こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は山梨県の竜ヶ岳に行ってきました。
竜ヶ岳といえば本栖湖の近くにある山であり、
ダイヤモンド富士(見頃:12/下旬〜1/上旬)が有名な場所です。
ダイヤモンド富士の見頃と年末年始が重なるので、
登山者と観光者の混雑が予想されますが、
一度は見ておくのも良いでしょう。
竜ヶ岳の登山コースは、
本栖湖を起点とした周回コースと
他の山への縦走などをする縦走コースがあります。
初心者から山を登りなれた人でも楽しめる山になっています。
今回は竜ヶ岳を登山する場合の駐車場や登山コースなどを
紹介しています。
あなたの今後の登山計画の参考になれば幸いです。
- 所在地:山梨県南巨摩郡身延町、南都留郡富士河口湖町
静岡県富士宮市 - エリア:富士箱根伊豆国立公園(特別地域の指定)
- 標 高:1,485m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:中級者向け
- 登山ルート:
- コースタイム:約5時間30分
- 歩行距離:測定なし
- 備考:山梨百名山
目次(クリックするとジャンプできます)
竜ヶ岳は複数の登山コースを楽しめる
竜ヶ岳は竜ヶ岳を中心として、
しっかり周回コースを周れるコースになっているので、
マイカーで登山をする人にもおすすめの山です。
ピストンでも充分に楽しめる山でもあり、
雨ヶ岳や毛無山への縦走などもできるので、
初心者から幅広い層の人が楽しめる山になっています。
竜ヶ岳は主に次の登山コースを選択して、
登山を楽しむことができます。
- 石仏コース
- 端足峠コース
- 雨ヶ岳、毛無山縦走コース
石仏コース(周回)
竜ヶ岳登山者用駐車場(本栖湖キャンプ場駐車場併設)を
利用すると便利な登山コースです。
竜ヶ岳登山者用駐車場から反時計回りに周回していくルートです。
竜ヶ岳登山者用駐車場→石仏(見晴台)→竜ヶ岳頂上→
端足峠→端足峠入り口→本栖湖湖畔→竜ヶ岳登山者用駐車場
端足峠コース(周回)
端足峠コースは浩庵テント村駐車場からのアクセスが便利な
登山コースです。
浩庵テント村駐車場から端足峠を目指して
時計回りに周回していくコースになります。
浩庵テント村駐車場→端足峠→竜ヶ岳頂上→
石仏(見晴台)→本栖湖湖畔→浩庵テント村駐車場
雨ヶ岳、毛無山縦走コース
石仏コースや端足峠コースに合わせて、
雨ヶ岳や毛無山へ縦走するコースです。
雨ヶ岳は端足峠から往復2時間ほどのコースになります。
毛無山は雨ヶ岳からさらに往復4時間ほどのコースになるので、
時間には余裕を持って行動しましょう。
竜ヶ岳登山|マイカー利用の場合の駐車場
竜ヶ岳登山では複数の無料駐車場を利用することができます。
竜ヶ岳登山者用駐車場(無料)
本栖湖キャンプ場と併設されている駐車場を
利用することができます。
このように駐車スペースは広々としています。
観光地の駐車場ですので、
シーズンは人も多いですし、
オフシーズンは少なくなります。
浩庵テント村駐車場(無料)
奥側が浩庵テント村になっていますが、
手前のスペースが無料駐車場になっています。
浩庵テント村場内は有料(500円/日)になっています。
この駐車場の目の前は本栖湖になっています。
本栖湖と近隣の山々が見ることができますので、
立ち寄ってみるのも良いでしょう。
竜ヶ岳登山|目的とコース・天気
- 日程:2022/7/23
- 時間:11:30〜17:00(休憩含む)
- 天気:晴れのち曇り
- 歩行距離:測定なし
竜ヶ岳登山の目的
西湖付近の御坂山塊は数回登ったときがありますが、
本栖湖付近の山は初めての山行になります。
基本的に未開の地を歩きたいというのが、
自分の登山目的でもあるので、
今回は初めての竜ヶ岳に挑戦してきました。
竜ヶ岳登山のコース
反時計周りの周回コースになります。
浩庵テント村駐車場→端足峠入口→端足峠→
