こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は日本百名山の天城山に登ってきました。
実際に天城山を登ってきたことをブログに書いていますので、
天城山にマイカーで訪れる場合の駐車場や登山口、
登山ルートなどを紹介しています。
これから天城山登山を計画している人の参考になれば嬉しいです。
目次(クリックするとジャンプできます)
天城山とは
天城山は静岡県の伊豆半島にある山であり、
天城山というのは連山の総称になっています。
天城山脈、天城連山とも呼ばれており、
万三郎岳、万二郎岳、遠笠山などから構成されています。
標高は1,406m(万三郎岳)であり、
あまり高くない山ですが、
冬季には積雪がある場合もあるので、
冬季登山にはアイゼンが必要になる場合もある山です。
天城山は登山初心者にもおすすめの山
天城山は日本百名山に選ばれれている山ですが、
登山初心者の人やキツイ登山は苦手という人にもおすすめの山です。
初心者の方におすすめの理由は次の通りです。
- 歩行距離が短い(周回ルートで約7.8km)
- 標高差をあまり登らない
- 標準コースタイムは約5時間弱
- 危険箇所や難所が少ない
体力的な問題としては
天城山は歩行距離や標高差の数値が低いのが特徴です。
ちなみに天城高原駐車場の標高は約1,051mであり、
万三郎岳の標高は1,405.6mです。
標準コースタイムも短く約5時間弱(休憩含まない)で
周回できます。
危険箇所や難所(岩場、鎖場、ハシゴなど)も少なく、
木の根などは若干多い印象です。
実際に天城山を実際に登ってきた登山概要で紹介していますので、
参考にしてみてください。
マイカーで訪れた場合の駐車場
天城山をマイカーで訪れる場合、
登山口の近くにハイカー専用の駐車場があります。
トイレも併設されており、
白線の引かれた区画のされた駐車場です。
天城縦走登山口(天城山の登山口)の近くにある
駐車場ですので
車からすぐに入山できます。
駐車場内にあるトイレこのような感じです。
水道も設置されていて良いですね。
- 住所:〒410-2513 静岡県伊豆市菅引638-83
- 駐車台数:約100台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 主要登山ルート:万三郎岳、万二郎岳周回 約4時間45分
万二郎岳往復 約2時間20分 - 備考:トイレ有り
天城高原ハイカー専用駐車場は、
県道111号線(遠笠山富戸線)から
駐車場に入ると
広い敷地の中に2箇所の駐車スペースがあります。
手前側の横にあるトイレの横の道を直進していくと
奥が駐車できるようになっています。
シーズンの4〜6月は混み合う可能性が高いので、
ハイカー専用臨時駐車場が設けられています。
臨時駐車場などの情報はこちらの
伊豆市の公式ホームページから確認しましょう。
天城山の基本情報・登山ルート・天気
天城山の基本的な情報や登山ルート、
天気などを紹介します。
- 所在地:静岡県伊豆市、伊東市、賀茂郡東伊豆町、
賀茂郡河津町 - エリア:伊豆半島
- 標 高:1,406m(万三郎岳)
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初級者向け
- 山行日:2023/7/22(土)
- 登山ルート:天城縦走登山口→四辻→万三郎岳→
万二郎岳→四辻→天城縦走登山口 - コースタイム:約8時間25分(5:00〜13:25)休憩含む
※標準コースタイムは4時間45分で
コース距離は7.8kmです。 - 歩行距離:約8.8km
- 天気:晴れ
- 備考:日本百名山
今回の天城山の登山ルート
今回は天城縦走登山口から
四辻を分岐として、
万三郎岳、万二郎岳を周回するルートです。
今回の天城山での天気
天城山山行中は
晴れの天候でしたが、
雲が多い空でしたね。
天城山登山|登山概要
天城高原ハイカー専用駐車場を出発です。
天城縦走登山口方面に歩いていきます。
車で訪れた人は、
車で来た道の方向(県道111号線)に進んでいくということですね。
このような案内があります。
シーズンなどは路上駐車をしてしまう車が
多いということですね。
道路向こうに見えるのが
天城縦走登山口です。
こちらの天城縦走登山口から入山していきます。
道標に万二郎岳としか掲示されていませんが、
四辻という分岐点から
万三郎岳を最初に行く周回ルートで
登山することもできます。
天城山縦走路の案内があります。
天城山縦走路は
こちらの天城縦走路登山口から天城峠までのようです。
約17kmという距離のようです。
天城シャクナゲコースの危険案内マップがあります。
では、歩いていきます。
歩きはじめてすぐに感じたのが、
天城山の登山道は結構自然のままにしているのではないか、
ということです。
万二郎岳、万三郎岳の道標が出ています。
岩がゴロゴロしている道を歩いていきます。
普段、奥秩父方面の登山が多いのですが、
天城山は樹木などの植生などが違う感じがしました。
広葉樹が多いせいでしょうか。
あまり樹木などには詳しくありませんが・・・
万二郎岳の掲示が出ていますが、
先にある四辻という場所が
分岐点の道になっています。
このような道を歩いていきます。
もう少しで四辻です。
登山道に岩が埋まっているような場所を
下っていきます。
もう少しで分岐の四辻です。
四辻に到着です。
どちらのルートでも万三郎岳に行くことができます。
天城縦走路を歩いていくなら、
四辻分岐点からは万二郎岳、万三郎岳と
