こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は山梨県笛吹市にある
大栃山(山梨百名山、標高:1,415m)を登ってきました。
大栃山登山では檜峯神社を目印として登山に訪れる人も多いと思いますが、
スタート地点である檜峯神社と合わせて今回の目的地である大栃山を
紹介していきたいと思います。
目次(クリックするとジャンプできます)
檜峯神社までのアクセス
大栃山や釈迦ヶ岳登山で
檜峯神社の駐車場を利用しようと考える人は多いと思います。
個人的にはGoogle Mapのナビゲーションで道案内をしていますが、
「檜峯神社」でルート案内をすると途中で車で行くには
困難な道となってしまいます。
Google Mapで次のような感じで表示されます。

県道36号線から加賀美アーチェリーという場所を
山方面に登っていくルートを案内されてしまいます。
檜峯神社へ正しくアクセスするには
大栃山(檜峯神社)の東側に位置する国道137号線からアクセスします。
遠方から来る方は「御宿農園 バイパス店」とGoogle Mapで検索すると
次の写真の場所が案内されます。
御宿農園バイパス店を道を挟んで反対側の側道を上っていきます。

ここからはGoogle Mapではなく、
地元の道標や看板を目印に進んでいくと良いでしょう。
このように御宿農園バイパス店から側道に入った場所に
檜峯神社の案内看板も出ています。

途中分岐の場所で
檜峯神社の方面がわからないところがありますが、
右上の坂を上っていきます。
途中に次のような看板も出ています。

この大栃山登山口のゲートまできたら、
あとは一本道です。
こちらの大栃山登山口のゲートを通過して道なりに進んでいくと
檜峯神社に到着することができます。

注意点としてこちらのゲートは開閉できるゲートですが、
ゲートを開くと自然と閉まっていってしまうので、
車で通過するときはゲートを鉄の棒で止めて通過しましょう。
鉄の棒(80cmぐらい)はゲートの右側あたりにあります。
大栃山登山|マイカーで訪れる場合の駐車場
大栃山登山では次の2つの駐車場がおすすめです。
- 檜峯神社駐車場
- 釈迦ヶ岳第三登山道登山口前の路肩駐車場
檜峯神社駐車場
檜峰神社の駐車場になります。

こちらの檜峯神社駐車場は
当日一台の駐車されていませんでした。
- 住所:〒406-0813 山梨県笛吹市御坂町上黒駒5118
- 駐車台数:約20台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:トイレあり
駐車場の敷地内にはトイレが設置されています。

釈迦ヶ岳第三登山道登山口前の路肩駐車場
釈迦ヶ岳第三登山道登山口の道を挟んで前にある路肩駐車場になります。

幅も奥行きもあるスペースなので安心感もある駐車場です。
- 住所:〒406-0813 山梨県笛吹市御坂町上黒駒
- 駐車台数:約5台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
こちらの釈迦ヶ岳第三登山道登山口の前にある駐車場は
今回の大栃山登山での駐車場として実際に利用した駐車場です。
大栃山登山|今回登ってきた登山ルート・天気
今回の大栃山の山行概要は次の通りです。
- 所在地:山梨県笛吹市
- エリア:御坂山地
- 標 高:1,415m
- 体力度:

- 難易度:

- おすすめ度:

- 登山レベル:初中級者向け
- 山行日:2024/10/11(日)
- 登山ルート:釈迦ヶ岳第三登山道登山口前駐車場→檜峯神社→鳶巣(トビス)峠→大栃山山頂→鳶巣(トビス)峠→檜峯神社→釈迦ヶ岳第三登山道登山口前駐車場
- コースタイム:約3時間50分(10:05〜13:55)休憩含む
※標準コースタイムは約2時間23分です - 歩行距離:約5.4km
- 天気:小雨
- 備考:山梨百名山
檜峯神社付近からのピストン(往復)山行です。

登山ルート
山と高原地図アプリではカバーされていない山ですが、
途中までの登山道までは表示されています。

標準コースタイム的には2時間半弱の山行ですので、
半日の時間で楽しめるルートです。
天気
小雨からの山行で山行中は小雨が降り続いていました。
強い雨でなければ、このような山行も良いと感じた山行でした。
大栃山登山|登山概要
釈迦ヶ岳第三登山道登山口の前にある路肩駐車場から出発です。

今回は釈迦ヶ岳には行きませんが、
こちらからルートは歩いたときがないので、
今度はこちらから歩いてみたいですね。

道を檜峰神社方面に上っていきます。

周辺は神社並木が立ち並んでいます。

大栃山、釈迦ヶ岳の道標が出ています。

こちらの檜峰神社の森はやまなしの森林100選に
選定されているようです。

みさか山歩きマップというものが掲示されています。

近隣の山やコースタイムも書かれていて、
とても見やすい地図です。
こちらは檜峯神社周辺の地図があります。

やはり現地の地図はわかりやすいですね。
こちらの看板がある場所はキャンプ場らしいです。
檜峯神社の駐車場はキャンプ場の上にあります。
釈迦ヶ岳へ向かうには、
さらに上に歩いていくようです。

今回の目的地は大栃山なので、
薬王水を通過して檜峯神社の近くの登山道から大栃山へ向かいます。

薬王水です。
水がなみなみと流れています。

檜峯神社の手前にトビス峠、大栃山の道標が出ています。

檜峯神社です。
檜峯神社はぜひ立ち寄りたい神社だったので、
下山後に参拝に行こうと思っています。

檜峯神社に面している道沿いの木がとても立派です。
先に進みます。

このように道の両脇に大栃山登山道、
釈迦ヶ岳登山道と書かれた標柱の道を歩いていきます。

立派な木が多いです。

他の山にも言えることですが、
寺社などと深い関わりのある山ほど
周辺の木々の樹齢が長い感じがします。
この日は周りも少し霧がかっていて、
スギの木も真っ直ぐに伸びていて
神域といった雰囲気です。

