こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は三頭山に登ってきました。
三頭山といえば都心からのアクセスも良く
檜原都民の森と合わせて楽しめる山として有名ですよね。
今まで三頭山を登った事がある人は、
アクセスや楽しみ方を知っていると思いますが、
今回は三頭山のアクセス方法やコースなどを
紹介していきたいと思います。
実際に三頭山に登ってきましたので、
参考にしてみてください。
- 所在地:東京都西多摩郡奥多摩町、檜原村、
山梨県上野原市、北都留郡小菅村 - エリア:奥多摩
- 標 高:1,531m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初級者
- 登山ルート:鞘口峠→三頭山→大沢山周回コース
- コースタイム:約4時間30分
- 歩行距離:約7.1km
- 備考:日本三百名山、山梨百名山、奥多摩三山
目次(クリックするとジャンプできます)
三頭山登山|檜原都民の森駐車場(登山口)までのアクセス
三頭山を登山するにあたって、
登山のスタート地点となる檜原都民の森(登山口隣接)と
檜原都民の森へのアクセス方法を紹介します。
檜原都民の森
檜原都民の森は東京都が運営、管理している施設になります。
山中に森林館や木材工芸センターなどの施設があり、
山や木、生息している動植物などについて
知ることができて、体験することもできます。
車を利用して檜原都民の森にくる
車で檜原都民の森にきて、
三頭山の登山をする人は
檜原都民の森の駐車場(三頭山登山口隣接)を
無料で利用することができます。
100台ほどの駐車スペースがあるので、
休日などに行っても意外と余裕があったりします。
自分も檜原都民の森駐車場へは数回行っていますが、
満車ということはなく駐車に余裕があった印象があります。
各インターチェンジなどからの所要時間は
次のようになります。
- 圏央道日の出ICから約60分(37km)
- 圏央道あきるのICから約60分(37km)
- 中央自動車道上野原IC約45分(30km)
- 奥多摩湖から奥多摩周遊道路で30分(20km)
檜原都民の森の施設や駐車場の利用時間は
次のようになります。
季節によっての利用時間の違いや休園日などもありますので、
日程と時間を検討して利用しましょう。
電車・バスを利用して檜原都民の森にくる
檜原都民の森へ電車とバスを利用する場合、
次のようなアクセスになります。
- JR武蔵五日市駅下車
- 西東京バス利用 都民の森(数馬)行き
運行期間は4〜11月(休園日を除く)、
3月は土、日、祝日のみ運行しています。
※都民の森からJR武蔵五日市への時刻表もあります↑
三頭山登山|目的とコース・天気
- 日程:2022/6/18
- 時間:12:45〜17:15(休憩含む)
- 天気:曇りのち雨
- 歩行距離:約7.1km
三頭山登山の目的
三頭山は登山口に車でもアクセスしやすいのが魅力の山ですが、
地図で周りの山やルートを見てみると
周回や縦走をするのに優れた山だと気づきました。
今回は檜原都民の森駐車場に車を停めて、
周回コースで三頭山を登りますが、
今後の山行で奥多摩山域の周回や縦走で
三頭山を含めた山行ができればと思っています。
三頭山登山のコース
檜原都民の森駐車場→鞘口峠→見晴し小屋→三頭山→
ムシカリ峠→大沢山→三頭大滝→檜原都民の森駐車場
三頭山登山での天気
今回は梅雨の合間の天気に出かけてきました。
曇り空が続いていましたが、
夕方頃は雨に降られました。
この時期は天候が不安定なので、
登山に出かける前は天気予報をチェックしていきましょう。
三頭山登山|登山概要
檜原都民の森駐車場を出発します。
三頭山の登山口と隣接している
檜原都民の森は登山をする人にとっては、
とても便利です。
駐車場、バス停、トイレ、食事(飲料)、
休憩場所、公衆電話など、
訪れる人に必要なものが揃っているからです。
こちらの檜原都民の森は、
登山に限らず、
バイクやロードバイクなどで訪れる人も多くいます。
都心から奥多摩湖と合わせて周回できるルートの
休憩地点として最適な場所なのでしょうね。
こちらから歩いていきます。
ミニ森林館という施設です。
こちらは左側に階段がありますが、
三頭山へはこちらの階段を登っていってもアクセスできます。
そのまま普通の道を歩いていきます。
トンネルを通過していきます。
