ミレー サースフェーNX 40+5レビュー|選んだ理由と各機能の紹介【これからリュックを検討している人必見】

ミレー サースフェー NX 40+5

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回の記事では
ミレーのリュックであるサースフェーNX40+5を
レビューさせていただきます。

なぜ数多くあるリュックの中で
ミレーのサースフェーNX40+5を選んだのか、
今後リュックを活用していく中で
現在の登山スタイルから今後の登山の要望なども踏まえて
ミレーサースフェーNXを選んだ理由などを書いています。

これからリュックを検討している人の
参考になれば幸いです。

現在の自分の登山スタイル

リュック選びでは自身の登山スタイルによって
リュックを選んでいきますよね。

まずは僕自身の登山スタイルを紹介します。

ハチ

僕の現在の登山スタイルはこのような感じです。
現在の自分の登山スタイル
  • 日帰りメインである
  • コースタイムは8〜10時間
  • 10〜15kmの山行距離が多い
  • 現在使用のリュックは30L
  • 登山口までの交通アクセスは車
  • 山行中の食事はパンやおにぎりなどの軽食
  • 雪山はほとんど歩かない

日帰りメインですが、
ほぼ1日歩くような山行が多いのが特徴です。
食事は軽いものをメイン休憩で食べる感じですね。

今度はどのような登山スタイルにしていくか

今後の登山スタイルの変化によっても
リュックの選択肢が広がります。

ハチ

日帰りの他に小屋泊やテント泊などを検討している人はリュックの選択肢に迷うところですね。今後の自分の登山スタイルは、このように考えています。

今後の自分の登山スタイル
  • 山小屋泊、テント泊も視野に入れている
  • クッカーの利用(食事、コーヒー)
  • メイン飲料の増量
  • 保温ボトルの携行
  • 少しリュックに余裕をもたせたい

現在使用している30Lのザックから
今後の登山スタイルの変化や要望から
容量の多いリュックが必要になってきます。

ミレーサースフェーNX40+5仕様・装備

ハチ

2022年以前のサースフェーと比較して大きな変更点は生地素材の撥水性の向上です。

ミレーサースフェーNX40+5の仕様
  • 素材:コーデュラオックス 210D ナイロン100%
       /耐水1,500mm
  • 重量:1560g
  • サイズ:W30_H60_D21cm
  • バックレングス(背面長):M=48cm,L=51cm
  • キャパシティ:40+5L

ミレーサースフェーNX40+5の装備
  • シリコン耐久撥水
  • SAAS FEE BACK
  • 2気室構造
  • 高さ調節可能な雨蓋
  • 雨蓋に2つのジッパーフラップポケット
  • 本体の左脇にサイドジッパーポケット
  • 背負ったままボトルの出し入れが可能なサイドアクセスポケット
  • スノーバスケットサイズ等に合わせて調節可能な
    アイスアックス、トレッキングポールホルダー
  • フロントに回しても留められるサイドコンプレッションストラップ
  • ウエストポケットと拡張式ウエストポケット
  • 左右のショルダーハーネスにメッシュポケット
  • ハンドレスト
  • チェストストラップ
  • ハイドレーションシステム対応
  • ボトムコンプレッションストラップ
  • レインカバー
  • ホイッスル

サースフェーNX40+5|購入理由とレビュー

なぜ数多くあるリュックの中で
ミレーサースフェーNX40+5を選択したのか、
理由を書いてみたいと思います。

ハチ

現状の登山スタイルと今後の登山のスタイルを考えてミレーサースフェーNX40+5を選択しました。

ミレーのサースフェーNX40+5を選んだ理由は多くあるので、
各理由を書いていきます。

  • ウエストハーネスが大きく厚みがある
  • デザイン性がシンプル
  • ショルダーハーネスがしっかりしている
  • プラス5Lの容量の拡張性
  • ファスナー部のチャック形状
  • シリコン加工による撥水性の高い生地
  • 拡張できるウエストポケット
  • 背面構造

