笠取山(奥秩父)登山|駐車場、登山口、登山ルートなどを紹介【作業平からの山行レビュー】

笠取山

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は作業平から笠取山に行ってきました。

笠取山というと多摩川の水源の山として知られる山です。

多摩川というと東京都、神奈川県在住の人などは
馴染みの深い河川ではないでしょうか。

多摩川のはじめの場所である水干という場所があるのが笠取山です。

これから笠取山の登山を計画している人の参考になれば幸いです。

今回自分が登った笠取山(作業平からのルート)の登山情報は
次の通りになっています。

笠取山
  • 所在地:埼玉県秩父市、山梨県甲州市
  • エリア:奥秩父山塊
  • 標 高:1,953m
  • 体力度:3.5 out of 5 stars
  • 難易度:3 out of 5 stars
  • おすすめ度:4 out of 5 stars
  • 登山レベル:初中級者向け
  • 山行日:2022/10/22(土)
  • 登山ルート:作業平
  • コースタイム:約8時間35分
  • 歩行距離:約10.9km
  • 天気:曇り
  • 備考:山梨百名山

個人的な記録ですので、
コースタイムや距離などは、
標準の記録を参考にしてみてください。

笠取山の標準のコースタイムは、
途中の記載してあります。

では、車でアクセスする場合の
駐車場から紹介していきます。

笠取山登山|駐車場

笠取山の駐車場は、
現在、作業平口駐車場を含めて
4つの駐車場(無料)があります。

笠取山 駐車場

笠取山は作業平口と中島川口の2つの登山口があります。

各駐車場から各登山口までの距離は次の通りです。

  • 作業平口駐車場(トイレあり)
  • 臨時第1駐車場(作業平口まで0.1km)
  • 臨時第2駐車場(作業平口まで1.4km、中島川口まで0.4km)
  • 臨時第3駐車場(中島川口まで0.3km)

