こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は神奈川県相模原市にある石老山に行ってきました。
石老山というと相模湖付近にある
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの近くの山ということで
知っている人も多いのではないでしょうか。
今回は都心から近く、
車、電車などのアクセスも良い石老山の
駐車場や登山ルートなどを紹介していきます。
今後、石老山登山を計画している際の参考になれば幸いです。
目次(クリックするとジャンプできます)
石老山登山|マイカーで訪れる場合の駐車場
石老山にマイカーで訪れる場合の主な駐車場は
次の2つになります。
- 石老山 登山者・参拝者駐車場
- 篠原(しのばら)の里駐車場 有料
この2つの駐車場は
石老山山頂からみて
東側と西側になりますので
登山ルートによって駐車場を選択しましょう。
では、各駐車場の詳細を紹介していきます。
石老山 登山者・参拝者駐車場
こちらの石老山登山者・参拝者駐車場は、
相模湖病院駐車場と併設されている駐車場になります。
- 駐車場名:相模湖病院駐車場
- 住所:〒252-0176 神奈川県相模原市緑区寸沢嵐2891
- 駐車台数:約8台
- 駐車料金:無料
石老山登山者・参拝者が利用できる駐車場ということもあって
駐車する側としては安心感のある駐車場です。
同じ敷地の中に病院の駐車スペースがあります。
石老山登山者と参拝者が利用できる駐車場は、
駐車場の山側と奥のスペースになります。
こちらの石老山登山者・参拝者駐車場は、
駐車台数や駐車料金が無料ということもあって、
土日祝日などの利用は混雑が予想されます。
土日祝日などは早い時間からの駐車が良いでしょう。
篠原の里駐車場
篠原の里駐車場は、
石老山を西側から登る際に便利な駐車場です。
こちらの篠原の里駐車場から石老山山頂までは、
約2時間ほどで到着できます。
石老山近隣にある石砂山(南展望良い)にも
約1時間50分で行くことができる駐車場になります。
- 駐車場名:篠原の里駐車場
- 住所:〒252-0186 神奈川県相模原市緑区牧野2881
- 駐車台数:約30台
- 駐車料金:500円/日
今回の石老山登山|登山コース・天気
- 所在地:神奈川県相模原市
- エリア:丹沢山地北部
- 標 高:702.8m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初中級者向け
- 山行日:2023/4/30(日)
- 登山ルート:周回ルート
- コースタイム:約5時間50分(11:05〜16:55)休憩含む
- 歩行距離:約8.6km
- 天気:曇り時々小雨
- 備考:関東百名山、藤野町十五名山
石老山の登山コース
石老山登山者、参拝者駐車場から石老山山頂へ行き、
大明神展望台を経て周回するルートです。
良い形で周回できるルートになっています。
石老山登山での天気
石老山山行中は、
曇りと小雨という状況でした。
山という環境から木々があるので、
直接雨にあたるのは防げましたが、
雨の時間は長く続きました。
幸いにも大ぶりの雨にはならなかったので、
リュックやカメラなどのカバーは装着せずに済みました。
今回実際に登ってきた石老山の登山概要
こちらの石老山登山者・参拝者駐車場に車を駐車して
出発です。
目の前には相模湖病院があり、
相模湖病院の駐車場と併設されています。
石老山に入山するには、
駐車場西側のこのような道を下っていきます。
道標が出てきます。
石老山のもう一つの登山口である
篠原という地名も道標に書かれています。
石老山は比較的道標が多いので、
初めて石老山を訪れた人にも安心感があります。
このような場所を通過していきます。
石が敷かれた登山道を歩いていきますが、
雨で濡れていると滑りやすいので注意が必要です。
登山道に数箇所に
奇岩と岩についての説明があります。
あとで調べてわかったのですが、
石老山は奇岩がある山として有名のようです。
登山道を歩いていて
巨大な岩が多い感じですが、
岩と説明書きがイマイチわかりづらい感じでしたね。
細かく観察してみると岩の特徴などがわかるのかもしれません。
登山道を進んでいくと、
開けた場所に出ます。
すぐに迎えてくれるのが、
この蛇木杉です。
蛇木杉という名称は
木の形容で名付けられたようですが、
木にしても岩にしても見た目から名付けられているものって多いですよね。
右手には顕鏡寺があります。
「石老山」という名称は、
この顕鏡寺から名付けられたようなので、
お寺と山が密接な関係であることが伺えます。
こちらに公衆トイレがあるので、
利用していくと良いでしょう。
落ち着いた感じの風情のあるお寺ですね。
顕鏡寺の敷地からは、
木々の間から景色を見ることができます。
顕鏡寺の山門を出て反対方向が登山道になります。
少し進んでいくと次のような案内があります。
簡易の地図が書かれています。
巨木が倒れているところを通過していきます。
近年では他の山でも巨木が倒れている光景をよくみますが、
やはり2019年の台風の影響でしょうか?