ウエストハーネスが大きく厚みがある

サースフェーNXのヒップベルトは
とても大きく厚みがあります。

大型リュックなどは
しっかりとしたヒップベルトを装備していますが、
サースフェーNXでもしっかいとした
ヒップベルトが装備されています。

重さを腰で支えることに大きく貢献できることがわかります。

ヒップベルトに付随して
山行時にアクセスがしやすいウエストポケットも
大きく装備されています。

デザイン性がシンプル

デザインがとてもシンプルです。

サースフェーの2022年以前のモデルに比べて
縫製部分が減少されています。

雨などの水滴は縫製部分から侵入してくるので、
サースフェーNXでは素材生地の変更も含めて、
雨などの水滴からの保護が強化されていますね。

ショルダーハーネスがしっかりしている

サースフェーNX40+5は分類としては中型になりますが、
デイパックに比べて重量のある荷物を背負えるように
堅牢なショルダーハーネスが装備されています。

実際にリュックを背負ってみることで、
より堅牢なショルダーハーネスということを
感じることができます。

プラス5Lの容量の拡張性

ミレーのセールスポイントでもある
容量の拡張性(40+5など)ですが、
下記写真図のショルダーハーネスの横のベルトで調整します。

容量の拡張性というのは、
日帰り、小屋泊、テント泊などの山行スタイルに加えて
ヘルメットや登山プラスアルファの楽しみ方(食事、カメラなど)での
道具の携行にも役立ちます。

ファスナー部のチャック形状

地味な部分ですが、
サースフェーNXではファスナーの取手部分が
このような形状のチャックになっています。

カメラバッグなどに採用されているチャックですね。

実際の登山山行などでは
ファスナーのチャックを探したり、
締め忘れを注意したりしますが、
目立つチャックで指一本でチャックをスライドできるので、
とても便利です。

シリコン加工による撥水性の高い生地

サースフェーNXの生地の仕様では
耐水圧1,500mmとなっています。

一般的には耐水圧1,500mmというと強い雨というレベルであり、
登山用テントでも採用されている数字です。

実際に雨の日の山行で使ったときがないので
なんとも言えませんが、
リュックカバーを装着するか迷ったときなどでも
少し余裕が持てそうです。

ちなみにサースフェーNXでは雨蓋のポケットに
リュックカバーが標準装備されています。

ウエストポケットは通常でも
活用できる大きさがありますが
広げることで、より多くの収納ができるようになります。

ウエストポケットはリュックを下ろさずに
アクセスできるポケットになります。
歩行の際の手の位置からも一番近い場所にあるポケットですので、
この収納力は嬉しい限りですね。

背面構造

サースフェーNXの背面構造は
左右のパットの中心が空洞になっており
空気の流れが確保しています。

3D構造なのでリュックと背中が直接触れるようになっていません。

ウエストハーネスと合わせて背面構造は、
実際に身体に触れる部分なので、
背負心地を体感してみることをおすすめします。

サースフェーNX40+5|これから実際に使って試したいところ

ハチ

これから登山山行で実際に使ってみないと良さがわからないなと思った部分がありましたので書き出してみました。

  • サイドボトルポケット
  • ストレッチメッシュポケット
  • サイドコンプレッションストラップ
  • 左背面部ポケットとサイドポケット

サイドボトルポケット

2方向から差し込み可能なサイドボトルポケットですが、
果たして実際の山行でリュックを下ろさずにスムーズに
ボトルの出し入れができるでしょうか?

合わせてサイドボトルポケットには
サイドコンプレッションストラップが干渉しています。

サイドボトルポケットを利用するには
サイドコンプレッションストラップを
フロント側に回すか、
もしくはストラップを少し緩める感じでしょうか。

意外と落下などを考慮して、
このような形態のほうが良いのかもしれません。

まだ実際に使っていないので、
サイドボトルポケットは
これから色々と試してみたいと思います。

ストレッチメッシュポケット

ショルダーハーネスの左右に装備されているのが、
ストレッチメッシュポケットです。

ボトルが入ると記載がありますが、
ちょっとキツそうな感じもします。

サングラスなどは収納できそうですが、
大きさが微妙です。

なにか登山で必要なものを見返してみて、
活用できるか検討してみたいと思います。

そして色々入れてみて試してみます。

サイドコンプレッションストラップ

サイドコンプレッションストラップは
リュック自体のボディを引き締めたり、
クローズドセルマットなどを
サイドに取り付けたりすることができるストラップです。

サースフェーNXでは
サイドコンプレッションストラップをフロント側に回して
ギアを取り付けたりすることが可能です。

ウェアや冬期のワカンなどを
取り付けたりすることができます。

個人的にはこのサイドコンプレッションストラップが
リュックを自分好みに利便性の良いカスタムができるアイテムだと
考えています。

山行中はなるべく本体のファスナー類は開けたくないので、
リュックフロント側にメッシュバッグの取り付けや
グローブやヘルメットなどの取り付けなども
サイドコンプレッションストラップを利用して
装備できそうな感じもしています。

