こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は山梨県の竜ヶ岳に行ってきました。
竜ヶ岳といえば本栖湖の近くにある山であり、
ダイヤモンド富士(見頃:12/下旬〜1/上旬)が有名な場所です。
ダイヤモンド富士の見頃と年末年始が重なるので、
登山者と観光者の混雑が予想されますが、
一度は見ておくのも良いでしょう。
竜ヶ岳の登山コースは、
本栖湖を起点とした周回コースと
他の山への縦走などをする縦走コースがあります。
初心者から山を登りなれた人でも楽しめる山になっています。
今回は竜ヶ岳を登山する場合の駐車場や登山コースなどを
紹介しています。
あなたの今後の登山計画の参考になれば幸いです。
- 所在地:山梨県南巨摩郡身延町、南都留郡富士河口湖町
静岡県富士宮市 - エリア:富士箱根伊豆国立公園(特別地域の指定)
- 標 高:1,485m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:中級者向け
- 登山ルート:
- コースタイム:約5時間30分
- 歩行距離:測定なし
- 備考:山梨百名山
目次(クリックするとジャンプできます)
竜ヶ岳は複数の登山コースを楽しめる
竜ヶ岳は竜ヶ岳を中心として、
しっかり周回コースを周れるコースになっているので、
マイカーで登山をする人にもおすすめの山です。
ピストンでも充分に楽しめる山でもあり、
雨ヶ岳や毛無山への縦走などもできるので、
初心者から幅広い層の人が楽しめる山になっています。
![竜ヶ岳 登山 コース](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_20220726_103200.jpg)
竜ヶ岳は主に次の登山コースを選択して、
登山を楽しむことができます。
- 石仏コース
- 端足峠コース
- 雨ヶ岳、毛無山縦走コース
石仏コース(周回)
竜ヶ岳登山者用駐車場(本栖湖キャンプ場駐車場併設)を
利用すると便利な登山コースです。
竜ヶ岳登山者用駐車場から反時計回りに周回していくルートです。
竜ヶ岳登山者用駐車場→石仏(見晴台)→竜ヶ岳頂上→
端足峠→端足峠入り口→本栖湖湖畔→竜ヶ岳登山者用駐車場
端足峠コース(周回)
端足峠コースは浩庵テント村駐車場からのアクセスが便利な
登山コースです。
浩庵テント村駐車場から端足峠を目指して
時計回りに周回していくコースになります。
浩庵テント村駐車場→端足峠→竜ヶ岳頂上→
石仏(見晴台)→本栖湖湖畔→浩庵テント村駐車場
雨ヶ岳、毛無山縦走コース
石仏コースや端足峠コースに合わせて、
雨ヶ岳や毛無山へ縦走するコースです。
雨ヶ岳は端足峠から往復2時間ほどのコースになります。
毛無山は雨ヶ岳からさらに往復4時間ほどのコースになるので、
時間には余裕を持って行動しましょう。
竜ヶ岳登山|マイカー利用の場合の駐車場
竜ヶ岳登山では複数の無料駐車場を利用することができます。
竜ヶ岳登山者用駐車場(無料)
本栖湖キャンプ場と併設されている駐車場を
利用することができます。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048547.jpg)
このように駐車スペースは広々としています。
![本栖湖キャンプ場駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048546.jpg)
観光地の駐車場ですので、
シーズンは人も多いですし、
オフシーズンは少なくなります。
浩庵テント村駐車場(無料)
奥側が浩庵テント村になっていますが、
手前のスペースが無料駐車場になっています。
![浩庵テント村駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048405.jpg)
浩庵テント村場内は有料(500円/日)になっています。
この駐車場の目の前は本栖湖になっています。
本栖湖と近隣の山々が見ることができますので、
立ち寄ってみるのも良いでしょう。
竜ヶ岳登山|目的とコース・天気
- 日程:2022/7/23
- 時間:11:30〜17:00(休憩含む)
- 天気:晴れのち曇り
- 歩行距離:測定なし
竜ヶ岳登山の目的
西湖付近の御坂山塊は数回登ったときがありますが、
本栖湖付近の山は初めての山行になります。
基本的に未開の地を歩きたいというのが、
自分の登山目的でもあるので、
今回は初めての竜ヶ岳に挑戦してきました。
竜ヶ岳登山のコース
反時計周りの周回コースになります。
浩庵テント村駐車場→端足峠入口→端足峠→
竜ヶ岳山頂→石仏(見晴台)→登山口→
県道709号線(本栖湖畔線)→浩庵テント村駐車場
![竜ヶ岳 コース](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_20220725_104358.jpg)
竜ヶ岳登山での天気
今回の竜ヶ岳の山行では晴れのち曇りという山行でした。
景色という点では、
やはり冬場のほうが有利ですが、
朝早めのほうが良い景色が見れるのかもしれません。
最近の自分の山行では、
少し遅めのスタート(今回は11:30)になっているので、
余計に雲が多い傾向にあるのかとも考えています。
なにはともあれ、
天気は登山では重要な要素ですので、
天気予報は事前にチェックしていきましょう。
竜ヶ岳登山|登山概要
駐車場は浩庵テント村の横の駐車場を利用します。
![浩庵テント村駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048589.jpg)
このようにとなりの敷地は浩庵テント村になっています。
浩庵テント村から竜ヶ岳や端足峠に行けるようですが、
県道709号線(本栖湖畔線)沿いに登山口があったので、
そちらから入山することにしました。
![浩庵テント村](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048408.jpg)
浩庵テント村の横の駐車場から
県道709号線(本栖湖畔線)を
こちらの方面に歩いていきます。
![県道709号線 本栖湖畔線](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048409.jpg)
ゲートを通過していきます。
こちらのゲートは冬季閉鎖のためのゲートのようですね。
![県道709号線 本栖湖畔線 ゲート](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048410-1.jpg)
少し歩いていくと登山口が出てきます。
こちらから入山していきます。
![竜ヶ岳 端足峠 登山口](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048412.jpg)
登り始めるとすぐに
このような道標が出てきます。
