こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は群馬県の榛名山を登山してきました。
目次(クリックするとジャンプできます)
榛名山の登山とは
榛名山は群馬県高崎市にある上毛三山(榛名山、赤城山、妙義山)の一つの山であり、
麓にはカルデラ湖である榛名湖があり
観光スポットとしても有名な場所です。
榛名山という名称のピークはなく、
カルデラ湖である榛名湖周辺の寄生火山から構成されている総称として
榛名山と名付けられています。
榛名湖周辺には下記のような側火山が点在しており、
多くの峰を持つ複雑な山容をしているのが榛名山の特徴です。
複数のピークをもつ榛名山ですが、
各標高は約1,200〜1,400mの高さとなっています。
- 榛名富士(標高:1,390m) ロープウェイあり
- 掃部ヶ岳(標高:1,449m) 榛名山最高峰
- 烏帽子岳(標高:1,363m)
- 相馬山 (標高:1,411m)
- 天目山 (標高:1,303m)
- 鬢櫛山 (標高:1,303m)
- 蛇ヶ岳 (標高:1,229m)
- 杏ヶ岳 (標高:1,292m)
- 氷室山 (標高:1,236m)
- 二ツ岳
- 水沢山(浅間山)
榛名山の中で有名なのは榛名富士、烏帽子ヶ岳、掃部ヶ岳ですが、
榛名湖周辺の道が多くあるのでピストン(往復)から周回、縦走など
幅広いルート選びをすることができます。
榛名湖、榛名神社などの観光と合わせてルート選びをするのも良いでしょう。
榛名山登山|マイカーでの駐車場
榛名山登山では榛名湖周辺の無料の駐車場が充実しているのが
榛名山登山での魅力の一つでもあります。
数多くある榛名湖周辺の無料駐車場の中でも
榛名湖登山で利用しやすい駐車場を3つ紹介します。
- 県立榛名公園ビジターセンター駐車場
- 榛名湖高崎市営無料駐車場
- 榛名湖ポケットパーク
県立榛名公園ビジターセンター駐車場
榛名富士の登山口から近い位置にある駐車場です。
- 住所:〒370-3341 群馬県群馬郡榛名町榛名山845
- 駐車台数:約126台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:トイレあり
榛名湖高崎市営無料駐車場
こちらは掃部ヶ岳の登山口から近い駐車場になります。
- 住所:〒377-0802 群馬県吾妻郡東吾妻町川戸
- 駐車台数:約110台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
榛名湖ポケットパーク
こちらも掃部ヶ岳登山口に近い場所にある駐車場です。
駐車台数は約10台ほどの駐車場ですが、
駐車場内にトイレが設置されています。
- 住所:〒377-0802 群馬県吾妻郡東吾妻町川戸
- 駐車台数:約10台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:トイレあり
榛名湖周辺には多くの無料駐車場がありますので、
榛名山の山行や榛名湖の観光などと合わせて
駐車場を選択して駐車していくのが良いでしょう。
榛名山ロープウェイ
榛名富士山頂へは榛名山ロープウェイを利用して登ることができます。
榛名山ロープウェイの詳細は次のようになっています。
- 営業期間 4〜11月 9:00〜17:00(上り最終16:30)
12〜3月 9:00〜16:00(上り最終15:30)
15分間隔で運行、乗車時間2分50秒 - ロープウェイ乗車料金 【片道】大人500円、子供250円
【往復】大人850円、子供470円 - 駐車場 榛名山ロープウェイ駐車場 無料 普通車37台、大型バス8台
榛名山の中ではロープウェイがあるのは榛名富士だけですので、あえて榛名富士はロープウェイを利用して、他の山は自力で登るなんていうのもありですね。
今回行ってきた登山ルート・天気
今回の山行で榛名湖畔を歩きながら
榛名山の山である榛名富士、掃部ヶ岳の2山を登ってきました。
- 所在地:群馬県高崎市
- エリア:独立峰
- 標 高:最高峰 掃部ヶ岳1,449m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初級者向け
- 山行日:2024/9/21(土)
- 登山ルート:県立榛名公園ビジターセンター駐車場→榛名富士山頂→榛名富士神社→掃部ヶ岳登山口→硯岩→掃部ヶ岳山頂→榛名湖畔の宿記念公園→県立榛名公園ビジターセンター駐車場
- コースタイム:約7時間05分(6:15〜13:20)休憩含む
- 歩行距離:約8.9km
- 天気:曇り
- 備考:日本二百名山、上毛三山
登山ルート
榛名湖畔と榛名山を周回ルートで歩いてきました。
複数ある榛名山の山々の中で、
どの山を登るか迷いましたが、
榛名山のメインである榛名富士と榛名山最高峰の掃部ヶ岳を選択して登ってきました。
天気
雨には降られませんでしたが、
