こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は両神山に登ってきました。
両神山といえば八丁峠から登るクサリ場(30箇所)は
名所として有名ですが、
今回は両神山のメインルートである日向大谷登山口からの山行に
挑戦してきました。
- 所在地:埼玉県秩父郡小鹿野町、秩父市
- エリア:奥秩父山塊
- 標 高:1,723m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:中上級者向け
- 登山ルート:会所→清滝山荘→両神山山頂(剣ヶ峰)ピストン
- コースタイム:約8時間20分
- 歩行距離:約10.9km
- 備考:日本百名山
目次(クリックするとジャンプできます)
両神山登山|駐車場
両神山を日向大谷登山口から登る場合は
有料や無料の駐車場が多くあります。
- 日向大谷口無料駐車場 1
- 日向大谷口無料駐車場 2
- 日向大谷口無料駐車場 3
- 有料駐車場(両神山荘)2箇所
日向大谷口無料駐車場1〜3
日向大谷口の無料の駐車場は1〜3までありますが、
「日向大谷無料駐車場」などの駐車場名がないため、
初めて両神山で日向大谷に来た人は迷うかもしれません。
こちらが日向大谷口の第一駐車場です。
日向大谷登山口からは、
無料の駐車場で一番近い位置にあるので、
当然車も多く駐車されています。
日向大谷口の第二〜三の駐車場は、
第一駐車場から県道279号線を下に下った道沿いにあります。
そちらにも日向大谷口駐車場の記載がなかったように記憶していますが、
広いスペースになっているので
すぐにわかると思います。
日向大谷口有料駐車場
こちらが日向大谷口の有料の駐車場になります。
1日500円で両神山荘に支払いにいきます。
写真看板のとなりに町営無料駐車場の看板があって、
駐車場の状況がわかりづらい感じになっていますが、
こちらのスペースは有料駐車場という認識で良いようです。
両神山荘のとなりにも駐車できるスペースがあり
有料駐車場になっていますが、
そちらは1,000円/日になっています。
有料と無料で少しわかりづらい感じですが、
有料駐車場は日向大谷登山口から近い位置にあり、
無料駐車場は少し離れた位置に駐車場がある感じです。
両神山日向大谷口の周辺駐車場の
グーグルマップを載せておきますので、
駐車されている車の状況や
登山口までのアクセスなどを考えて
駐車場を利用しましょう。
両神山周辺の通行止め・注意喚起情報
現在、両神山周辺の登山道では、
通行止めや注意喚起されている場所が多くあります。
- 七滝沢コース 会所〜清滝小屋付近 通行止め
- 両神山荘〜楢尾沢峠(奈良尾峠)〜天理岳 注意喚起
- 前東岳〜天理岳 注意喚起
七滝沢コースは通行止めになっていますが、
そのほかの2コースは注意喚起になっています。
道迷いや遭難などの注意喚起ですので、
コース選択には十分に慎重に計画して
コースを選びましょう。
両神山登山|目的とコース・天気
- 日程:2022/7/30
- 時間:9:50〜18:10(休憩含む)
- 天気:曇りのち雨
- 歩行距離:10.9km
両神山登山の目的
日本百名山の中で
関東圏内からは比較的アクセスしやすいということと
前回の武甲山の山の雰囲気が良かったので、
今回は両神山を登ってみました。
両神山登山のコース
今回の両神山は日向大谷から両神山山頂までの
ピストン山行です。
日向大谷口第一駐車場→両神山荘→会所→
八海山→弘法之井戸→清滝小屋→
両神神社→両神山(剣ヶ峰)山頂→
両神神社→清滝小屋→弘法之井戸→八海山→
会所→両神山荘→日向大谷口第一駐車場
両神山登山での天気
両神山の山頂手前あたりで、
一時的に雨になりましたが、
1時間ほどで雨はおさまりました。
山に出かける前は天気予報をチェックしていきましょう。
両神山登山|登山概要
日向大谷口第一駐車場を出発です。
両神山では両神山山中でも
このようなハチの警告が多くされています。
両神山はハチの生息環境が良いのかわかりませんが、
両神山山中では結構ハチがいたイメージがあります。
気をつけましょう。
駐車場から舗装道を上に歩いていきます。
少し歩いていくと左側にトイレがあります。
さすが日本百名山です。
両神山登山口日向大谷口の看板があります。
実際の登山口はもう少し先になります。
両神山山頂の剣ケ峰までの登山コースが書いてあります。
自分はこのときにあまり見なかったのですが、
登山道に急坂やクサリ場が多いことがわかります。
腰越の滝というものがあるようです。
今回は行きませんでした。
自動販売機があります。
飲料の補給をしていけます。
両神山日向大谷登山口です。
こちらから登っていきます。
色々と警告表示があります。
やはり熊の出没情報などがあるようです。
熊すずは携帯していきましょう。
少し登るとふたかみ荘という看板が出てきます。
次の写真のように
道標のところにお願いの記載がされています。
次の登山道のルートは危ない可能性があるので、
選択は遠慮してくださいということです。
楢尾沢峠(奈良尾峠)から天理岳に行くルートですね。
今回の両神山とは別のルートの山になりますが、
山と高原地図の地図上でも破線(難路)となっているルートです。
このような難路コースに未知のロマンを感じてしまうような
アホな自分も片隅にはいたりしますが、
