こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は大菩薩嶺に行ってきました。
大菩薩嶺は日本百名山に選ばれている山であり、
都心からのアクセスもよく人気の山です。
今回は実際に大菩薩嶺を上日川峠からの周回コースで
登ってきました。
大菩薩嶺登山での駐車場やコースなどを紹介しますので、
あなたの大菩薩登山計画の役に立てれば幸いです。
まずは大菩薩嶺の登山データを紹介します。
- 所在地:山梨県甲州市、北都留郡丹波山村
- エリア:奥秩父山塊
- 標 高:2,057m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初級者向け
- 山行日:2022/10/16(日)
- 登山ルート:上日川峠→福ちゃん荘→雷岩→大菩薩嶺→大菩薩峠→
石丸峠→上日川峠 - コースタイム:約8時間5分(7:20〜15:25)休憩含む
- 歩行距離:約10.3km
- 天気:晴れ
- 備考:日本百名山、新日本百名山、山梨百名山
この登山ルートの場合、
標準コースタイムは4時間10分ほどです。
今回の自分の山行では、
コースタイム、歩行距離ともに大幅に標準とは
違った形になってしまいました。
これは個人的な山行データですので、
参考までにしてください。
目次(クリックするとジャンプできます)
大菩薩嶺日帰り登山|駐車場
大菩薩嶺を登山するルートは複数ありますが、
上日川峠をスタートとしたルートが一般的になっています。
マイカーで訪れる場合は、
上日川峠周辺の駐車場(無料)を利用することになります。
上日川峠周辺には第1〜4まで駐車場があり、
車の混雑状況を見ながら、
警備員さんが案内してくれます。
- 上日川峠第1駐車場(20台、ロッジ長兵衛横)
- 上日川峠第2駐車場(50台、トイレの横)
- 上日川峠第3駐車場(50台、ロッジ長兵衛から300mほど離れたところ)
- 大菩薩湖北岸駐車場(300台、第4駐車場)
上日川峠第1駐車場と第2駐車場は、
大菩薩嶺登山口(ロッジ長兵衛の横)から近い場所にありますが、
上日川第3駐車場は300mほど離れた場所にあります。
上日川第3駐車場が満車になると
大菩薩湖北岸駐車場(第4駐車場)を案内されますが、
車で約10分、4.5km移動することになります。
大菩薩湖北岸駐車場(第4駐車場)は
約300台を駐車できるスペースがあります。
大菩薩湖北岸駐車場から上日川峠は、
登山道遊歩道経由で徒歩約10分で行くことができます。
自分がマイカーで大菩薩嶺に行ったときは、
週末の日曜日の午前7時30分ごろでしたが、
案内の人に第3駐車場を案内されました。
第3駐車場は約5〜6割ほど駐車されていました。
大菩薩嶺は都心からのアクセスもよく人気の山なので、
マイカーで大菩薩を登る場合は、
駐車場には早めの到着をおすすめします。
なお、冬季になると上日川峠付近の道路は
交通規制(冬季閉鎖)になりますので、
事前に交通規制情報を確認して
大菩薩嶺登山の計画を立てましょう。
山梨県の道路規制情報は、こちらから(山梨県道路規制情報)から
アクセスできます。
大菩薩嶺日帰り登山|目的とコース・天気
大菩薩嶺日帰り登山の目的
大菩薩嶺は10年ほど登りに行ってなかった山です。
登山を始めたばかりのときに登ったのが大菩薩嶺でしたが、
当時の印象と現在は、また違った楽しみ方ができそうなので、
今回は大菩薩嶺を選んで登っていみました。
大菩薩嶺日帰り登山のコース
上日川峠(ロッジ長兵衛)から
反時計回りの周回コースです。
上日川峠→福ちゃん荘→雷岩→大菩薩嶺山頂→
雷岩→賽ノ河原→大菩薩峠→石丸峠→
上日川峠
GPSアプリでは
こんな感じですね。
大菩薩嶺日帰り登山の天気
大菩薩嶺山行中は、
おおよそ晴れという感じでしたが、
若干雲が多かったですね。
大菩薩嶺日帰り登山|登山概要
警備員さんに案内されて、
こちらの上日川峠第3駐車場に駐車します。
週末の日曜日ですが、
朝7時半頃で上日川峠第3駐車場は
5〜6割駐車されています。
登山者も多くて、
これからどんどん増えそうな感じです。
車を駐車してロッジ長兵衛(大菩薩嶺登山口)方面に
歩いていきます。
人気があり人が多い山は、
人の流れで登山口などがすぐわかりますよね。
人が少ない山では、
結構、駐車場から登山口を探したりしますからね。