竜ヶ岳山頂→石仏(見晴台)→登山口→
県道709号線(本栖湖畔線)→浩庵テント村駐車場
竜ヶ岳登山での天気
今回の竜ヶ岳の山行では晴れのち曇りという山行でした。
景色という点では、
やはり冬場のほうが有利ですが、
朝早めのほうが良い景色が見れるのかもしれません。
最近の自分の山行では、
少し遅めのスタート(今回は11:30)になっているので、
余計に雲が多い傾向にあるのかとも考えています。
なにはともあれ、
天気は登山では重要な要素ですので、
天気予報は事前にチェックしていきましょう。
竜ヶ岳登山|登山概要
駐車場は浩庵テント村の横の駐車場を利用します。
このようにとなりの敷地は浩庵テント村になっています。
浩庵テント村から竜ヶ岳や端足峠に行けるようですが、
県道709号線(本栖湖畔線)沿いに登山口があったので、
そちらから入山することにしました。
浩庵テント村の横の駐車場から
県道709号線(本栖湖畔線)を
こちらの方面に歩いていきます。
ゲートを通過していきます。
こちらのゲートは冬季閉鎖のためのゲートのようですね。
少し歩いていくと登山口が出てきます。
こちらから入山していきます。
登り始めるとすぐに
このような道標が出てきます。
雨ヶ岳や毛無山の道標ですね。
雨ヶ岳や毛無山は端足峠から行くことができますが、
今度ぜひ挑戦してみたいものです。
分岐が出てきます。
県道本栖湖畔線から登って来ましたので、
左が本栖湖畔道で右が端足峠や竜ヶ岳方面です。
端足峠、竜ヶ岳方面に進んでいきます。
登り始めてすぐの段階で
少し道がわかりづらい場所がありますが、
木に表示されている目印を目標にしていけば
正しい道を歩くことができます。
途中、木々の間から本栖湖が見えます。
開けた場所で本栖湖が見える場所はありませんが、
本栖湖が見えることで安心感もありますし、
何より癒やされます。
端足峠到着です。
今回は竜ヶ岳を目指しますが、
このあたりの山塊は絶景ビューポイントが多いので、
雨ヶ岳や毛無山へは今度行ってみたいですね。
本当ならば富士山が見える場所ですが、
今日は雲で隠れてしまっています。
この竜ヶ岳では笹が多くあります。
竜ヶ岳の中腹あたりから山頂付近まで
笹が多くあるところを歩いていきます。
笹は高いところで120〜130センチほどの高さの場所もあって、
笹で足元が見えない場所も歩いていきます。
僕は半袖を着ていたので、
笹の葉と皮膚が触れ合うことが多く少し痒くなってきましたが、
皮膚が敏感な人は長袖を着用したり、
なるべく笹の葉と肌が触れないようにすると良いでしょう。
竜ヶ岳頂上付近になると
このような景色になってきます。
「竜ヶ岳」という名前をインターネットで検索してみると
他の地域にも竜ヶ岳という名前の山がありますが、
この山梨県の竜ヶ岳と風景が似ているように感じます。
山名と風景でなにか関係があるのでしょうか。
相変わらず笹がびっしりと生息しています。
山頂手前で周りを見渡せる景色があります。
空は青空ですが、
富士山は雲で覆われてしまっています。
竜ヶ岳山頂到着です。
山頂の南側の富士山はすっかり雲で隠れてしまいました。
北側の景色は雲が少なめです。
竜ヶ岳山頂はこのように広いスペースになっています。
ベンチも2箇所ほどあります。
山頂で少し休憩をして、
ここから石仏方面に進んでいきます。
竜ヶ岳は富士山はもちろんですが、
青木ヶ原樹海や御坂山塊、湖なども見えて
最高のロケーションが数多くあります。
南側も富士山の麓の集落が見えます。
道標が出てきます。
左折していくと湖畔登山口に行くルートになります。
自分は石仏ルートですので、
そのまま直進していきます。
相変わらず笹が多めの場所を歩きます。
この大きく広がる森が青木ヶ原の樹海です。
まさに海のような森ですね。
この広い樹海が見えるのは富士山、御坂山塊の山になります。
雲がなければ大きな富士山と樹海があって、
最高のロケーションです。
