こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は燕岳に行ってきました。
燕岳というと北アルプスの女王と呼ばれるほど
山容が美しい山となります。
他のハイカーの人たちが
「燕岳Tシャツ」を多く着用している光景をよく目にします。
それだけ人気の山になります。
今回は実際に車で燕岳登山口まで訪れて、
燕岳を登ってきました。
これから燕岳登山する人にとって
参考になる記事になれば幸いです。
目次(クリックするとジャンプできます)
燕岳登山|車で訪れる場合の駐車場
燕岳登山では安曇野市の運営する3つの無料駐車場を
利用することができます。
- 安曇野市営第1駐車場
- 安曇野市営第2駐車場
- 安曇野市営第3駐車場
燕岳はとても人気の山であり、
表銀縦走路の起点でもある場所なので、
多くのハイカーからも利用されます。
日帰りのハイカーだけでなく、
宿泊(小屋、テント)のハイカーが利用する駐車場でもあるので、
マイカーで訪れる人は、
なるべく安曇野市営駐車できるようにしましょう。
安曇野市営第1駐車場
安曇野市営第1駐車場と第2駐車場は比較的に近距離にあり、
登山口からも近い駐車場です。
![安曇野市営第1駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050400.jpg)
第1か第2に駐車できれば登山口まで6分ほどです。
- 住所:〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明
- 駐車台数:約65台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:燕岳登山口まで450m(徒歩約6分)
安曇野市営第2駐車場
中房登山口駐車場とも掲示されている駐車場です。
すぐ近くに安曇野市営第1駐車場があります。
![安曇野市営第2駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050398.jpg)
- 住所:〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明
- 駐車台数:約45台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:燕岳登山口まで400m(徒歩約6分)
安曇野市営第3駐車場
今回、実際の山行で利用した駐車場です。
夜中2時頃で、
こちらの第3駐車場に係員の人に案内されました。
シーズン中の北アルプスの駐車場は
それだけ人気があります。
![安曇野市営第3駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050395-1.jpg)
夜中2時頃でも
駐車場の半数以上はすでに駐車されていました。
- 住所:〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明
- 駐車台数:約30台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:燕岳登山口まで800m(徒歩約12分)
仮設トイレあり
燕岳じたいも人気がありますが、
燕岳は表銀座縦走路の起点の地であり、
宿泊で登山に訪れる人も多くいます。
時期や時間などを考慮して、
安心して車を駐車するようにしましょう。
- シーズン中はなるべく早い駐車場到着が無難
- テントや小屋泊まりなど宿泊するハイカーの車もある
- 宿泊登山の場合はなるべく慎重な駐車場確保をする
今回行ってきた燕岳登山|登山ルート・天気
- 所在地:長野県大町市、安曇野市
- エリア:飛騨山脈(常念山脈)
- 標 高:2,762.85m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:中級者向け
- 山行日:2023/8/26(土)
- 登山ルート:→
- コースタイム:約12時間20分(4:55〜17:15)休憩含む
※標準コースタイムは8時間05分です。 - 歩行距離:約12.0km
- 天気:晴れ
- 備考:日本二百名山、新日本百名山
今回の燕岳の登山ルート
今回は合戦尾根を利用した燕岳ピストン山行です。
![燕岳 地図](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/08/Screenshot_20230826_171256_jp.co_.mapple.yamahodai.jpg)
今回の燕岳での天気
雲が多く流れも早い天候でした。
12時間以上の長い山行になりましたが、
雨には降られませんでした。
燕岳登山|登山概要
安曇野市営第3駐車場を出発です。
![安曇野市営第3駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050392.jpg)
夜中2時頃に到着したのですが、
県道327号線にいた係員さんに第3駐車場に案内されました。
夜中2時の時点で第1、第2の駐車場は満車ということですね。
北アルプスは人気の山域ですので、
マイカーで訪れる場合は心して駐車場を確保しないといけませんね。
安曇野市営第3駐車場から県道327号線に出て
燕岳登山口方面に向かいます。
![安曇野市営第3駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050394.jpg)
こちらから15分弱(距離0.8km)で燕岳登山口にいけます。
第3駐車場でも1km弱で登山口に行けるのですから、
マイカーで訪れる人は恵まれた山ではありますね。
舗装道を歩いていって、
途中安曇野市営第1、第2駐車場を
通り過ぎていきます。
![舗装道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050401.jpg)
登山口に温泉があるなんて
最高のロケーションですね。
![中房温泉](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050402-2.jpg)
登山ポストはこちらに設置されていますので、
投函していきましょう。
![中房温泉登山相談所](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050404.jpg)
日帰り温泉で利用できる駐車場があります。
![日帰り温泉 湯原の湯](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050405.jpg)
下山後に荷物を車において
車でこちらまで来るのも良いですね。
すでに登山口前は結構人がいます。
![登山口](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050406.jpg)
登山口に到着です。
正式には中房登山口って言うんですね。
![中房登山口](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050407.jpg)
前の建屋が中房温泉です。
こちらがトイレです。
![トイレ](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050409.jpg)
では、トイレもすませて入山していきます。
![燕岳 登山道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050411.jpg)
すぐに水場があります。
![水場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050413.jpg)
寄りませんでしたが、
水場はあるにこしたことはありませんね。
第一ベンチです。
ベンチがあり休憩できるようになっています。
![第一ベンチ](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050415.jpg)
燕岳の登山道では
第1〜3、富士見ベンチなどがあり、
良い間隔でベンチが設置されています。
燕岳の登山道はとても整備されている感じで、
とても歩きやすいですね。
こちらが第二ベンチです。
![登山道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050421.jpg)
青空で近隣の山々がとても鮮やかに見えます。
![景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050425.jpg)
第三ベンチです。
距離的にはおおよそ半分の地点になりますね。
![第三ベンチ](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050426.jpg)
次のベンチは富士見ベンチですね。
![登山道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050430.jpg)
富士見ベンチです。
![富士見ベンチ](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050597.jpg)
多くの人が座れるようになっています。
![富士見ベンチ](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050598.jpg)
富士見ということから富士山が見えるようですが、
富士山を見ることはできませんでした。
このような場所を歩いていきます。
![登山道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050432.jpg)