基本は避けて通る登山コースです。
少し登っていくと両神山荘が出てきます。
駐車場の案内や飲料、登山バッチなどの販売の案内がされています。
登山カウンターが設置してある場所付近にも
登山ルートの注意喚起の案内がされています。
七滝沢ルートとは会所の分岐点から
清滝小屋付近に出れるルートになります。
こちらの七滝沢ルートは現在封鎖されていますが、
封鎖後も滑落事故が起きているということは、
このルートを封鎖後も利用してしまう人がいるということですね。
両神山を多方面から登山する場合のルート地図があります。
八丁峠から両神山(剣ヶ峰)のルートは、
クサリ場が30箇所あるようです。
すごいですね。
こちらから歩いていきます。
両神山山頂までは5.6km、
清滝小屋までは3.8kmです。
鳥居をくぐって山に登っていきます。
両神山という名前だけあって、
山と神が密接に関係しているのがうかがえます。
両神山では、
このような人の石像が多くあります。
このような道を歩いていきます。
両神山では道標に距離(km)が記載されています。
今回の両神山では、
この道標の距離(km)の数字を甘くみてしまいました・・・汗
クサリ場です。
八丁峠からのコースに比べればクサリ場が少なめですが、
このコースもクサリ場は結構あります。
立派な木がありました。
両神山は信仰の厚い山だけあって、
あまり木を切るようなことはしないのか、
なんて思ってしまいました。
こちらが七滝沢コースへの分岐地点です。
このように封鎖されています。
ここの分岐地点からは、
両神山山頂までは4.2km、
清滝小屋までは2.4kmです。
会所到着です。
近くに沢が流れています。
会所ではベンチとテーブルが設置されています。
結構道に迷うような場所がありますが、
ピンクテープでわかるようになっている場所が
多くあります。
沢を越える場所が数箇所ありますが、
沢付近で道に迷った場合は
沢の向こう岸を見てみましょう。
ピンクテープがある場合があります。
清滝小屋まで0.8km、両神山山頂までは
ここから2.6kmです。
途中で弘法之井戸という水場があります。
こちらの弘法之井戸の水は冷たくて
とても気持ちの良い水です。
水場で一息ついてから
また前へ進んでいきます。
両神山は根の多い場所を歩くイメージがあります。
清滝小屋到着です。
こちらの清滝小屋は現在休業していますが、
緊急の場合は避難小屋として利用できます。
トイレや休憩スペースもあります。
両神山山頂はこちらの建屋の間を通っていきます。
清滝小屋から少し進んできました。
両神山山頂までは
あと1.4kmです。
鈴が坂を通っていきます。
霧がだいぶ山に入ってきてしまいました。
このあたりで雨脚が少し強くなりました。
このようなロープ場を通過していきます。
両神神社です。
狛犬さんがありますが、
武甲山のときもそうでしたが、
犬というよりは狼のような感じです。
秩父の地域の狛犬は狼なのでしょうか?
両神神社には椅子とテーブルがあります。
こちらの両神神社から両神山山頂までは0.8kmです。
山頂まではもう少しの感じですね。
こちらにも狛犬さんがいます。
相変わらず霧の中を歩いていきます。
両神山山頂まであと0.1kmです。
両神山は急坂やクサリ場が多いので、
あと100mの距離でも油断ができない感じです。
展望が良いだろうと思われる場所も
このように真っ白です。
このような場所を通過していきます。
最後の最後までクサリ場があります。
少し晴れ間が出てきました。
近くの山々が綺麗に見えます。
日本百名山である両神山の山頂到着です。
途中雨に降られながらも
無事山頂に到着できました。
両神山山頂から
どうにか北アルプスが顔をのぞかせてくれました。
雲が多めですが、
絶景の風景が伺えます。
今度は快晴の日にぜひ登ってみたいものです。
八丁峠方面には両神山山頂から行くことができます。
このような道標があります。
今回はピストン山行ですので、
両神山山頂から登ってきた道を折り返し下るだけです。
今回の両神山の登山コースはピストン山行で
約10.9kmの道のりで距離としては長くはないのですが、
急登やクサリ場などで予想以上の体力と時間を消耗したというのが
実情です。
ところどころの道標の数字に頼って、
甘くみてしまったということもあります。
今回の両神山の山行概要は以上です。
両神山登山|見どころ
雲が多かったのが少し残念ですが、
やはり両神山山頂からの景色が見どころになります。
雲があっても両神山山頂からの景色は
壮大さがわかり、
とても良いものがありました。
冬場などは最高の景色が見れそうです。
山頂からの景色はときの運もありますから、
次回の登山に期待します。
両神山登山|今回使った地図
両神山登山|感想
今回の両神山では、
登山で初めて「油断」という言葉が思い浮かびました。
登山道の道標の距離を見て、
両神山を油断してしまったのです。
案の定、急登とクサリ場などで予想以上の時間と体力を費やし、
普段は下山では余裕のある気持ちと身体の余裕が全くありませんでした。
今までの登山でも急登という場所は経験したときがありますが、
急登した場所を折り返して降りることに対して、
これだけ苦労という形になってしまっことは、
自分の中でも情報不足や過信ということかもしれません。
雨に降られて普段以上に歩きづらかったということもありますが、
とても良い経験になりました。