雨ヶ岳や毛無山の道標ですね。
雨ヶ岳や毛無山は端足峠から行くことができますが、
今度ぜひ挑戦してみたいものです。
![毛無山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048413.jpg)
分岐が出てきます。
県道本栖湖畔線から登って来ましたので、
左が本栖湖畔道で右が端足峠や竜ヶ岳方面です。
端足峠、竜ヶ岳方面に進んでいきます。
![道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048415.jpg)
登り始めてすぐの段階で
少し道がわかりづらい場所がありますが、
木に表示されている目印を目標にしていけば
正しい道を歩くことができます。
![竜ヶ岳](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048418.jpg)
途中、木々の間から本栖湖が見えます。
![竜ヶ岳 本栖湖](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048427.jpg)
開けた場所で本栖湖が見える場所はありませんが、
本栖湖が見えることで安心感もありますし、
何より癒やされます。
端足峠到着です。
![端足峠](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048429.jpg)
今回は竜ヶ岳を目指しますが、
このあたりの山塊は絶景ビューポイントが多いので、
雨ヶ岳や毛無山へは今度行ってみたいですね。
本当ならば富士山が見える場所ですが、
今日は雲で隠れてしまっています。
![竜ヶ岳 富士山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048434.jpg)
この竜ヶ岳では笹が多くあります。
竜ヶ岳の中腹あたりから山頂付近まで
笹が多くあるところを歩いていきます。
![竜ヶ岳](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048441.jpg)
笹は高いところで120〜130センチほどの高さの場所もあって、
笹で足元が見えない場所も歩いていきます。
![竜ヶ岳 笹](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048448.jpg)
僕は半袖を着ていたので、
笹の葉と皮膚が触れ合うことが多く少し痒くなってきましたが、
皮膚が敏感な人は長袖を着用したり、
なるべく笹の葉と肌が触れないようにすると良いでしょう。
竜ヶ岳頂上付近になると
このような景色になってきます。
![竜ヶ岳](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048455.jpg)
「竜ヶ岳」という名前をインターネットで検索してみると
他の地域にも竜ヶ岳という名前の山がありますが、
この山梨県の竜ヶ岳と風景が似ているように感じます。
山名と風景でなにか関係があるのでしょうか。
相変わらず笹がびっしりと生息しています。
![竜ヶ岳 笹](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048459.jpg)
山頂手前で周りを見渡せる景色があります。
空は青空ですが、
富士山は雲で覆われてしまっています。
![竜ヶ岳 富士山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048457.jpg)
竜ヶ岳山頂到着です。
![竜ヶ岳 山頂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048469.jpg)
山頂の南側の富士山はすっかり雲で隠れてしまいました。
北側の景色は雲が少なめです。
![竜ヶ岳 山頂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048468.jpg)
竜ヶ岳山頂はこのように広いスペースになっています。
ベンチも2箇所ほどあります。
![竜ヶ岳 山頂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048476-1.jpg)
山頂で少し休憩をして、
ここから石仏方面に進んでいきます。
![竜ヶ岳 石仏 方面](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048481.jpg)
竜ヶ岳は富士山はもちろんですが、
青木ヶ原樹海や御坂山塊、湖なども見えて
最高のロケーションが数多くあります。
![竜ヶ岳 景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048483.jpg)
南側も富士山の麓の集落が見えます。
![富士山 麓](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048486.jpg)
道標が出てきます。
左折していくと湖畔登山口に行くルートになります。
自分は石仏ルートですので、
そのまま直進していきます。
![竜ヶ岳 道標](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048492.jpg)
相変わらず笹が多めの場所を歩きます。
![竜ヶ岳 笹](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048494.jpg)
この大きく広がる森が青木ヶ原の樹海です。
まさに海のような森ですね。
この広い樹海が見えるのは富士山、御坂山塊の山になります。
![竜ヶ岳 樹海](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048498.jpg)
雲がなければ大きな富士山と樹海があって、
最高のロケーションです。
![竜ヶ岳 樹海](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048501.jpg)
写真下のほうに石仏がある見晴台が見えます。
竜ヶ岳山頂から石仏のある見晴台までは、
このような道を歩いていきますが、
南側の壮大な景色を見ながら
石仏まで向かうことができます。
![竜ヶ岳](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048504.jpg)
石仏と見晴台に到着です。
先程途中の登山道から見えたものは、
この見晴台です。
![竜ヶ岳 石仏 見晴台](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048506.jpg)
石仏は木で囲われていて屋根がついたところにあります。
