こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山へ行ってきました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山は
大月の秀麗富嶽十二景に選定されている山であり、
山梨百名山にも選ばれいる山です。
- 所在地:山梨県大月市
- エリア:大菩薩連嶺
- 標 高:1,990m(牛奥ノ雁ヶ腹摺山)、2,014.3m(小金沢山)
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:中級者向け
- 登山ルート:牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山縦走ピストン
- コースタイム:約5時間30分
- 歩行距離:測定なし
- 備考:山梨百名山(小金沢山)、
大月秀麗富嶽十二景(牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山に行くルートは複数ありますが、
今回は登山のコースと合わせて、
登山口までの通行止め情報なども紹介していきたいと思います。
目次(クリックするとジャンプできます)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山|通行止め情報
牛奥ノ雁ヶ腹摺山や小金沢山を登るのに
湯ノ沢峠からスタートする人は多いと思いますが、
現在、湯ノ沢峠へ行く県営林道焼山沢真木線の一部が
通行止めとなっています。
焼山沢真木林道と大菩薩初鹿野線(県道218号線)が分岐する地点で
次のような案内看板が出ています。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_171104.jpg)
看板の案内通り、焼山沢真木林道は途中から通行止めとなっていますが、
大菩薩初鹿野線(県道218号線)から林道日川線を利用すると
湯ノ沢峠に行くことができます。
この林道焼山沢真木線の通行止めは、
令和4年7月8日までとなっています。
![焼山沢真木林道 通行止め](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_102405.jpg)
焼山沢真木線で湯ノ沢峠に行くルートが一番近道なのですが、
通行止めの期間中に湯ノ沢峠に行くのなら、
県道大菩薩初鹿野線から日川林道に入り
湯ノ沢峠に向か向かいましょう。
大回りになりますが
焼山沢真木線の通行止めが解除されるまで仕方ありません。
湯ノ沢峠は周辺に行ける山が多く駐車場もあるので、
登山者にとっては便利な場所になっています。
湯ノ沢峠に行かれる際の通行止め情報は、
こちらの山梨県 県営林道通行規制情報を確認して
湯ノ沢峠に向かいましょう。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山|駐車場
湯ノ沢峠からのコースが一般的ですが、
今回は日川林道途中の駐車場を紹介します。
駐車場は日川林道の道路わきに駐車できるスペースがあります。
![日川林道 駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220505_224115.jpg)
4〜5台の駐車スペースがあります。
車をバックして下に落ちないように注意しましょう。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 駐車場](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_160834.jpg)
他の車の駐車の仕方によっては、
駐車の台数が少なくなります。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山|目的地とコース・天気
今回の牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山の山行は
ピストン山行になります。
- 日程:2022/5/3
- 時間:11:00〜16:30(休憩含む)
- 歩行距離:測定なし
駐車場からの牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山のコースタイムが短いため
比較的早い時間内での山行になりました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山の目的
牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山の両山とも
大月市の秀麗富嶽十二景に選定されている山であり、
どちらの山も標高2,000mの山なので、
他の秀麗富嶽十二景と違う富士山を見ることができるのではないか、
という思いから今回の山行に選びました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山のコース
駐車場→牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂→小金沢山山頂→
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂→駐車場
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 小金沢山 コース](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220505_224115-2.jpg)
とてもシンプルなコースです。
分岐などもなく山頂から山頂へ行くルートです。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山の天気
山行中は快晴に近い状態が続きましたが、
上空に雲が多くありました。
山の天気は変わりやすいので、
山に登る際は天気の最新情報をチェックして登りましょう。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山|登山概要
日川林道沿いの駐車場に車を駐車して出発です。
![日川林道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_160834-2.jpg)
駐車場の目の前に
このように牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山道入口と
道標がありますが、
ネットを越えて中に入ってしまうと
木が植林されているところに入ってしまうことになります。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_112748.jpg)
植林されているネットの外側を歩くには、
少し歩いて違う登山口になります。
日川林道を少し湯ノ沢峠方面に歩いていくと、
このように登り口があります。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 登り口](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_155918.jpg)
ここを歩くと植林されているネットに入らずに
登ることができますので
こちらから登っていきましょう。
一応ピンクテープが木の枝に結んであります。
このような木の階段を登っていきます。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_155219.jpg)
このような道標があります。
写真のネットの向こう側が植林されている場所です。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 日川林道](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_155032.jpg)
上に登っていくと植林されている場所の上に到達します。
やはり最初の道標通りに登山道を登ってしまうのか、
上に登ってネットを越える人が多くいるようです。
ネットが越えやすいようになってしまっています。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_113913-1.jpg)
