をつけて通行しましょう。

動物避けの柵は長い区間設置されています。

動物避け 柵

民家が近いということもあるでしょうが、
動物の畑への被害などもあるのかもしれませんね。

登山口になります。

高柄山と記載されていますが、
御前山もこちらから登っていきます。

御前山 登山口

具体的な熊の目撃情報などの記載はありませんが、
熊出没注意の注意喚起の看板があります。

熊鈴などを携行していきましょう。

御前山の登山道は結構道幅が狭い箇所が多いです。

そしてこのようにトラロープが多く張られています。

御前山 登山道

相変わらず高柄山や新矢野根峠という記載の道標ですが、
御前山もこのルートから行くことができます。

高柄山 道標

道が狭めで若干あるき辛い感じの登山道ではありますが、
道に迷うような登山道ではありません。

御前山 登山道

そのせいなのかピンクリボンなども他の山に比べて
少ないような気がします。

かろうじて登山道となっている感じもありますが、
人が通行しているせいなのか、
しっかり登山道はわかります。

御前山 登山道

女性の声が聞こえたので、
「他の登山者の声かな?」
なんて思いましたが、
どうやらゴルフ場から聞こえてきたようです。

木々の向こうにゴルフコースが見えます。

メイプルポイントゴルフクラブというゴルフ場のようです。

メイプルポイントゴルフクラブ

先程通過した場所と同じような風景の場所に
同じような道標があったので、
少し怖くなりました。

同じ場所をぐるぐる回っているのではないか!?

みたいな感じでしょうか。

高柄山 新矢野根峠 道標

御前山分岐に到着です。

御前山分岐 道標

高柄山へ行くには
こちらの御前山分岐の道標を新矢野根峠方面に行きます。

御前山はこちらの道標とおり道標を右折して向かいます。

こちらの御前山分岐地点は気持ちの良い場所ですが、
風景は木々に遮られていて
遠くの山が少し見える感じです。

御前山 分岐

山頂付近にありがちな急登を登っていきます。

感じ的にもう少しで山頂ということが伺えます。

御前山 急登

御前山山頂に行く前に開けた場所があります。

南から西方面の景色が見渡せる場所です。

曇りの天気ですが、
近くから遠くまでの山々が素晴らしいです。

御前山 風景

自分はこの鶴島御前山は初めてですが、
もしかして天気が良ければ富士山の眺望も
できるのかもしれませんね。

南側は高柄山、左にメイプルポイントゴルフクラブが見えます。

高柄山

御前山山頂に到着です。

御前山 山頂

御前山山頂は
このようなスペースとなっています。

御前山 山頂

御前山山頂から北側の方角が
素晴らしい眺望になっています。

上野原市街を「一望」という言葉が
ピッタリの風景です。

御前山 山頂 風景

山、川、街、高速道路、電車・・・
風景をセットにしたような眺望です。

車を駐車した付近の場所もこちらから見えます。

御前山山頂からの北側の上野原市街の眺望が、
近隣にある高柄山(標高:733m)の山頂の眺望と似ています。

高柄山から見える上野原市街は、
高所から上野原市街を見る感じですが、
こちらの御前山は、
より身近に風景を感じることができます。

御前山と高柄山を縦走してみると、
風景の違いを感じることができるかもしれません。

高柄山は今年のはじめに登ってきましたので、
もしよければ参考にどうぞ↓

高柄山登山|駐車場、登山口、登山ルートなどを紹介【沢と山頂からの風景がおすすめ】

山頂にも道標がありますが、
下山の墓地経由のルートは
こちらの山頂から行くことができます。

御前山 山頂 道標

写真の道標を正面とした場合、
左側に進みます。

下山のルートは墓地を目指すルートになりますが、
御前山山頂からすぐにこのような急坂を下りていく
ルートとなります。

御前山 登山道

少し歩きづらく急坂のため、
ゆっくり下りていく感じになります。

多くのトラロープが張られています。

御前山 登山道

トラロープを頼ってゆっくりと下山していきましょう。

こちらのルートは長く続きますので、
途中休憩しながらも、
ゆっくり確実に歩を進めていくのが無難です。

今回の山行では
下山にこのルートを使いましたが、
逆に登りにこちらのルートを使う場合も
急登で足場が悪いので大変だと感じました。

途中に「学校林経由」という道標が出てきますが、
通常の上野原駅方面が一般的です。

御前山 道標

墓地付近に出てきました。

墓地

墓地といっても墓地の中を歩くわけではないので、
安心してください。

墓地の手前はこのような道標が建っています。

御前山 高柄山 登山 入口

こちらにも動物避けの柵が設置されています。

動物避け 柵

通過したら門を締めて鎖をかけておきましょう。

あとは民家がある舗装道を駅方面に歩いていきます。

途中の道でこのように上野原駅の道標がありますし、
舗装道を道なりに駅方面に進んでいく感じで
行きにきた道に合流することができます。

道標

行きにきた道に合流するのは、島田小学校手前付近です。

見覚えのある道に出てこれたと思います。

あとは桂川駐車場に戻るだけです。

今回の御前山山頂の概要は以上になります。

鶴島御前山登山|見どころ

今回の御前山登山での見どころは、
次の2つです。

  • 御前山山頂手前の眺望
  • 御前山山頂からの景色

こちらは御前山山頂手前のスポットですが、
富士山の位置はこちらの写真の左側あたりに
富士山が少し頭を出す感じで見えるようですが、
今回は見えませんでした。

次回の山行に期待です。

そして御前山山頂からの風景です。

御前山 山頂 風景

自分は街や川などの風景も大好きなので、
今回の山行はとても満足しています。

今回の山行では、
登山道や御前山の標高からしても
眺望はあまり期待していませんでしたが、
とんでもありませんでした。

素晴らしい眺望に御前山に来てよかったと
つくづく感じています。

鶴島御前山登山|今回使った地図

鶴島御前山登山|感想

今回の鶴島御前山は
正直、眺望などの期待はあまりしていなかったのですが、
山頂や付近の眺望は素晴らしいものでした。

やっぱり自分で実際に足を運んでみないとわからないものが登山だと
改めて感じた山となりました。

鶴島御前山は知名度的にはマイナーな部類の山かもしれませんが、
景色がよく、電車、車でのアクセスも良く、
おおよそ半日くらいの時間で楽しめる素晴らしい山でしたね。

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