![竜ヶ岳 石仏](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048507.jpg)
こちらの見晴台からも雲がなければ
しっかりと富士山が見えるでしょう。
麓の集落もとても綺麗です。
![竜ヶ岳 見晴台 景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048508.jpg)
見晴台の後方にあるのが竜ヶ岳です。
あそこから下りてきたんですね。
![竜ヶ岳 見晴台](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048515.jpg)
見晴台から本栖湖に向けて歩いていきます。
本当に樹海は見事ですね。
![樹海 竜ヶ岳](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048516.jpg)
カエルがいました。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048518.jpg)
こちらの現在の標高は1,000m以上であって、
近くに水場もないのに生活できるんですね。
最近、標高1,000m以上の山でカエルを見ることが多いのですが、
里の池などに生息しているイメージのカエルを
このような山で見ることは本当に不思議です。
下山道で途中で開けた場所があり、
本栖湖を見ることができます。
多くのウインドサーフィンをしている人が見えます。
![竜ヶ岳 本栖湖](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048525.jpg)
本栖湖付近まできました。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048530.jpg)
ヴィラ本栖コテージまできました。
あとは県道を歩いていきます。
![ヴィラ本栖コテージ](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048532.jpg)
本栖湖方面に向かって歩いていきます。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048534.jpg)
途中でこのような道標があります。
竜ヶ岳は駐車場もしっかりありますが、
このような道標も親切に設置してある
イメージです。
![竜ヶ岳登山道入り口](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048536.jpg)
本栖湖付近にこのような表示看板がありますが、
自分が車を駐車した浩庵テント村は
「SUMIKA CANP FIELD」の方面です。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048540.jpg)
本栖湖に少し下りてみました。
![本栖湖](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048545.jpg)
たくさんの人が本栖湖で楽しんでいました。
本栖湖の良いところは、
人工物が目に入らないところです。
山も湖も自然を活かしていて
人の手を入れていない感じがします。
浩庵テント村方面に歩いていきます。
県道709号線(本栖湖畔線)を歩いていきますが、
こちらからの景色も素晴らしいです。
他の山などは電波塔などがありますが、
こちらの山塊は山の景観を損なうものがありません。
このような景観もこちらの山塊の魅力です。
![本栖湖](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048553.jpg)
本栖湖の湖畔沿いの県道709号線を通るとわかると思いますが、
本栖湖の湖畔沿いには駐車できるスペースが結構あります。
![本栖湖 駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048558.jpg)
本栖湖の近くなので、
結構駐車されていますが、
空いていれば本栖湖のアクセスが近いスペースです。
石仏ルートからの登山口に近い駐車場ですが、
登山と合わせて本栖湖も楽しみたいということでしたら、
このような駐車場をりようするのも良いでしょう。
![本栖湖 駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048559.jpg)
こちらがさきほどのSUMIKA CAMP FIELDです。
![SUMIKA CAMP FIELD](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048566.jpg)
最近では本栖湖もキャンプで有名になってしまいましたよね。
富士五湖でキャンプといえば本栖湖みたいな感じでしょうか。
身延町に入ります。
![本栖湖](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048576.jpg)
本栖湖といえば富士五湖で一番西よりの湖ですが、
身延町の境にあるとは知りませんでした。
入山したときに入っていった端足峠の登山口を通ります。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048580.jpg)
浩庵テント村の駐車場までもう少しです。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048582.jpg)
浩庵テント村横の駐車場に到着です。
おつかれさまでした〜
![浩庵テント村駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/07/R0048589-1.jpg)
自分が帰るころには、
駐車している車は僕だけでした〜
竜ヶ岳登山|見どころ
今回実際に行った山行では、
雲が多く富士山は見えませんでしたが、
竜ヶ岳の見どころは次の2点です。
- 南方面の大きい富士山
- 青木ヶ原の樹海
竜ヶ岳は立地が富士山から近いということもあり、
大きな富士山を展望することができます。
より大きい富士山を間近で見たいという人におすすめです。
青木ヶ原の樹海を車で通行したときがあっても、
このように青木ヶ原の樹海を俯瞰してみると、
樹海の大きさや奥深さを感じることができます。
このような深い樹海は他にはあまりないので、
見ておくことをおすすめします。
竜ヶ岳登山|今回使った地図
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
竜ヶ岳登山|感想
富士山は雲が多くて見れませんでしたが、
人工物が少ない景色や青木ヶ原の樹海など、
この山塊でした味わえない雰囲気を楽しむことができました。
今度、12月下旬から1月上旬が見頃のダイヤモンド富士を見てみたいですね