分岐点です。
どちらの道でも石老山山頂へ行くことができますが、
左は八方岩経由で右は桜道ルートになります。
今回は桜道ルートで行ってみます。
桜道ルートには桜山展望台があります。
桜山展望台に到着です。
里山の風景とは少し違う感じですが、
民家の周りに緑が多い感じの風景ですね。
緑豊かという感じでしょうか。
八方岩経由のルートと桜道の合流地点です。
この2つの道の分岐から合流地点までの距離は
長くはありません。
石老山の山頂はこちらから約1.5kmです。
石老山は距離表示が記載されている道標が
結構あります。
個人的な所感ですが、
神奈川県の山域の山は道標が充実している感じがします。
登山者としては道標がたくさんあると安心感がありますよね。
融合平見晴台に到着です。
融合平見晴台はこのように
座って休憩できる場所が多くあります。
やはりこのようなベンチについても
神奈川県の山は充実している感じがします。
確か塔ノ岳を登ったときも
このようなベンチが多くありました。
この日はあいにくの曇り空でしたので、
融合平見晴台からの景色は見えませんでした。
少し木の根が露出しているところを歩いていきます。
ここから石老山山頂までは約1.1kmです。
あともう少しですね。
石老山山頂に到着です。
石老山の標柱がカッコいいですね。
石老山山頂のスペースは広く、
テーブルやベンチなどゆっくりできるところが
多く設置されています。
石老山山頂は食事や休憩などゆっくりできそうですね。
石老山からは丹沢系の山々が見えます。
この日は雨で空は曇り空でしたので、
丹沢山系の山は少し霞がかって見える感じでした。
石老山山頂で少し休憩したら
今度は少し来た道を折り返して
道標のある分岐地点で
大明神展望台、篠原方面に進んでいきます。
少し進んでいくと道の右手に
石老山の三角点があります。
大明神展望台と篠原の分岐地点にきました。
今回の記事の冒頭で石老山を登る際の
車の駐車場を紹介させていただきましたが、
篠原の里駐車場を利用している場合は、
こちらの篠原方面から登ってくる形となります。
今回は相模湖病院横の石老山登山者、参拝者駐車場を
利用して周回して下山するルートですので、
大明神展望台方面に進みます。
木々の間から相模湖が見えます。
普段国道20号線(甲州街道)や413号線を車で走ることは多いのですが、
登山をすると普段見る景色を違う角度から見れるのは
登山の醍醐味ですね。
大明神山とねん坂の道標が出てきます。
赤い祠があります。
こちらが大明神山です。
道標の裏に大明神山と書かれています。
古い道標で篠原入口とありますが、
登山道があまり歩かれてない感じがします。
こちらから篠原地区に行けるのでしょうか?