左背面部ポケットと左サイドポケット

左背面部ポケット及び左サイトポケットは
少し微妙な大きさのポケットです。

左背面部のポケットは縦長の長さはありますが、
奥行きがないので、
現在では行動食や紙地図などを入れるのが良いのかと考えています。

左サイドポケットは
右サイドにあるサイドボトルポケットと似ていますが、
右サイドにあるサイドポケットみたいにボトルなどは入れられず、
奥行きが浅いです。

このあたりのポケットの活用も今後考えていきたいと思います。

サースフェーNXのフィッティングとカラー選択

ミレーのサースフェーNX40+5に決定してから、
検討事項が出てきました。

次の2つです。

  • サイズ
  • カラー

ハチ

サイズ選定はとても迷いましたね。これからリュックを検討している人の参考になれば幸いです。

サイズ

サースフェーNXは背面長の調整機能がないので、
メーカーの規定のサイズから選ぶようになります。

サースフェーNX40+5のサイズのラインナップは
次のようになっています。

ミレーサースフェーNX40+5のサイズラインナップ
  • Sサイズ(女性用):背面長43cm
  • Mサイズ(男性用):背面長48cm
  • Lサイズ(男性用):背面長51cm

リュックは自分自身の背面長に長さに合わせて
リュックを選んでいきます。

ハチ

ちなみに管理人ハチは男性で身長168cm、背面長は52cmの体型は普通です。

実際に登山専門店でフィッティングしてもらいました

ハチ

あとで後悔しないために登山専門店でのフィッティングをおすすめします。自分自身が納得しますよ。

自分が気になっていた次の2点を考慮して
登山専門店の店員さんにアドバイスをもらいます。

  • オモリを入れてのフィッティング
  • 背面長を考慮したうえでのリュックサイズ選定


実際にサースフェーNXにオモリ(約7kg)を入れて
フィッティングしてもらいました。

そしてこのようにアドバイスしてもらいました。

登山ショップの店員さん

お客様の場合、サイズM、LどちらでもOKですよ。あとはお客様が実際にオモリを入れて背負ったときに、どちらのサイズのほうがフィット感がありましたか?

M、Lサイズの各リュックを背負って歩いてみたり、
傾斜のある坂を登ったり下ったりしてみました。

Mサイズは鏡で見た感じも
身体とリュックのバランス良い感じです。

背負った感じもしっくりきています。

それに比べてLサイズは若干背中とリュックの間に
隙間があるような感じです。
そして背負った感覚も少しゆるい感じがします。

ハチ

結局色々と試した末にMサイズにしました。

自分の背面長の長さからは通常Lサイズ(背面長51cm)なのですが、
サイズが違うとショルダーハーネスやヒップベルトなども
サイズが違ってくるようで、
背負った感覚やショルダーハーネスなどの感じ方が違っていくるようです。

やはりオモリの有無でリュックの背負心地は大きく変わります。
ぜひ登山専門店でのフィッティングをおすすめします。

カラー

サースフェーNXのカラーラインナップは
次の3カラーです。

ミレーサースフェーNX40+5のカラーラインナップ
  • SAPHIR(濃紺)
  • DEEP RED(濃赤)
  • BLACK-NOIR(黒)

登山専門店の店員さんに人気のカラーを聞いたところ、
サースフェーNXは平均的にどのカラーも売れているそうです。

自分はSAPHIRとDEEP REDで迷いましたが、
結局自分が好きな色であるDEEP REDを選びました。

SAPHIRもカッコ良かったですけどね。

サースフェーNX40+5レビュー|まとめ

今回は自分の登山スタイルと合わせて、
ミレーのサースフェーNX40+5を紹介させていただきました。

登山は個々の登山の楽しみ方によって、
選定するアイテムも違ってきます。

ミレーサースフェーNXはリュックの基本性能の充実はもちろん、
豊富な収納ポケット類やサイドコンプレッションストラップなど
カスタマイズ性も優れたリュックになります。

これから登山山行の相棒として活躍してくれるのは間違いありません。

今回の記事がこれからリュック選びの参考になれば幸いです。

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