こちらが作業平口駐車場です。

作業平口駐車場

作業平口駐車場内に作業平公衆便所や
ベンチ、テーブルが設置されています。

作業平公衆便所

こちらが臨時第1駐車場です。

臨時第1駐車場

笠取山登山|目的とコース・天気

今回の笠取山登山での目的とコース、
そして天気を紹介します。

笠取山登山の目的

多摩川の源頭があり、
程よい時間のコースタイムである笠取山が
以前からきになっていたので、
今回登ってみました。

笠取山登山のコース

作業平口から登って山頂まで、
おおよそピストンに近いルートです。

笠取山

このルートでの標準コースタイム(休憩なし)は約5時間です。

今回の自分のGPSでの記録は
次のとおりです。

笠取山

笠取山登山の天気

ほぼほぼ曇りという天気で
終始おわりました。

雨が降らなかっただけヨシとしましょう。

笠取山登山|登山概要

臨時第1駐車場に車を駐車してから出発です。

臨時第1駐車場

作業平駐車場方面に歩いていきます。

作業平口という登山口は、
作業平の駐車場やトイレからすぐの場所にあります。

作業平駐車場

こちらが作業平口という登山口になります。

作業平口

近くに川が流れるところを歩いていきます。

笠取山

一休坂分岐です。

一休坂分岐

ヤブ沢峠に向かうので、
道標の「ヤブ沢を経て水干 4.1km」の方面に進みます。

源流のみち案内図の看板が設置されています。

源流のみち案内図

ヤブ沢です。

ヤブ沢

落ち葉が多いですが、
沢の水はとてもキレイな感じです。

ヤブ沢

このような細い渓流の近くを歩いていきます。

笠取山

ヤブ沢峠です。

ヤブ沢峠

次は笠取小屋を目標に歩いていきます。

笠取山

笠取小屋周辺が見えてきました。

笠取小屋

笠取小屋到着です。

笠取小屋

笠取小屋の周辺は登山者が座れる場所などがあるので、
休憩していくのも良いでしょう。

笠取小屋は複数の道の分岐点になっています。

笠取小屋

笠取小屋から雁峠分岐方面に進んでいきます。

すぐのところにトイレがあります。

笠取小屋 トイレ

開けた場所に出ます。

笠取山

雁峠分岐です。

雁峠分岐

こちらの雁峠分岐の標高は1,832mです。

左に進んでいくと雁峠や雁坂峠に行くことができます。

今回は笠取山ですので右に進んでいきます。

小さな分水嶺という道標が出てきます。

小さな分水嶺

こちらの丘を登っていきます。

小さな分水嶺について書かれた案内があります。

小さな分水嶺

河川名が書かれた標柱がありますが、
この方面に降り注いだ雨が、
各河川に流れていくようですね。

小さな分水嶺

こちらの小さな分水嶺からは富士山が見えます。

小さな分水嶺 富士山

そして歩いてきた登山道を見下ろすことができます。

ここまで歩いてきた笠取山の印象としては、
登山者はそこそこいますが、
落ち着いた静かな山という雰囲気です。

このような道標が出てきますが、
笠取山方面に進んでいきます。

笠取山

おおよそ南西方面の景色は
このような感じです。

笠取山

近隣の山が見えて、
とても落ち着いた雰囲気の登山道です。

笠取山が正面にそびえる場所に出ます。

笠取山

登っていく登山道が見えますが、
こちらを登っていきます。

笠取山の下は笠取山西という場所になります。

笠取山西 道標

先に登っている人や、
頂上付近に人が見えます。

笠取山

すごく当たり前のことですが、
そこに人が歩いているんだなぁ
なんて思います。

自分も登り始めます。

登り始めて振り返ると雰囲気のある景色が広がっています。

笠取山

こちらからも富士山が見えます。

笠取山 富士山

少し紅葉がかった樹木もキレイですね。

笠取山山頂まではキツイですが、
振り返るとキレイな景色が広がっているので
励みになります。

笠取山の山梨百名山標柱の場所に到着です。

標柱と富士山のアングルがバッチリですね〜

笠取山 山頂

このぐらいの富士山の大きさも
また味がありますね。

笠取山

笠取山の実際の山頂は
この場所から少し離れた場所にあります。

こちらが笠取山の山頂です。

標高である1953mと標柱にありますよね。

笠取山 山頂

落ち着いた感じの富士山です。

富士山は周りの景色に合わせて、
色々な表情を見せてくれますね。

笠取山 富士山

笠取山の山頂の富士山を味わったので、
下山する帰路に向かいます。

水干尾根分岐点です。

水干尾根分岐点

水干尾根分岐点を地図で見てみると、
このようになっています。

水干尾根分岐点 地図

笠取山はところどころに分岐点があります。

目的地とルートを確認しながら進みましょう。

今回自分は水干を通るルートですので、
こちらの水干尾根分岐点から左に300mほどに
水干があります。

水干尾根分岐点の近くに
源流のみち案内図が設置してあるので、
こちらの地図で確認するのも良いでしょう。

源流のみち案内図

水干です。

水干 多摩川

こちらの水干が東京都や神奈川県を流れる
多摩川の最初の場所になります。

奥を覗いてみると水が湧き出ている感じはありませんでしたが、
水が溜まっている場所がありました。

水干 笠取山

そこから湧き出ているのかはわかりませんでしたが、
雨などが降ると湧き出るのでしょうかね?

こちらから東京湾まで流れていくんですね。

水干について書かれた看板があります。

水干

水干の近くからも富士山が見えます。

富士山 笠取山 水干

山の景色もすっかり色づいてきていますね。

水干から車を駐車した作業平口までは
5.2kmです。

もう一方の中島川口までは、
5.0kmですので、
水干から距離的にはどちらの登山口も変わりませんね。

水干 道標

水場口の分岐点です。

水場口

今回は行きませんでしたが、
こちらから水場に行けるようです。

分水嶺まできました。

分水嶺

分水嶺は小高い丘のようになっています。

分水嶺を登らずに左の木道を進むこともできます。

自分は再度分水嶺で景色を見てから、
帰路の向かいました。

分水嶺を過ぎたあたりの景色が
良い感じです。

笠取山

笠取小屋に到着です。

笠取小屋

テントが張られています。

下山は行きとは違い一休坂を下りていきます。

一休坂は笠取小屋から分岐した道から行くことができます。

写真では道標が光って見づらくなっていますが、
「一休坂を経て作業平口3.2km」
と書かれています。

赤い矢印方面に下りていきます。

笠取小屋 道標

すぐに水場があります。

水場

このような道を歩いていきます。

一休坂

一休坂の分岐に到着です。

一休坂

この一休坂からは一休坂分岐を経て
作業平口まで下山しました。

この一休坂から作業平口までは約1.5kmです。

今回の笠取山の登山概要は以上になります。

笠取山登山|見どころ

笠取山は色々なポイントから
近隣の山々や富士山などの景色を見ることができる山です。

富士山 笠取山

曇りで雲が多い状態で
この景色は素晴らしいものがあります。

笠取山

笠取山は眺望に合わせて水干は
ぜひ見てもらいたいポイントです。

水干

水干は多摩川の始まりの場所であり、
ここから海に向かって流れていきます。

個人的な話しですが、
多摩川は自分が子供の頃から馴染み深い河川であり
思い出もある川です。

多摩川の始まりでもある
この場所にこれたことを嬉しく思います。

笠取山登山|今回使った地図

笠取山登山|感想

今回笠取山を登ってみた感じとしては、
静かで落ち着いた山という印象です。

個人的にもあまり人が多い山は好きではなく、
静かに楽しみたいという自分にはピッタリの山でした。

日本百名山など人気の山などで人が多い場所ではなく、
落ち着いた山を楽しみたいという人におすすめですね。

しかし、臨時駐車場などもあり人が思ったより多かったことに
驚きましたね。

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