蜂城山登山|マイカーでの駐車場、登山口、登山ルートなどの紹介【神領山、大久保山周回レビュー】

蜂城山

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は山梨県笛吹市の地元の方には神山と呼ばれている
蜂城山、神城山、大久保山の周回ルートで登ってきました。

蜂城山山頂はもともと蜂城という山城があった場所でもあります。

山城のあった雰囲気と神の山というものを体感してみましょう。

蜂城山登山|マイカーでの駐車場

蜂城山登山では下記の駐車場を利用するのが良いでしょう。

  • 蜂城跡登山口付近の駐車スペース
  • 中央自動車道釈迦堂PA(下り)駐車場
  • 釈迦堂遺跡博物館駐車場

蜂城跡登山口付近の駐車スペース

蜂城跡登山口付近にある道路沿いの駐車スペースです。

駐車 スペース

こちらの駐車スペースの他にも
こちらの道路沿いには数ヶ所に
道路沿いの駐車スペースがあります。

蜂城跡登山口付近の駐車スペース
  • 住所:〒405-0061 山梨県笛吹市一宮町石
  • 駐車台数:約5台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

こちらは蜂城跡登山口の場所になります

中央自動車道釈迦堂PA(下り)駐車場

中央自動車道釈迦堂パーキングエリア下りの駐車場です。

パーキングエリアに車を駐車して
徒歩で高速道路外に出ることができます。

中央自動車道釈迦堂PA(下り)駐車場
  • 住所:〒405-0054 山梨県笛吹市一宮町千米寺739
  • 駐車台数:普通車約50台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:釈迦堂PA内から約2分で釈迦堂遺跡博物館に行くことができます

インターネットなどで蜂城山登山を検索してみると、
釈迦堂PAを利用して蜂城山登山をしているハイカーも多くいます。

釈迦堂遺跡博物館駐車場

こちらの駐車場は釈迦堂遺跡博物館の駐車場となります。

桃の花の時期などは多くの人で賑わう駐車場ですが、
一応、釈迦堂遺跡博物館という施設の駐車場ですので、
登山での利用などでの場合の駐車利用を
公式ホームページ(釈迦堂遺跡博物館)などで確認してみるのが良いでしょう。

釈迦堂遺跡博物館駐車場
  • 住所:〒405-0054 山梨県笛吹市一宮町千米寺764
  • 駐車台数:約30台
  • 営業時間:9時〜17時まで
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

今回行ってきた蜂城山登山|登山ルート・天気

蜂城山登山口の近くに車を駐車して、
距離約5.6kmほどの周回ルートです。

蜂城山
  • 所在地:山梨県笛吹市
  • エリア:御坂系
  • 標 高:738m
  • 体力度:2.5 out of 5 stars
  • 難易度:3 out of 5 stars
  • おすすめ度:3 out of 5 stars
  • 登山レベル:初中級者向け
  • 山行日:2024/6/22(土)
  • 登山ルート:駐車スペース→蜂城山登山口→蜂城山→神領山→大久保山→駐車スペース
  • コースタイム:約4時間15分(7:15〜12:00)休憩含む
  • 歩行距離:約5.6km
  • 天気:晴れのち曇り
  • 備考:

登山ルート

蜂城山登山口から蜂城山→神領山→大久保山と進む周回ルートです。

蜂城山 地図

天気

山行中は雨には降られませんでしたが、
晴れのち曇りという天候でした。

雲が多い空でしたが、北側の展望などは良かったのですが、
西側(南アルプス側)の展望は雲が多く一部の山しか見えない状況でした。

蜂城山登山|登山概要

道路沿いの駐車スペースから出発です。

駐車 スペース

こちらの駐車スペースから50mほど下った場所に
登山口があります。

蜂城跡登山口

「蜂城天神社」と刻まれた灯籠があります。

蜂城天神社

蜂城山天神社参道という石碑があります。

こちらはには道路が2つありますが、
左の道を登っていきます。

蜂城山天神社参道

北西の方面を見てみると南アルプスが見えますね。
甲斐駒ヶ岳がカッコよく見えています。

南アルプス

こちらから進んでいきます。

登山道

害獣防止の柵がされています。

害獣 防止 柵

今回の山行を終えて感じたのが、
害獣防止の柵の多さです。
麓で桃やぶどうの生産をしている関係でしょうね。

害獣防止の柵を越えていきます。

自然な感じの道を歩いていきます。

登山道

神社のような、休憩場所のような場所があります。

神社 ベンチ

進んでいく登山道は蜂城天神社の参道ということなので、
このような場所があるのかもしれませんね。

今回のルート(蜂城山、神領山、大久保山周回)では、
ピンクリボンの数がとても多く感じました。

登山道

蜂城天神社への参拝が多いのか、
登山道がわかりづらいのか、
結構の数のピンクリボンが設置されています。

蜂城天神社に行くまでに
登山道に多くの灯籠が設置されています。

蜂城天神社 灯籠

年末年始などは灯籠に火が灯ることもあるのでしょうか。

倒木に色鮮やかな苔?のようなものがたくさん
付着していました。

倒木

蜂城山、神領山、大久保山付近は倒木が多く
キノコなどの自生が多く見られます。

木々の間から甲府盆地と甲斐駒ヶ岳が見えます。

甲斐駒ヶ岳

奥秩父の山もきれいに見えます。

奥秩父

蜂城山ヤマボウシとあります。

蜂城山 ヤマボウシ

以前は笛吹市指定天然記念物の
ヤマボウシが植生していたようです。

笛吹市指定天然記念物 ヤマボウシ

以前には麓からも見えていたようで、
このように倒れてしまって寂しいですね。

石の鳥居が出てきました。

蜂城天神社 鳥居

蜂城山と刻まれています。

蜂城山

このように見てみても蜂城山の歴史の古さを感じます。

鳥居をくぐって先に進んでいきます。

蜂城山の道標が出ています。

蜂城山 道標

蜂城天神社に到着です。

蜂城天神社

鳥居手前の杉の木に蜂城山の山頂表示があります。

蜂城山

木々の間からは奥秩父の山々が見えます。

奥秩父

蜂城天神社です。

蜂城天神社

こちらの狛犬は江戸時代に造られたものとのことです。

狛犬

こちらの蜂城天神社は
以前に蜂城の本丸があった場所になります。

こちらは山城である蜂城としての遺構である
堀切という場所のようです。

蜂城 堀切

今回の山行では蜂城山を以前に蜂城があった場所という
知識がありませんでした。

知識があれば見る視点も違ってきたと思うので、
場所を訪れる前の事前調査の大切さを身にしみましたね。

次に向かう神領山は
蜂城天神社の南側に登山道があります。

写真のようにピンクリボンが設置されています。

登山道

木々の間から見える目の前の山が
神領山のようです。

神領山

道を下っていきます。

登山道

少し倒木が目につきます。

倒木

北側に奥秩父の山々が見えます。

奥秩父

梅雨の合間にこれだけの景色が見れれば十分ですね。

右側に小高くある山は大久保山のようです。

大久保山

今回歩いたルートは登山道に踏み跡がしっかりあり、
道標、ピンクリボンが多く設置されています。

登山道

若干、迷うような場所もあったような気がしますが、
何より倒木が多いのが特徴のルートです。

この周辺はこのような道標のタイプのようです。

道標

立派な赤松です。

赤松

確かこの付近は踏み跡が2通りほどありましたが、
同じ場所に合流していそうな雰囲気です。

登山道

神領山の道標が出ています。

神領山 道標

こちらの場所からは
さらに倒木が増えていきます。

台風などの影響か、
病気による倒木なのか、
今までに見たときがないくらいの狭い範囲での倒木です。

倒木

多くの倒木のある場所を進んでいきます。

神領山です。

神領山

神領山山頂周辺は
このように少し開けた場所になっています。

神領山

展望は木々の間から少し見える程度です。

神領山

今回の山行では行きませんでしたが、
こちらの神領山から大積寺山や達沢山方面に行くことができます。

神領山から来た道を少し戻って、
今度は大久保山に向かいます。

大久保山 道標

こちらから大久保山に向かう途中にも
倒木が多くあります。

登山道 倒木

登山道に横たわっている感じです。

倒木が多くありますが、
倒木の先にはしっかり踏み跡があり
遠くにはピンクリボンが設置されているので
意外と進みやすいと思います。

登山道 倒木

倒木で進行方向がわからない場合は、
周りや少し先を見てみましょう。

登山道 倒木

倒木の上は苔が付着していて滑ります。

自分も倒木の上で滑りました(汗)

こちらあたりは根っこごと倒れています。

倒木

この根っこごと倒れている状況は
他の山でも見かけたりしますが、
どのような影響でこのようになってしまうのでしょうか。

倒木のオンパレードです。

倒木 登山道

倒木の数の割には人が歩いている感じがします。

尾根伝いの道から少し下っていきます。

遠くにピンクリボンが見えます。

登山道

倒木などがあり、
道が少し不明瞭な感じですが、
ピンクリボンがあるのて助かります。

倒木 登山道

これだけ多くのピンクリボンが設置されているということは
人がそれだけ歩かれていると予想されます。

山の登山道の整備などは
各自治体が管理しているのでしょうか?