写真下のほうに石仏がある見晴台が見えます。
竜ヶ岳山頂から石仏のある見晴台までは、
このような道を歩いていきますが、
南側の壮大な景色を見ながら
石仏まで向かうことができます。
石仏と見晴台に到着です。
先程途中の登山道から見えたものは、
この見晴台です。
石仏は木で囲われていて屋根がついたところにあります。
こちらの見晴台からも雲がなければ
しっかりと富士山が見えるでしょう。
麓の集落もとても綺麗です。
見晴台の後方にあるのが竜ヶ岳です。
あそこから下りてきたんですね。
見晴台から本栖湖に向けて歩いていきます。
本当に樹海は見事ですね。
カエルがいました。
こちらの現在の標高は1,000m以上であって、
近くに水場もないのに生活できるんですね。
最近、標高1,000m以上の山でカエルを見ることが多いのですが、
里の池などに生息しているイメージのカエルを
このような山で見ることは本当に不思議です。
下山道で途中で開けた場所があり、
本栖湖を見ることができます。
多くのウインドサーフィンをしている人が見えます。
本栖湖付近まできました。
ヴィラ本栖コテージまできました。
あとは県道を歩いていきます。
本栖湖方面に向かって歩いていきます。
途中でこのような道標があります。
竜ヶ岳は駐車場もしっかりありますが、
このような道標も親切に設置してある
イメージです。
本栖湖付近にこのような表示看板がありますが、
自分が車を駐車した浩庵テント村は
「SUMIKA CANP FIELD」の方面です。
本栖湖に少し下りてみました。
たくさんの人が本栖湖で楽しんでいました。
本栖湖の良いところは、
人工物が目に入らないところです。
山も湖も自然を活かしていて
人の手を入れていない感じがします。
浩庵テント村方面に歩いていきます。
県道709号線(本栖湖畔線)を歩いていきますが、
こちらからの景色も素晴らしいです。
他の山などは電波塔などがありますが、
こちらの山塊は山の景観を損なうものがありません。
このような景観もこちらの山塊の魅力です。
本栖湖の湖畔沿いの県道709号線を通るとわかると思いますが、
本栖湖の湖畔沿いには駐車できるスペースが結構あります。
本栖湖の近くなので、
結構駐車されていますが、
空いていれば本栖湖のアクセスが近いスペースです。
石仏ルートからの登山口に近い駐車場ですが、
登山と合わせて本栖湖も楽しみたいということでしたら、
このような駐車場をりようするのも良いでしょう。
こちらがさきほどのSUMIKA CAMP FIELDです。
最近では本栖湖もキャンプで有名になってしまいましたよね。
富士五湖でキャンプといえば本栖湖みたいな感じでしょうか。
身延町に入ります。
本栖湖といえば富士五湖で一番西よりの湖ですが、
身延町の境にあるとは知りませんでした。
入山したときに入っていった端足峠の登山口を通ります。
浩庵テント村の駐車場までもう少しです。
浩庵テント村横の駐車場に到着です。
おつかれさまでした〜
自分が帰るころには、
駐車している車は僕だけでした〜
竜ヶ岳登山|見どころ
今回実際に行った山行では、
雲が多く富士山は見えませんでしたが、
竜ヶ岳の見どころは次の2点です。
- 南方面の大きい富士山
- 青木ヶ原の樹海
竜ヶ岳は立地が富士山から近いということもあり、
大きな富士山を展望することができます。
より大きい富士山を間近で見たいという人におすすめです。
青木ヶ原の樹海を車で通行したときがあっても、
このように青木ヶ原の樹海を俯瞰してみると、
樹海の大きさや奥深さを感じることができます。
このような深い樹海は他にはあまりないので、
見ておくことをおすすめします。
竜ヶ岳登山|今回使った地図
竜ヶ岳登山|感想
富士山は雲が多くて見れませんでしたが、
人工物が少ない景色や青木ヶ原の樹海など、
この山塊でした味わえない雰囲気を楽しむことができました。
今度、12月下旬から1月上旬が見頃のダイヤモンド富士を見てみたいですね