大明神展望台です。
相模湖や町並み、山々が見えます。
このときは、
あいにくの雨でしたので少し曇っていましたが、
晴れていれば一段ときれいな景色でしょう。
相模湖の周りは藤野町十五名山というものもあるので、
登山として登れる山が多くありそうですね。
道標通りに歩いてきたつもりですが、
実はこのあたりから登山道が複数あるようです。
ねん坂方面を目指して歩いていましたが、
あとで登山アプリを見てみると
登山ルートを外れた道を歩いていました。
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストという案内があるので、
このルートで間違いはないようですが、
こちらのルート以外に他のルートがあるのかもしれません。
「ねん坂」という言葉は、
他の山でもあったような気がします。
あとで調べてみよっと。
またさがみ湖リゾートプレジャーフォレストの
道標が出てきました。
プレジャーフォレストのある国道413号線が近いことが伺えます。
国道や公共交通機関なども近くにあるプレジャーフォレストを
道標に記載するのは適切ですね。
相模湖が大きく見える場所に出ます。
相模湖の北側には国道や高速道路が見えます。
登山道入口に到着です。
こちらの登山道入口には石老山の名前は
記載されていません。
横の道は県道517号線です。
県道517号線を上っていくと篠原の里方面に向かうことができます。
今回車を駐車した相模湖病院に向かうので、
このまま県道517号線を下っていきます。
大きい池の横を通過していきます。
遠くにさがみ湖リゾートプレジャーフォレストの
観覧車が見えます。
このように見るとプレジャーフォレストは
結構山の上にあるんですね。
渡し船があります。
いったいどこからどこまでを船で渡れるのでしょうか?
相模湖付近は結構車で走ったりしますが、
意外と知らない場所はまだまだありそうですね。
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの前に出てきました。
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストには
さがみ湖温泉うるりがあるので、
登山後に汗を流して帰りたい人にはおすすめです。
プレジャーフォレストから国道413号線を津久井方面に進みます。
国道413号線を少し進んでいくと
「石老山入口」という三叉路が出てきます。
こちらを右折していきます。
こちらの石老山入口に三叉路の付近には
石老山入口というバス停もありますので、
石老山を電車やバスで訪れる予定で
石老山の登山口を目指す人は
参考にしてみてください。
相模湖に遊びに来たことがある人は、
この石老山登山道入口という看板を
目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
こちらを矢印方向に進んでいきます。
石老山ハイキングマップがあります。
トイレが設置されています。
親切に石老山登山道の看板が設置されています。
Y字のような道が出てきますので
矢印方面のように右に進んでいきます。
石老山の看板などが設置されていますので、
そのとおりに進みましょう。
途中にも親切な道標が設置されています。
相模湖病院の看板が出てきました。
車の駐車場は
この相模湖病院の横になります。
このまま道なりに進んでいきましょう。
相模湖病院が見えてきました。
石老山表参道の看板が出てきました。
こちらを右折すると
石老山登山者と参拝者の駐車場です。
駐車場奥には石老山の登山口があります。
駐車場は細長い形のスペースになっています。
奥に進んだ左側が登山口です。
今回の石老山山行は以上になります。
石老山登山|見どころ
石老山は相模湖横にある山になります。
普段、行楽や観光で国道20号線や中央高速道路で
相模湖や藤野町などの景色は馴染みのある人は多いかもしれませんが、
石老山は相模湖などを南側から見る形となります。
馴染みのある景色を違う方面から見ることができるのは、
登山の面白いところです。
石老山は相模湖や相模湖周辺の山や町並みを
違う方面から見ることによって味わい深い景色を堪能できる山です。
桜山展望台からの景色は自然豊かな里山の風景が見れます。
大明神展望台からの展望も晴れていれば、
もっと鮮やかに見えていたでしょう。
今回の山行ではあいにくの雨や曇りの天候でしたので、
スッキリとした眺望は望めませんでしたが、
天候の良い日や冬場などは鮮やかな風景が期待できるでょう。
石老山登山|今回使った地図
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石老山登山|感想
石老山は数年前まで通行止め箇所などがあり、
登山をあきらめていた山でしたが、
今回は通行止め箇所なども解除されていたこともあり、
登ってきました。
登ってみた感想としては、
ベンチやテーブルなどが登山道に多く設置されており、
食事や休憩など登山者が単なる山を登るのではなく、
楽しんで登山ができるような配備されていました。
合わせて道標表示なども多く親切な記載がされているので、
初心者の人や初めて石老山を登る人には有効だと思いました。
電車やバス、車などのアクセスもよく、
帰りにはさがみ湖リゾートプレジャーフォレストにある
温泉施設などの利用もできる総合的に登山を楽しめる山ではないでしょうか。
コースの距離もある程度長いので中級者以上の人でも
歩きごたえのある山だと思います。