トンネルを通過すると、
次のような案内看板が出てきます。
初めて檜原都民の森や三頭山にきた人には、
少しわかりづらい案内看板かもしれませんが、
三頭山を目指す場合、
どのルートで目指すかという案内看板です。
地図と合わせて見てみるとわかりやすいですよ。
2つの経由方法で三頭山にアクセスできるということですね。
- 鞘口峠経由
- 三頭大滝経由
鞘口峠経由
三頭山山頂(中央峰)まで反時計回りのルートです。
森林館→鞘口峠→見晴し小屋→展望台→三頭山山頂(中央峰)
三頭大滝経由
三頭山山頂まで三頭大滝を先に見てから進む
時計回りのルートです。
大滝の路(森林セラピーロード)→三頭大滝→
ムシカリ峠→三頭山山頂(中央峰)
今回自分は次のようなルートで
鞘口峠経由の大沢山まで少し足を伸ばして
最後に三頭大滝を見て帰るルートにしました。
檜原都民の森駐車場→鞘口峠→見晴し小屋→三頭山→
ムシカリ峠→大沢山→三頭大滝→檜原都民の森駐車場
鞘口峠を目指しますが、
先に森林館を少し覗いてみようと思っているので、
こちらの右側の道を進んでいきます。
森林館です。
森林館では近隣の山の立体フィギアがあったので、
じっくり見たかったのですが、
時間があまりなかったので、
今回はあまり見ませんでした。
道標があります。
こちらからでも
三頭大滝を経由したルートを選択できます。
このような道標も出てきます。
炭焼窯・里山休憩小屋方面の
里山の路・鞘口峠経由の三頭山の方向に進んでいきます。
初めて檜原都民の森に来た人は少し迷われるかもしれませんが、
このようなルートの多さが檜原都民の森の魅力でもあります。
檜原都民の森では他にもこのようなルートは多くあり、
単純なルートだけではありません。
炭焼窯です。
写真正面に見えるのが里山休憩小屋です。
こちらからのツガの路、ブナの路は
現在通行止めです。
鞘口峠へ向かいます。
檜原都民の森では、
このような看板に標高が示されています。
登ってきている感を感じられていいですね。
駐車場の標高が約1,000mですので、
駐車場からはおおよそ100m登ってきたということですね。
檜原都民の森では結構大樹を見ることができます。
自分は山登りをして大樹を見ることが好きなので、
結構嬉しいですね。
鞘口峠の手前にこのようなスペースがあります。
座れる場所もあるので一息つくには良いでしょう。
鞘口峠に到着です。
鞘口峠は三頭山だけではなく、
他の山などに行くことができる分岐点でもあります。
御前山や月夜見山へ行くには右方面になります。
しかし奥多摩湖、山のふるさと村方面の路は
通行止めになっています。
鞘口峠から三頭山山頂方面に進んでいくと、
このような分岐があります。
左側の道が三頭山登山推奨路となっているそうです。
今回は右側の路で三頭山山頂を目指します。
標高1,200m地点です。
このような標高表示は、
登る張り合いにもなりますし、
時計の標高を確認する上でも
とても便利です。
先ほどの分岐地点からの合流点の道標です。
見晴し小屋です。
見晴し小屋は座るスペースなどもあり、
くつろげる空間になっています。
見晴し小屋というだけあって、
小屋は気持ちの良い高台になっていて、
風景も素晴らしいです。
次はいよいよ三頭山山頂方面に向かいます。
途中で野鳥観察小屋へいける分岐を通ります。
ブナの路の標高1,400m地点です。
三頭山東峰の道標が出てきました。
三頭山という名前の由来は、
3つの頂上があるので三頭山というそうです。
三頭山は次の3つの峰から成り立っています。
- 西峰 標高:1,527m
- 中央峰 標高:1,531m
- 東峰 標高:1,528m 三角点、標柱あり
おおよそ同じ標高の3つの峰で三頭山なんですね。
東峰展望台の道標が出てきました。
三頭山各峰の図と巻き道の案内も出ています。
東峰展望台の入口です。
東峰展望台のスペースは
このようになっています。
曇り空ですが、
近隣の山々が見えます。
御前山は木に隠れてしまいましたが、
中央より少し左奥にある高い山が大岳山です。
人気アニメ鬼滅の刃の嘴平伊之助の出身地とされている山ですね。
写真では木の枝に隠れてしまっていますが、
御前山も見ることができます。
三頭山東峰の標柱です。
周りは木に覆われていて景色は見えません。
三頭山中央峰です。
3つある峰で一番高い標高の場所です。
近くにはテーブルとベンチがあります。
三頭山西峰に行く前に
御堂峠という分岐があります。
奥多摩湖方面に行くことができる道です。