ちなみに大菩薩湖北岸駐車場には、
こちらからアクセスできます。
上日川峠第3駐車場なら大菩薩嶺登山口までは、
すぐに到着します。
歩く距離で300mほどです。
トイレ横に冬期閉鎖の通行止め情報の看板があります。
自分自身も冬期閉鎖で登山口まで行けなかった経験は
数回あります。
通行止め情報は事前に調べていくのがベストですね。
こちらが上日川峠第2駐車場です。
トイレ脇から横長に駐車スペースが
設けられています。
こちらが上日川峠公衆トイレです。
さすがに有名な山はトイレがしっかり設置してありますね。
大菩薩嶺の案内図があります。
このような案内図は
登山する前に必ず写真をとっておきます。
あとで見返したときも便利ですし、
現場の地図というものは、
本当によくできていますからね。
ロッジ長兵衛です。
ロッジ長兵衛周辺には
多くの登山客がいます。
登山客が多いので、
写真を撮るのも大変です(笑)
大菩薩嶺の登山道は、
こちらのロッジ長兵衛の横の道を
登っていきます。
コースタイムの看板がありますので、
自分が行く場所の時間の目安を
覚えておくといいですね。
登山道はこちらから入っていきます。
福ちゃん荘です。
軽い食事などもできるので、
朝何も食べてこなかった人などは、
お腹に入れておくと
これから歩くのにパワーが出ます。
福ちゃん荘から少し上がると
唐松尾根分岐点があります。
唐松尾根分岐点にはトイレがあります。
有名な山はトイレも多くて助かりますね。
唐松尾根分岐点には案内図がありますので、
目的の場所やルートを確認していきましょう。
案内図を見てもわかる通り、
大菩薩嶺はピストンでも周回でも比較的短時間で
山行を楽しむことができる登山ルートになっています。
今回の自分の山行では、
まずは唐松尾根から登って雷岩を目指します。
ですから、
こちらの唐松尾根分岐点の唐松尾根方面に進んでいきます。
少し岩がある場所を歩きます。
少し開けた場所に出ます。
中心あたりにちょうど荷物を置けるような岩があるので、
荷物を置いて小休止するのに良いでしょう。
少し登山道が狭めで岩がある場所を歩いてきいます。
周辺に少し霧や雲が多めですが、
向こうに大菩薩湖が見えます。
大菩薩嶺の登山コースでは、
この大菩薩湖が見れる場所が多くあります。
雷岩にいくまでに、
登りながらこのような景色を見ることができます。
雷岩到着です。
雷岩はこのような巨大な岩です。
上にのぼることができます。
雷岩の上はこのようになっていて、
景色も良いので、
登山者が休憩したり食事をしたりしています。
こちらが雷岩からの風景になります。
雲が流れが早く
景色が刻々と変化していきます。
雷岩の上で軽い食事をしたあとに
大菩薩嶺の頂上に向かいます。
これは雷岩付近にある道標ですが、
少し見づらくて
分かりづらい感じになっています。
上日川峠がスタートした地点で登ってきた方向で、
左が大菩薩嶺山頂で山頂の標柱がある場所です。
そして右が大菩薩峠方面になります。
大菩薩嶺の山頂であり標柱がある場所は、
写真の赤い矢印の方向に進んでいきます。
大菩薩嶺山頂へは、
このような登山道を進んでいきます。
雷岩から大菩薩嶺の山頂までは、
約10分くらいです。
大菩薩嶺山頂に到着です。
日本百名山と山梨百名山の標柱が立っています。
大菩薩嶺の山頂は周りが木々に覆われていて、
残念ながら眺望はありません。
こちらの大菩薩嶺の山頂からは、
別ルート(丸川峠経由)の登山道に
行ける道があります。
また雷岩の戻ります。
先程の雷岩の道標に戻り、
今度は雷岩を越えて大菩薩峠方面に進みます。
このような道を進んでいきます。
大菩薩嶺は
このような稜線歩きができて
自分がこれから目指す道や
登ってきた登山道を見返すことができるのが魅力の山です。
このように、
歩いてきた道を見返すことができて、
周りの風景を見ながら歩くことができます。
標高2000mの地点です。
先程の大菩薩嶺の山頂が2,057mでしたので
少し下ってきたということですね。
緑がとてもきれいですね。
このような場所を歩くと、
大菩薩嶺の人気がわかります。
気持ちいい稜線の右側には
大菩薩湖と絶景です。
向こうに見える街並みは
甲府盆地でしょうか。
賽ノ河原です。
賽ノ河原には避難小屋があります。
賽ノ河原は岩が積み上げられているところが
いくつもありますが、
人がこのようにしているのでしょうか?