歩いて行く形となります。
下の写真の黄色いルートが
天城縦走路です。
こちらの四辻の分岐では数人のハイカーの人と出会いましたが、
半々の割合ぐらいで双方のルートを選択している雰囲気でしたね。
今回の山行では涸沢分岐点を通過して
万三郎岳、万二郎岳と進む周回ルートですので、
道標を正面に見て左側に進んでいきます。
やっぱり道標がしっかり出ていると
安心感がありますね。
木の根が凄いです。
季節や時間、天候などにもよるのかもしれませんが、
天城山は虫が多い感じがしました。
こちらから万三郎岳は約2.8kmです。
ガレ場を歩いていきます。
登山道にピンクリボンがつけられています。
ピンクリボンがつけられているということは、
少しでも迷いやすい可能性があるということと
自分自身は思っています。
このあたりは
苔むした大きな岩が多くあります。
きっとこのあたりは
苔が生息するのに適した場所なのでしょう。
万三郎岳に行く途中の分岐点である
涸沢分岐点に到着です。
現在地の掲示がしてあります。
万三郎岳はもう少しです。
万三郎岳は約1.1kmほどですね。
八丁池という掲示も出てきました。
木漏れ日が良い感じです。
万三郎岳はあと0.6kmほどです。
岩の多い場所を通過していきます。
樹林帯を多く歩いてきましたが、
少し遠くが見える場所があります。
少し雲が多いですね。
いよいよもう少しで万三郎岳です。
手前に万三郎岳下分岐点があります。
万三郎岳下分岐点に到着です。
こちらの万三郎岳下分岐点は
万三郎岳、万二郎岳に行くルートと
八丁池、戸塚峠方面に行くルートの
分岐の場所です。
天城縦走路を歩いて天城峠方面を目指す人は、
八丁池、戸塚峠方面に進んでいきます。
今回は万三郎岳、万二郎岳の周回ルートですので、
道標通り進んでいきます。
雲が少し厚めですが、
近隣の山々がきれいに見えます。
万三郎岳山頂に到着です。
一等三角点が設置されています。
万三郎岳山頂は木々に囲まれている感じの場所で、
端にはベンチが設置されています。
17kmにも及ぶ天城縦走路の案内図があります。
天城シャクナゲコースの危険案内マップがあります。
危険案内マップを参考にして
気をつけて歩いていきましょう。
ベンチで少し休憩してから、
次は万二郎岳を目指して歩いていきます。
周回ルートですので、
天城高原ゴルフ場の掲示が出てきます。
こちらからだと距離は4.2kmほどのようです。
シャクナゲコースという名前がつけられているほどですから、
やはり5〜6月ほどが見頃のようですね。
そのときは天城山は多くの人が訪れるのでしょうね。
今回の天城山の登山道を歩いていて、
幾度となく感じるのが、
他の山とは樹木の感じが違うのではないか、
という点です。
そんなに背の高い木はない感じですが、
他の山とは植生している木々や植物などが違うのか、
とも思いました。
万二郎岳までは
あと約1.2kmほどです。
花楠立(はなだて)を通過していきます。
そんなに険しくもないですが、
このような場所を歩いていきます。
アセビのトンネルという場所を
歩いていきます。
このようなトンネル状の場所を歩きます。
このアセビのトンネルが結構長い距離があります。
馬の背です。
緑が鮮やかでとてもきれいです。
ここからの風景が
今回の天城山山行では
一番の景色でした。
雲がなければ違う山も見えていたのかもしれません。
万二郎岳に到着です。
万二郎岳の看板が破損していますね。
万三郎岳の山頂は周りが木々に覆われていますが、
万二郎岳山頂は展望があります。
緑と黄緑のコントラストが
とてもきれいですね。
四辻方面に歩いていきます。
箒木(ほうき)山方面の道標も出ていますが、
ロープが張られていて
あまり使われていない感じでしたね。
こちらの場所から
四辻までは約1.5kmです。
天城山はつくづく木などの植生が
他の山とは違うのかな、
と感じた山でしたね。
四辻に到着です。
万三郎岳、万二郎岳と歩いて
最初にきた四辻に戻って
周回して歩いてきました。
あとは駐車場のある天城高原ゴルフ場に戻るだけです。
今回の天城山山行は以上になります。
天城山登山|見どころ
今回の天城山山行での見どころは、
以下の3点です。
- 万二郎岳
- 馬の背付近の展望
- 天城山の樹木、植物などの植生
万三郎岳は木々に囲まれた山頂ですので、
眺望はあまりありませんが、
万二郎岳からの展望はきれいでしたね。
山名などはわかりませんが、
夏らしい山の感じでしたね。
馬の背あたりの展望も良かったですね。
最後に天城山の樹木、植物などの植生ですが、
今回の天城山山行で他の山とは少し雰囲気が違うと
感じたことです。
広葉樹が多いせいかもしれませんが、
登山道を歩いていると
虫なども多く独特な雰囲気があります。
このアセビのトンネルもそうですが、
天城山は背の低い木が多いイメージです。
場所や環境が変われば、
これだけ山の雰囲気が違うと感じましたね。
樹木や植物などの知識はありませんが、
興味を持たされたような気がしています。
天城山登山|今回使った地図
天城山登山|感想
天城山は日本百名山の山ではありますが、
自分の中では少し特殊な山だったのかな、
というのが印象です。
天城山からの展望という点では、
少し物足りない感じもしていますが、
山の植生などの雰囲気、天城縦走路など
登山道として伊豆半島という地域の
雰囲気を味わえる良い山だと感じています。
個人的には伊豆という地域は大好きな地域ですので、
今回の天城山山行を機に他のルート山行も
今後は考えても良いと思っています。