釈迦ヶ岳(山梨県、御坂山塊)登山|マイカーでの駐車場、登山口、登山ルートなどの紹介【山頂は360度大パノラマ】

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は山梨県笛吹市にある
御坂山塊の釈迦ヶ岳(標高:1,641m)に行ってきました。

御坂山塊の山は今までいくつか登ってきましたが、
今回の釈迦ヶ岳は初めての登頂になります。

まずは釈迦ヶ岳登山でのマイカーの駐車場からどうぞ。

釈迦ヶ岳登山|マイカーでの駐車場

釈迦ヶ岳登山口周辺には
釈迦ヶ岳の他に黒岳、新道峠FUJIYAMAツインテラスなどで
利用できる駐車場が数多くあります。

  • すずらん群生地駐車場
  • 登山者専用駐車場
  • 釈迦ヶ岳登山口付近の路肩駐車スペース

すずらん群生地駐車場

こちらのすずらん群生地駐車場は
名前の通りすずらん群生地が近くにある駐車場です。

すずらん群生地駐車場

駐車場にはすずらん群生地の看板と地図が掲示されています。

すずらん群生地

すずらん群生地駐車場は
FUJIYAMAツインテラスへのバスも運行されています
(現在、バスは冬期休業中)。

FUJIYAMAツインテラス

最近では駐車場横にウッドデッキが設置され、
「Lily Bell hutte」という食事やスイーツ、コーヒーなどが楽しめる施設もオープンしました。

Lily Bell hutte

Lily Bell hutte横にトイレが設置されています。

すずらん群生地駐車場
  • 住所:〒409-3701 山梨県笛吹市芦川
  • 駐車台数:約40台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

すずらん群生地駐車場は登山で利用することはもちろん、
FUJIYAMAツインテラスや食事など登山後も楽しめる充実感があります。

登山者専用駐車場

釈迦ヶ岳の他にも黒岳などの登山にも利用される駐車場です。

登山者専用駐車場

こちらの登山者専用駐車場のさらに奥にも駐車場があります。

登山者専用駐車場
  • 住所:〒409-3701 山梨県笛吹市芦川町上芦川
  • 駐車台数:約6台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

釈迦ヶ岳登山口付近の路肩駐車スペース

こちらは釈迦ヶ岳登山口より林道を100mほど下った場所にある
路肩スペースです。

釈迦ヶ岳登山口 駐車場

約3〜4台ほどのスペースがあります。

登山者専用駐車場
  • 住所:〒409-3701 山梨県笛吹市芦川町上芦川
  • 駐車台数:約3台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

釈迦ヶ岳登山|今回登ってきた登山ルート・天気

今回は釈迦ヶ岳登山口から周回して、
すずらん群生地付近の林道に下りてくるルートです。

釈迦ヶ岳
  • 所在地:山梨県笛吹市
  • エリア:御坂山地
  • 標 高:1,641m
  • 体力度:3 out of 5 stars
  • 難易度:2.5 out of 5 stars
  • おすすめ度:4 out of 5 stars
  • 登山レベル:中級者向け
  • 山行日:2025/1/2(木)
  • 登山ルート:路肩駐車場→釈迦ヶ岳登山口→釈迦ヶ岳山頂→府駒山→すずらん群生地駐車場→路肩駐車場
  • コースタイム:約5時間25分(10:25〜15:50)休憩含む
    ※標準コースタイムは約3時間44分です
  • 歩行距離:約6.4km
  • 天気:晴れ
  • 備考:山梨百名山
                                     