他の山でもこのような賽ノ河原のような場所があったような気もします。
あまり記憶にはありませんが。
こちらの賽ノ河原は富士見平(富士見山荘跡)にいくこともできます。
こちらの賽ノ河原から上に登っていきます。
振り返ってみると
雷岩から下ってきた稜線が長く見えます。
人が歩いているのが見えて
ジオラマみたいですよね。
親不知ノ頭です。
こちらからも大菩薩湖が見えます。
ホント稜線が見事ですね〜
向こうに大菩薩峠と介山荘が見えます。
少し雲がありますが、
雲がなければ
もっと爽快な景色になるでしょう。
大菩薩峠です。
多くの人で賑わっています。
大菩薩嶺の山頂より
こちらの大菩薩峠のほうが
人が多くいます。
なだらかな稜線の山容と青空、
そして人の集まる峠、
下界ではみなられない光景ですよね。
大菩薩峠では、
飲食からグッズの販売など、
登山者が楽しめるようになっています。
大菩薩嶺そのものが日本百名山ということもありますが、
日本百名山関連のグッズも多く販売しています。
トイレは介山荘の裏に設置されています。
こちらの大菩薩峠からは、
スタート地点である上日川峠にダイレクトに下りるルートと
石丸峠を経由して上日川峠に帰るルートがあります。
上日川峠へダイレクトに下りるルートは、
富士見山荘跡を通過して福ちゃん荘に出て
上日川峠に下りていきます。
上日川峠までは、
おおよそ1時間で下りていけます。
一方、石丸峠を経由して上日川峠に帰るルートは、
おおよそ1時間45分かかります。
体力と時間帯を考慮してコースを選択しましょう。
こちらのトイレがルートの分岐点になります。
今回自分は、
石丸峠を経由して上日川峠に帰りますので、
熊沢山を経て石丸峠へ、
という方向に進んでいきます。
途中でこのような案内看板があります。
小菅方面(牛ノ寝通り)や湯ノ沢峠方面への案内看板です。
大菩薩嶺は多方面からアクセスできる山ですので、
次回の大菩薩嶺を違うルートで縦走したり、
別ルートで大菩薩嶺を楽しむ場合に
覚えておくと役にたちます。
石丸峠方面に進んでいきます。
人は数人しか行き合いません。
大菩薩峠にいた人たちは、
ほとんどが上日川峠にダイレクトに下りるルートで
下山する人が多いのかもしれません。
熊沢山です。
昔、熊がよくいた場所なのでしょうか?
石丸峠方面に進んでいきます。
山を覆う濃淡の違う緑の
コントラストが絶妙な景色です。
石丸峠です。
左に行くと小菅方面や
湯ノ沢峠方面に行くことができます。
自分は上日川峠方面に行きます。
大菩薩嶺や周辺の山は、
本当に緑や稜線がが素晴らしいですね。
こちらからも大菩薩湖を見ることができます。
大菩薩嶺や周辺の山では大菩薩湖が見れるところが
本当に多いですね。
そのような立地なんですね。
このような道を下りてきます。
少しこのような道を歩きます。
こちらの入り口を
上日川峠方面に進んでいきます。
小屋平です。
前の舗装道は車が通れる道です。
上日川峠は舗装道を横切って直進していきます。
上日川峠方面は、
このような道をおりていきます。
道が二手にありますが、
右手に上日川峠の案内があります。
右手に進んでいきます。
また二手の道が出てきますが、
ピンクリボンの道を進んでいきます。
川が出てきます。
小屋平から
こちらの川に到着するまでに
数カ所の分岐の道がありましたが、
結局は川に出る場所が違う道のようです。
こちらの川を渡ります。
足を着地させる石を見つけて進みましょう。
川を渡りこのような道を歩いていきます。
水が流れているところを横切っていきます。
雨の関係で増水する場所なのかもしれません。
上日川ダム北岸に行く道も出てきます。
上日川峠に到着です。
ロッジ長兵衛の周りは賑わっていました。
今回の大菩薩嶺の山行は以上になります。
大菩薩嶺日帰り登山|見どころ
大菩薩嶺登山の見どころといえば、
大菩薩湖が見える風景と
大菩薩嶺の稜線、大菩薩峠の雰囲気がとても良いです。
大菩薩湖は大菩薩嶺の至るところから見えます。
あなたのベストショットを見つけましょう。
大菩薩嶺の稜線は長く美しいです。
歩いてきた登山道や、
これから歩いていく稜線を見ることができます。
大菩薩峠は、
稜線を見上げることができて
とても気持ちの良い場所です。
登山者で賑わっていますが、
いかにも登山にきているということを
感じることができる場所です。
大菩薩嶺登山は、
山頂に立つ喜びというよりは、
登山での歩くことを楽しめる山という感じのコースですね。
見どころと合わせて、
登山道を歩いていてとても気持ちの良い山です。
大菩薩嶺日帰り登山|今回使った地図
大菩薩嶺日帰り登山|感想
今回の大菩薩嶺は10年ぶりの山行になりました。
以前に登ったときの記憶としては、
霧が多く周りの景色などは全然見えないぐらいでしたが、
今回の山行では晴れて周りの景色や稜線を
きれいに見ることができました。
10年前に比べると登山者が多い感じがしましたが、
初心者にも気軽に歩くことができて、
稜線や眺望なども美しいので
人気なのもうなづけますね。