三頭山西峰まではもう少しです。
三頭山西峰到着です。
三頭山は東峰、中央峰、西峰とありますが、
やはりメインはこちらの西峰になるのでしょうね。
三角点があるからでしょうか。
あいにくの曇り空で富士山見えませんでした。
天気が良ければ、富士山を始めとした山梨県の山々が見えます。
三頭山西峰からは鶴峠方面に向かうこともできます。
三頭山の良いところは、
多方面の縦走がしやすい点です。
もう少し歩きたい、足をのばしたいという人は
ルートを考えることが容易にできます。
今回自分は大沢山から三頭大滝を見るルートで帰りますので、
三頭大滝、西原峠方面へ進んでいきます。
途中で周辺案内図があります。
三頭山は分岐や多方面からのアクセスができる山なので、
進む方面は気をつけて選択していきましょう。
木の階段を下りていきます。
ムシカリ峠です。
こちらからも三頭大滝に行くことができますが、
大沢山(標高:1,482m)に行きたいので
三頭山避難小屋、西原峠方面に向かいます。
三頭山避難小屋です。
左側のドアがトイレになっています。
避難小屋に三頭山周辺案内図がありました。
三頭山周辺の山々やコースタイムが記載されているので、
とても見やすく参考になります。
三頭山避難小屋の標高は約1,433mです。
三頭山の登山口が約1,000mの標高なので、
この距離と時間でこの標高の高さにいられるのは、
嬉しいところです。
大沢山到着です。
曇りなので仕方ありませんが、
天気が良ければ絶景なのはわかります。
クリアな眺望は次の機会の楽しみにしておきます。
アングルはとても良いですよね。
深山の路を歩いていきます。
なんだか道標がいっぱいある場所です。
西原峠なのか、西原峠の手前なのか、
わからない感じですが、
三頭大滝方面は左方向に進みます。
このような道を進んでいきます。
少しあるきづらい道を歩いていきます。
川が出てきました。
小さい滝のような感じで
良い感じです。
いよいよ三頭大滝が近い感じですね。
こちらの川の風景は、
小さい滝や岩の間を流れる風景が見れますが、
印象としては岩に沿ったきれいな水の流れを
感じましたね。
トイレがあります。
この檜原都民の森や三頭山は、
とても山が整備されていて、
トイレなどの施設も本当に充実していますね。
休憩所も多くありますよね。
いよいよ三頭大滝です。
説明書きがあります。
滝見橋を進んでいきます。
こちらを渡っていくと滝が見えます。
落差33mとありましたが、
結構長い滝です。
見応えがあります。
上のほうから橋の下に至るまで落ちる滝は
結構壮観です。
三頭大滝を見終わって、
檜原都民の森の駐車場に向かいます。
ウッドチップの道がとても心地良いです。
三頭山は本当に多くの道や見るところがあります。
駐車場付近に近づいても
標高が高いので周りの風景はとてもきれいです。
森林館の裏側に出てきました。
最初に森林館を見学しなかった方は、
こちらから森林館に訪れることができます。
帰りはこのような木道のような道を
歩いて下っていきます。
木の階段を降りる途中、
森林館が上に見えます。
行きに来た道と合流しました。
あとは下っていけば駐車場です。
今回の三頭山の山行は以上です。
お疲れ様でした〜
奥多摩界隈の山で見かける山男のガチャ。
またありました〜
三頭山登山|見どころ
今回の山行の見どころは次の2点でした。
- 三頭山東峰展望台からの景色
- 三頭大滝
少し曇りがかっていますが、
大岳山がいいですね〜
次はもっとクリアに見たいですね。
次に三頭大滝です。
滝の長さがすごかったですね。
ぜひ見てみてほしいと思います。
三頭山は登山道に太い樹木なども多くあり、
都心からのアクセスは良いのですが、
自然が楽しめる場所になっていますね。
三頭山登山|今回使った地図
三頭山登山|感想
今回は大沢山を経由した周回コースでしたが、
実際に登ってみて改めて多くのルートやコースが
選べる山だと思いました。
案内にあるコースだけでもこれだけあります。
加えて三頭山西峰からは、
3つの方面に向かうことができます。
- 鶴峠方面
- ヌカザス山方面(奥多摩湖)
- 槇寄山方面(大沢山経由)
長く歩くことを想定すれば周回もできますし、
車意外で登山をする人は多方面に歩くことができます。
鞘口峠から風張峠を経て御前山を目指すこもできます。
今回の山行では、
奥多摩という地域を楽しむうえでも
三頭山は起点としてバリエーションの高い山だと感じました。