結構しっかりした道標があります。
道標が多くあって、
しっかりしたものが設置されていると
安心感がありますよね。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_115354.jpg)
この時期(5月上旬)でも霜が立っています。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 霜](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_122007.jpg)
北側斜面や山の立地によっては、
冷える場所があるということですね。
大きい岩が出現します。
荷物を置いたり、座って休憩するのに
調度良いテーブルのような場所があります。
これはパノラマ岩というものですが、
あとで回り込んでこちらの上に
登ることになります。
![パノラマ岩 牛奥ノ雁ヶ腹摺山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_122514.jpg)
パノラマ岩です。
![パノラマ岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_122744.jpg)
パノラマ岩の上は
このようになっていますが、
あまり端のほうにいくと危ないので、
自己責任で行動しましょう。
![パノラマ岩](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_122824.jpg)
このような景色が見えます。
![パノラマ岩 景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_122904.jpg)
正面に見えるのが日川ダム(大菩薩湖)です。
山間にある水辺というものは目立ちますし
目印になりますね。
奥に南アルプスが見えますが、
南アルプスの山がいかに高いかがわかりますね。
南アルプスの高い位置は雪があるのが
はっきりわかります。
南アルプスの雪解けは7月ぐらいでしょうか。
![南アルプス](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_123241.jpg)
パノラマ岩から山頂を目指して歩いていきます。
途中で雲がありながらも富士山が見えます。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_123918.jpg)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂に到着です。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 山頂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_125735.jpg)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山は近隣からのアクセスも良いので
多くのハイカーがいました。
雲が重なった富士山でしたが、
山頂の景色は最高です。
大月秀麗富嶽十二景の中でも別格の景色でした。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 山頂 景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_125623.jpg)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂はスペースが広いので、
食事や休憩に良いでしょう。
富士山を見ながら休憩ができます。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 山頂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_130143.jpg)
山頂で少し休んだところで、
次の小金沢山に向かいます。
このように道標がありますので、
こちらの道を進んでいきます。
![小金沢山](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_125712.jpg)
1,000m前後の山と比べて、
2,000m付近の山の景観は
やはり違うものがあります。
生殖する植物や木々も違うせいなのかもしれません。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_130742.jpg)
低山にはない景色を味わいたいなら、
少し標高の高い山に登るのも良いかもしれませんね。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_132743.jpg)
山もすっかり色が変わってきました。
山が黄緑色になってきていますね。
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_133148.jpg)
小金沢山山頂到着です。
![小金沢山 山頂](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_134620.jpg)
やはり富士山には少し雲がかかっています。
空は最高なのに少し残念ですが、
次の楽しみにします。
![小金沢山 山頂 景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_135336.jpg)
小金沢山の山頂で少し休んだら、
下山します。
今回の山行はピストンなので、
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂に戻って下山します。
下山は登りより少し早いタイムで帰れます。
お疲れ様でした。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山|見どころ
今回の牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山登山での見どころは、
やはり牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂での景色です。
![牛奥ノ雁ヶ腹摺山 山頂 景色](https://asobilifegogo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_20220503_133241-1.jpg)
雲がなければ最高の景色になると思います。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山は大月秀麗富嶽十二景に選定されていますが、
他の秀麗富嶽十二景と比べても
富士山が大きく見ることができて、
周辺の山々のアングルも最高です。
自分が気に入った景色の山というものは、
またぜひ登ってみたいと思いますが、
この牛奥ノ雁ヶ腹摺山はまたぜひ登りたい山の一つです。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山|今回使った地図
![](https://asobilifegogo.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山|感想
牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山は、
以前まで少し敬遠していた山でした。
しかし今回、牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山を登ってみて、
敬遠していたことに後悔をしています。
昨今では山の情報というものは、
色々なメディアから得ることができますが、
自分の気に入る山というものは、
自分で実際に登ってみなければわからないということを
つくづく感じた山行でした。
今回の牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山の山行は
自分にとってとても有意義な山行になりました。