周りの木々が豊かという感じがします。

道標やピンクリボンは設置されていますが、
登山道が自然な感じがします。

幻想的な雰囲気です。

少し小雨の降る中の山行ですが、
小雨の山行も味がある感じです。

トビス峠まできました。

鳶巣(トビス)峠は神座山、釈迦ヶ岳、大栃山などの分岐点になっています。

分岐の道標に加えて八代方面、大口の道標も出ています。

八代方面の道は鳶巣峠から見た雰囲気からは
道が少し荒れている感じです。

こちらの八代方面、大口のルートはGoogle Mapで示すルートである
県道36号線からのルートと繋がっている様子です。
次のように山と高原地図のアプリでは
登山道ではない小道として掲示されています。

Google Mapで檜峯神社へのルートを検索すると、
こちらのルートを提示してしまったいるのだと思われます。
大栃山山頂方面に進んでいきます。

何かスゴイ木がありました。

先に進んでいきます。

相変わらず周りは霧だらけ。
幻想的な感じです。

開けたところに出てきましたが、
霧で近隣の山が少し見える程度です。

晴れていれば周りの展望が見えたのかもしれませんね。
工事をしているようです。

インフラ系の工事でしょうか?
たまに登山をしていると工事現場のような場所がありますが、
山なので機材や材料などの運搬が大変そうですね。
狭い登山道を歩きます。

ここから先は狭い登山道が続きます。
左側は多少展望がありそうな感じですが、
霧なので展望はわかりません。

大栃山山頂までは、
あと30分です。

良い感じの登山道です。

大栃山は立派な木が多い印象です。

大栃山山頂に到着です。

大栃山山頂は平らなスペースが広がっています。
標柱より奥側には山座同定盤が設置されています。

各方面、南アルプス、富士山、奥秩父の山が見えるようです。
山行前から予想していましたが、
山頂からの展望は皆無でした。

大栃山山頂からの展望は次回の楽しみにしたいと思います。

山頂からの眺望は見れませんでしたが、
檜峯神社のスタートから歩く道や雰囲気がとても良かったので
満足な山行となりました。
大栃山山頂から檜峯神社まで下山します。
下山途中にイケメンのカエルに遭遇しました。

この日はカエルを見ることが多く、2匹のカエルを見ましたが、
立派な感じのカエルでしたね。
山でカエルを見ることは結構ありますが、
カエルというと田園地帯に生息しているイメージがあり、
池を泳いでいたりする感じですが、
標高1,000m以上の場所でも結構見かけることがあります。

「ザ・カエル」といったカッコいいカエルでした。
一応、今回の大栃山山行の概要は以上になります。
最後にとても良かった檜峯神社の紹介をさせていただきます。
檜峯神社が素晴らしい神社でした
今回の大栃山山行と合わせて良かったのが檜峯神社です。
インターネット上の情報などでも
良いカキコミなども多かったので期待していましたが、
期待以上に良い神社でした。

今回は車で檜峯神社まで行きましたが、
大栃山登山口のゲートから檜峯神社までの道のり(神座山林道)なども、
とても良かったので、今度は歩いてみたいと感じました。
檜峯神社は1589年に建立されたようですが、
木造りの鳥居なども歴史を感じます。

檜峯神社の名前の通り、
周りは檜林に囲まれています。
野鳥のコノハズクの生息地としても知られているようです。

苔むした先に社殿があります。
とても絵になる雰囲気です。

標高1,090mの山間部に位置していて、
まさに神域ですね。

社殿の西側に天然記念物の大スギがあります。

すごく大きな大スギです。

こちらの大スギは山梨の巨樹、名木100選に選定されています。
自分が生まれるかなり前から生存していると思うと
尊い気持ちになります。

社殿の建屋の雰囲気がとても凛としていますね。

社殿の造形なども雰囲気があり見事なのですが、
自分が気になったのは木彫りの象の造形です。

象は日本には生息しない動物ですが、
日本に象という動物が伝えられている話しは耳にしたときがあります。
仏教では神の使いとしての動物ですので、
取り入れられているのかもしれませんね。
今回初めて檜峯神社に訪れましたが、
檜峯神社及び周辺の山域などは、
神域的な雰囲気が漂っていました。

周辺の山なども釈迦ヶ岳、神座山など
神様にまつわる山名などが多いことからも、
檜峯神社と合わせて周辺が神格化している感じがしました。
大栃山登山|見どころ
今回の山行では空模様が悪かったので、
展望などによる眺望がなかったのですが、
見どころとしては次のようなポイントがあげられます。
- 檜峯神社及び周辺
- 大栃山山頂からの展望
大栃山山頂手前の登山道からも近隣の山などが
眺望できそうなポイントがありましたが
今回は見れませんでした。
そして最後に訪れた檜峯神社及び周辺です。

檜峯神社と合わせて周辺の雰囲気は
素晴らしいものがあります。
大栃山や釈迦ヶ岳登山に訪れたらぜおすすめしたい神社ですね。
大栃山登山|今回使った地図
大栃山登山|感想
小雨の中の山行でしたが、檜峯神社及び周辺の雰囲気、登山道など
とても有意義な山行となりました。
小雨の中の山行のため展望や眺望といった面は残念でしたが、
今までには少しない雰囲気の登山が楽しめました。
たまに訪れてみたいという山域となりました。