岩場を歩いていきます。
なんか流線型の岩が多いですね。
![登山道 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050434.jpg)
合戦小屋までもう少しです。
![合戦小屋](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050435.jpg)
大きい岩が多くなってきました。
![登山道 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050436.jpg)
いよいよ合戦小屋ですね。
![合戦小屋](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050438.jpg)
合戦小屋に到着です。
![合戦小屋](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050441.jpg)
多くの人で賑わっています。
![合戦小屋](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050442.jpg)
合戦小屋といえばスイカが有名ですが、
多くの人がスイカを食べていました。
合戦小屋の地名の由来が掲示されています。
![合戦小屋 地名 由来](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050443.jpg)
燕岳山頂目指して進んでいきます。
![燕山荘 道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050445.jpg)
空は青空と雲が相まっています。
![青空 雲](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050446.jpg)
途中、ベンチのある場所を通過します。
![燕岳 道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050449.jpg)
山頂までの距離が2km付近になると、
近い感覚が出てきますね。
![ベンチ](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050448.jpg)
ちょっと雲が山にかかってきていますね。
青空は見えるのですが・・・
![展望 雲](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050452.jpg)
岩が多い場所を通っていきます。
![登山道 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050455.jpg)
空がすっかり白くなってしまいました。
![登山道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050458-1.jpg)
鎖が張られている場所を通ります。
![鎖場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050460.jpg)
多くの人が登っています。
![登山道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050469.jpg)
燕山荘まではもう少しです。
![登山道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050471.jpg)
たまに雲が晴れるとこの風景が出てきます。
絶景ですね。
![山 風景](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050472.jpg)
分岐の道標に到着です。
![分岐 道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050474.jpg)
左は燕山荘、右が燕岳山頂方面です。
燕山荘のほうに行ってみます。
雲の流れが早く風景の変化が早いです。
![山 風景](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050477.jpg)
大きい道標がありますが、
いわゆる表銀座縦走コースですね。
![表銀座縦走コース](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050475.jpg)
燕山荘です。
近くにテント場がありますが、
30張りほどしか設営できないため
予約するのが大変のようです。
![燕山荘](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050479.jpg)
テントが張られています。
![燕山荘 テント](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050578.jpg)
北アルプスを代表するような山の
縦走路ですから人気ありますよね。
![槍ヶ岳 道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050482.jpg)
では、次は反対方面の燕岳山頂を目指します。
白砂の道を歩いていきます。
![登山道 白砂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050487.jpg)
燕岳はこちらから約1.0kmです。
![燕岳 道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050493.jpg)
登山道あたりも霧に覆われてきてしまいました。
![登山道 霧](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050497.jpg)
イルカ岩です。
口のあたりや体の曲線など
自然にできたわりには
イルカの特徴をよくとらえていますね。
![イルカ 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050500.jpg)
白砂にもイルカが映えますね。
鋭角な岩が目を惹きつけます。
![燕岳 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050502.jpg)
周辺の霧が少し晴れてきました。
本当に刺さりそうな岩です。
![燕岳 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050511.jpg)
一体、どのようにしてこのような岩ができたのか?
すごく不思議です。
![燕岳 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050514.jpg)
高山植物の緑と白砂のコントラストが美しいです。
![燕岳 白砂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050522.jpg)
メガネ岩です。
![メガネ岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050526.jpg)
北燕岳への分岐の道標があります。
![燕岳 道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050530.jpg)
こちらの岩の上が山頂です。
![燕岳 岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050533.jpg)
燕岳山頂に到着です。
![燕岳 山頂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050535.jpg)
燕岳山頂からの景色は、
雲が多く時折、山々の風景が見えてきます。
時折見える風景が際立って綺麗です。
![燕岳 山頂 景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050544.jpg)
絶景が手に届くような感じです。
![燕岳](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2023/10/R0050547.jpg)
雲の動きがとても早かったので、
雲が離れるのを待ってカメラで撮影するのに、
山頂に長いこと滞在していました。
下山はピストンでそのまま燕山荘に戻り、
合戦小屋を通過して帰りました。
今回の燕岳山行は以上になります。
燕岳登山|見どころ
燕山荘までの道のりで
槍ヶ岳が見える場所などもあったのですが、
今回の燕岳山荘で印象に残った見どころは
次の通りです。
- 燕山荘周辺からの展望
- 燕岳の奇岩群の数々
- 燕岳山頂からの展望
燕山荘から燕岳山頂までの道のりが
とても印象に残りました。
雲や霧が多い天候でしたが、
白砂と奇岩、緑のコントラストがとても美しく、
まさに北アルプスの女王と呼ばれるにふさわしい山容でした。
燕岳登山|今回使った地図
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
燕岳登山|感想
今回の燕岳を登ってみて感じたのが、
やはり北アルプスは別格だと思いましたね。
北アルプスを登山して登山にハマる人は多いようですが、
その気持ちがわかる登山でした。
コロナ禍もあけて
特に北アルプスに訪れる人が多くなった感じもしますが、
今後も北アルプスを訪れていきたいと感じましたね。