距離は周回で約6.4kmで、
比較的短い距離の山行になります。

登山ルート

釈迦ヶ岳周辺には良い山がたくさんあるので縦走も楽しそうですが、
今回の山行では周回ルートで歩いてきました。

釈迦ヶ岳 地図

天気

山行中は晴天に恵まれました。
空も青空で遠くの展望も素晴らしかったですね。

釈迦ヶ岳登山|登山概要

今回の釈迦ヶ岳登山では
釈迦ヶ岳登山口より少し下った場所にある
路肩スペースに駐車しました。

釈迦ヶ岳登山口

釈迦ヶ岳登山口は車の向きとは反対方面の約100mほど先にあります。

遠目からでも釈迦ヶ岳登山口は
看板が出ているのですぐにわかります。

釈迦ヶ岳登山口

このようにトレッキングコースとして
しっかりと登山口表示が掲示されていると安心感がありますね。

釈迦ヶ岳登山口

では、入山していきます。

落ち葉がありますが、
舗装された道を歩いていきます。

登山道

釈迦ヶ岳、檜峯神社という道標が出ています。

今回、檜峯神社は釈迦ヶ岳方面と反対方面のルートになるので行きません。

釈迦ヶ岳 檜峯神社

歩きやすい道を歩いていきます。

登山道

ピンクリボンが設置されています。

登山道 ピンクリボン

釈迦ヶ岳の道標が出ています。

こちらから約1時間ほどで山頂に行けるようです。

釈迦ヶ岳

登山道の感じからも、
この先はピンクリボンも目安に入れて
歩いていくことになります。

登山道

ちょっと不明瞭的な感じの道が出てきますが、
周辺を見回したり、ピンクリボンなどで歩いていけます。

登山道

登山を始める前はピンクリボンの存在すら知らなかったのですが、
山でのピンクリボンはありがたく思います。

登山道 ピンクリボン

ピンクリボンと合わせて道標なども
ありがたく感じるものです。
「正しい道を歩いているのだと」

釈迦ヶ岳 道標

良い配置でピンクリボンがあります。

ピンクリボンが無ければ道がわかりづらそうです。

登山道 ピンクリボン

釈迦ヶ岳の今回のルートでは
結構の数のピンクリボンが設置されています。

今まで自分が登山した中で
一番のピンクリボンの数かもしれません。

登山道 ピンクリボン

開けた場所では登山道がわかりづらいので、
ピンクリボンと合わせて踏み跡なども気にしながら歩いていきます。

登山道 ピンクリボン

本当にピンクリボンで助かっています。
ピンクリボンが無ければ登れていませんね。

登山道

分岐(コル)まできました。

道標が少し見づらくなっていますが、
上芦川から登ってきて
左が神座山、右が釈迦ヶ岳です。

分岐 道標

右の釈迦ヶ岳方面に進んでいきます。

釈迦ヶ岳 道標

途中で檜峯神社の道標が出ています。

檜峯神社は有名な神社なのでしょうか?

檜峯神社

また道標が出てきました。

少し字が薄くなっていますが、
釈迦ヶ岳までは約30分とあります。

檜峯神社 道標

今回の山行ルートでは登山道から少し北側に出てみると、
このような景色が広がっているところが複数あるようです。

八ヶ岳

右手前に奥秩父山塊、奥に八ヶ岳が見えます。

左側には南アルプスがきれいに見えます。

南アルプス

さすがに北アルプスは少し見づらいですね。

山頂に向けて進んでいきます。

結構な岩場です。

登山道 岩場

釈迦ヶ岳の道標があります。

釈迦ヶ岳 道標

岩場の登山道に太いロープが張られています。

登山道 ロープ

釈迦ヶ岳のルートでは鎖よりロープが多いようです。

富士山が少し頭を出して見えます。

富士山

御坂の山塊の山も結構標高が高いので、
このような富士山の見え方になるのでしょうね。

先程とは違う場所から、
南アルプスが見えます。

南アルプス

南アルプスで、
この距離感の晴天は久々な感じがします。

右側の奥秩父の山塊は大きな山塊ですが、
遠く奥側にそびえる八ヶ岳は一つの山のようですね。

八ヶ岳

また釈迦ヶ岳の道標があります。

釈迦ヶ岳 道標

山梨百名山はいくつか登っていますが、
「山梨百名山」と書かれた道標は少し珍しい感じがします。

標高が上がると展望も違って見えるのが
登山や写真の面白いところですね。

富士山

南アルプスでは、
おおよそ標高の高い山に比較的多くの雪がついている感じですね。

南アルプスの展望がある山に登った際に結構目につくのが
日本百名山の「悪沢岳」です。

南アルプス

個人的にですが登山アプリで山座同定をすることが多いのですが、
アプリで調べてみると「悪沢岳」が多いですね。

まだ悪沢岳は登ったときがないのですが、
このような山は登りにいかないとダメですね。

岩場の急登を登っていきます。

岩場 急登

標高を上げて、さらに富士山が見えてきました。
釈迦ヶ岳の今回のルートは標高によって
富士山、八ヶ岳、奥秩父、南アルプスなどの展望が楽しめるので、
とても展望するのが楽しいです。