倒木

近年では過去の崩落などによって
通行止めとなっている場所も多いですが、
復旧がされない登山道も多くありますよね。

倒木

登山者からすると登山道などの復旧はしてほしいところですが、
「登山」や「山」という枠は
国や県の政策からすると
後回しにされてしまうものなのかもしれません。

注意喚起が出ています。

登山道

大久保山方面に進みます。

道標

さきほどまでに比べれば少ないですが、
倒木はまだあります。

倒木

倒木などの整備がされれば、
蜂城山、神領山、大久保山は周回できて
距離的には良いルートです。

道標

ピンクリボンが多くあって道標もありますが、
分岐地点になります。

登山道 分岐

地図で見ると現在地はこちらになります。

地図

こちらに三宮神社方面の道標が出ていますので、
三宮神社を経て車が駐車してある道路に出れるルートです。

三宮神社 道標

一方、大久保山や那賀都神社方面は
先程の三宮神社方面のルートより少し左側にルートがあります。

登山道

少し進むと大久保山、那賀都神社方面の道標が出ています。

大久保山 那賀都神社 道標

先程の分岐の場所は木なども生い茂っており、
分岐としては少しわかりづらい場所なので
注意して進みましょう。

このまま、大久保山、那賀都神社方面に進みます。

大久保山に到着です。

大久保山

周りは木々に囲まれて景観はありません。

大久保那賀都神社に到着です。

大久保那賀都神社

鐘が設置されています。

鐘を近くにあった木で鳴らそうとしましたが、
近くに大きな蜂がいたので刺激してはマズイと思い
鳴らすのはよしました。

こちらの神社は東屋風な感じになっています。

大久保那賀都神社

中はこのようになっていて、
雨宿りなどをさせてもらえそうな感じです。

大久保那賀都神社

今回のルートの途中にも立派なアカマツがありました。

アカマツ

大久保那賀都神社から下っていきます。

登山道

今日は倒木ばかりって感じです。

倒木

害獣防止の柵があります。

害獣 防止 柵

柵を通過して開けた場所に出ます。

4月頃は桃の花が咲いて桃源郷になるのでしょうね。

奥秩父

南アルプス方面は雲が多くあって、
山容が少し見える程度です。

南アルプス

下の斜面に多くのLEDライトが設置されています。

これらのLEDライトは、
甲斐いちのみや大文字焼きの点火場のようです。

LEDライト

下山道に戻るために左側に進んでいきます。

こちらにも害獣防止柵が施されています。

害獣 防止 柵

こちらが最終の害獣防止柵です。

害獣防止柵

農家の方たちからすると獣などによる農作物の被害は
深刻なのでしょうね。

舗装された道路を下っていきます。

道路

桃の木ですね。

桃

登ってきた蜂城山と神領山が見えます。

蜂城山 神領山

自分が登ってきた山を振り返るって良いもんですよね。

畑の間の道を下っていきます。

道路

県道34号線(白井甲州線)出ます。

県道34号線 白井甲州線

矢印方向に右折していきます。

直進していきます。

国道34号線 白井甲州線

こちらからは先程登ってきた蜂城山と神領山が見えます。

蜂城山 神領山

そして神領山の隣には大久保山が見えます。

神領山 大久保山

登ってきた山を見渡せるのは良いですね。

県道から車を駐車した道路に入るので右折します。

県道34号線 白井甲州線

三叉路に蜂城山登山道と掲示されています。

ピンクリボンもついていますね。

蜂城山登山道

直進していきます。

道路

このあたりの駐車スペースも利用できそうですね。

このあたりの路肩付近も駐車スペースが多くあります。

道路 駐車スペース

車を駐車した場所に到着です。

駐車場

今回の蜂城山、神領山、大久保山山行の概要は以上になります。

蜂城山登山|見どころ

今回の山行ルートでは登山道の木々の間から
奥秩父や南アルプスを眺望できるところがありましたが、
合わせて次の2点が見どころです。

  • 蜂城天神社
  • 甲斐いちのみや大文字焼き点火場の上

もともと山城である蜂城の本丸があったという場所から
個人的な好みもありますが、
何か懐かしいような子供の頃を思い出すような神社だと感じました。

蜂城天神社

次回は周辺の散策と合わせて、
蜂城の名残をもう少し知れればと思っています。

今回の一番の眺望といったらこちらですね。

大文字焼き 点火場

パノラマで西側には南アルプスも見ることができます。

雲がなければもっと素晴らしい眺望のはずです。

盆地の畑と山のコントラストが絶妙ですね。

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蜂城山登山|感想

今回は山梨県笛吹市の蜂城山を周回ルートで歩いてきましたが、
奥秩父や南アルプスの展望もあり、
距離、時間ともに程よい山行だったと感じました。

ルート上の倒木の多さには驚きましたし、
歩きづらいところもありましたが、
ある意味、人の手が入らずに本来の自然の動向であり、
現状なのだとも思いました。

次回は山城としての蜂城山や周辺などを知ることができる
山行ができればと思います。

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