富士山

北岳あたりは白く雪がついていますが、
甲斐駒ヶ岳はあまり雪がついていませんね。

北岳 甲斐駒ヶ岳

釈迦ヶ岳がこんなに展望良いとは知りませんでした。

釈迦ヶ岳 道標

岩が多いですね。

岩場

山頂に近づくと岩場が多くなるのは
どの山も共通のようですね。

釈迦ヶ岳山頂に到着しました。

釈迦ヶ岳山頂はまさに360度の大パノラマが広がっています。

釈迦ヶ岳 山頂

少し低い位置にある山座同定盤ですので、
少し汚れていますが、
山座同定盤を見ていて楽しいぐらいの大展望です。

山座同定盤

登りで少しづつ頭を出してきた富士山も
釈迦ヶ岳山頂では裾あたりまで見えます。

富士山

富士山が少しづつ見えてきて、
このように富士山を見えることに何か感動します。

南から北に伸びる南アルプスも幅広く見ることができます。

南アルプス

八ヶ岳もきれいに見えています。

甲府市街 八ヶ岳

このように遠くから眺望すると見える山に登りたくなりますよね。

そうそうたる奥秩父の山々が見えます。

奥秩父山塊

瑞牆山、金峰山、甲武信ヶ岳、奥秩父最高峰である北奥千丈岳まで
奥秩父オールスターが見えます。

大菩薩嶺、雲取山も見えます。

奥秩父山塊

これだけ360度パノラマで見えると楽しいですね。

山によってはパノラマといっても
木々の成長や遮られるものなどによって
展望が良くない場所もありますが、
釈迦ヶ岳山頂の大展望は絶対におすすめですね。

夫婦地蔵

釈迦ヶ岳山頂の展望を満喫して休憩したところで、
府駒山方面から車を駐車した林道沿いに出れるように
下山していきます。

登ってきた道と反対側に府駒山方面の登山道があります。

登山道


やはり釈迦ヶ岳直下の道は少し険しいようです。

ロープが張られた道を下っていきます。

登山道 岩場

今回のような周回ルートの場合に
下っていきながら、登りならば難易度が高いか、
などを想像しならが歩きますが、
やはり山頂付近からある程度は傾斜がきついようです。

登山道 岩場

府駒山に到着です。

日向坂峠(どんべえ峠)方面に歩いていきます。

府駒山

府駒山からは木々で囲まれていて展望は難しいですね。

府駒山

気持ち良い道を歩いていきます。

登山道

大月市にある本社ヶ丸が見えます。

右側には御巣鷹山があります。

本社ヶ丸

今は冬で木々は葉をつけていませんが、
春夏などは葉もついて全く違う景色になるのでしょうね。

登山道

分岐地点まできました。

こちらの分岐をすずらん群生地方面に進みます。

分岐 道標

道を下っていきます。

登山道

舗装された林道まで出てきました。

すずらん群生地方面は左に進んでいきます。

舗装道

すずらん群生地駐車場に隣接している
FUJIYAMAツインテラスのバス停留所まできました。

すずらん群生地駐車場

FUJIYAMAツインテラスは
こちらのすずらん群生地駐車場から
約3km、徒歩で約50分ほどかかるようです。

FUJIYAMAツインテラス

あしがわハイキングコース案内板が掲示されています。

あしがわハイキングコース案内板

富士山をメインとした眺望と
甲斐の眺望が良いコースが
見やすい感じで書かれています。

近くにトイレが設置されています。

トイレ

こちらのトイレはシャトルバス運行中は24時間利用できるのですが、
冬期は利用することができません。

Lily Bell hutteは最近オープンしたのですが、
まだ来たときがありません。

Lily Bell hutte

こちらの場所はもともと近くにある
すずらん群生地の駐車場です。

すずらん群生地の案内板が掲示されています。

すずらん群生地案内板

一周約40分ほどで周回できるようなので、
良い運動にもなりそうですね。

この周辺は駐車場に加えてLily Bell hutteという商業施設や
FUJIYAMAツインテラス、すずらん群生地など、
登山と合わせた楽しめるようになっています。

今度、シーズンと時期を考慮して訪れてみたいですね。

車が駐車してある釈迦ヶ岳登山口方面に向かいます。

こちらにもトイレが設置されています。

こちらのトイレも利用期間は5〜10月となっています。

トイレ

途中で登山者用駐車場の横を通過していきます。

周辺には多くの駐車場があるので、
マイカーで訪れる人は安心感がありますね。

登山者用駐車場

だいぶ日が傾いてきました。

舗装道

釈迦ヶ岳登山口近くの路肩駐車スペースまで戻ってきました。

釈迦ヶ岳登山口 路肩

今回の釈迦ヶ岳山行は以上になります。

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釈迦ヶ岳登山|見どころ

今回の釈迦ヶ岳山行の見どころといえば、
やはり山頂からの360度大パノラマ展望ですね。

釈迦ヶ岳 山頂

完璧な360度見えるパノラマ展望です。

御坂の山といえば富士山の眺望のイメージが高いのですが、
西から北、東に広がる展望も最高でした。

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釈迦ヶ岳登山|感想

御坂の山はいくつか登ったときがあるのですが、
今回は初めての釈迦ヶ岳、最高の展望の山でした。

釈迦ヶ岳山頂の展望に限らず、途中のルートでも展望を楽しめるので、
山行中も楽しく登ることができました。

御坂の山というと富士山の展望というイメージが強い山塊ですが、
釈迦ヶ岳のように幅広い山域の展望があることを知った山行でした。

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