山行中は曇り空の天候でした。
一部遠くの展望の山などを眺望をすることができましたが、
天候が良ければもっと良い眺望が期待できそうでした。
登山概要
県立榛名公園ビジターセンター駐車場からスタートです。
赤い矢印方面が登山口になっています。
今回の榛名山山行では、まず最初に榛名富士を登ります。
榛名富士はロープウェイでも上れるのですが、
今回は登山道を利用して榛名富士を登ります。
ロープウェイの近くにも駐車場があります。
榛名富士の登山口はこちらの道を進んでいきます。
周辺には温泉もあるので下山後に立ち寄ってみるのも良いですね。
榛名富士登山口です。
こちらから入山していきます。
ピンクリボンが設置されています。
榛名富士はロープウェイなども設置されていて
山の登山道っぽくないのかな?なんて思っていましたが、
しっかり登山道っぽいです。
登っていきます。
笹が多く群生しています。
登山者があまり歩かれていない感じがします。
榛名富士の山容とはうらはらに、
少し歩きづらい感じの道を歩いていきます。
ロープが張られています。
木の根が露出している道を歩いていきます。
結構、急な斜面を登っていきます。
想像していた榛名富士の登山道とは大違いです。
岩や木の根やらありますね〜
ロープウェイの榛名富士山頂駅に到着しました。
こちらの榛名富士山頂駅の施設にはトイレが設置されています。
ちなみにロープウェイの料金はこちらに掲示されています。
体力や時間に応じて利用するのも良いでしょう。
榛名山ロープウェイの山頂駅の横は展望台になっています。
この日は雲たっぷりの天候でしたが、
どうにか展望台から富士山が見えてくれていました。
東側の展望は天候の良い日などは東京スカイツリーが見えるようです。
ロープウェイ向こうの西側の展望は浅間山方面が見えます。
眼下には榛名湖が見えますね。
こちらは榛名富士山頂(1,391m)の山名板になります。
こちらから次は榛名富士山神社に向かって歩いていきます。
富士山神社の鳥居を通過していきます。
20m先に各神様が祀られているようなので行ってみます。
各神様の石碑が建立されています。
各神様の由来が書かれています。
富士山神社に到着です。
富士山神社横には一等三角点が設置されています。
富士山神社の東側は少し開けていて、
向こう側には展望があります。
富士山神社周辺からの展望が掲示されています。
周りの木々が成長してきているのか、
少し展望が狭くなっている感じがします。
こちらの掲示されている展望は以前は見えていたのかもしれませんね。
東側の木々の開けている展望は雲一面でしたが、
雲がなければどのような景色が広がっているのでしょうか。
富士山神社から榛名富士を下山していきます。
榛名湖近くにあるゆうすげの湯方面に歩いていきます。
笹の多い道を下っていきます。
こちらのルートは登りで歩いた道より
少し険しい道を歩いていきます。
岩の多い道を歩いていきます。
倒木などもあります。
ロープが張られた道を歩いていきます。
数人の人と行き交いましたが、
榛名富士をこちらから登るルートのほうが大変そうですね。
榛名富士方面の道標がありました。
舗装道に出てきました。
次に向かうのは榛名湖沿いを歩いて
掃部ヶ岳です。
榛名湖方面に歩いていきます。
近くに榛名湖温泉ゆうすげ元湯があります。
烏帽子岳登山口を通過していきます。
烏帽子岳登山口の先には鳥居があります。
神聖な場所という雰囲気ですね。
烏帽子岳のトレッキングマップが掲示されています。
これから歩く掃部ヶ岳のマップも表示されていますね。
先程登ってきた榛名富士が見えます。
本当に形が富士山そっくりですね。
榛名湖ではバスを釣っている人でしょうか。
榛名湖沿いの道は舗装されていてとてもきれいです。
駐車スペースがありました。
本当に榛名湖周辺は駐車場がたくさんありますね。
烏帽子岳を登るにはこちらの駐車スペースも利用価値大ですね。
榛名湖では釣りをしたときがありませんが、
やっぱりブラックバスやワカサギなどが有名なのでしょうか。
榛名湖周辺案内図が掲示されています。
案外このようなシンプルな地図がわかりやすいですね。
榛名湖周遊道から県道28号線に入り
写真矢印方面に掃部ヶ岳の登山口があります。
高崎市林間学校榛名湖荘の看板の少し先に掃部ヶ岳の登山口があります。
こちらの掃部ヶ岳登山口から入山していきます。
途中硯岩に寄って掃部ヶ岳山頂に行って
下山は別ルートで湖畔の宿記念公園に下りる予定です。
では、スタートしていきます。
掃部ヶ岳方面と書かれています。
道は山の登山道らしい感じです。
分岐点です。
掃部ヶ岳方面に向かいます。
「くじらいわ」という道標がありました。
近くにありそうなので行ってみます。
本当にくじらっぽい。
登山をしていると色々な岩や石などがありますが、
形容されているものが多いですよね。
丸太階段の道を歩いていきます。
分岐地点です。
目的地は掃部ヶ岳(かもんがたけ)ですが、
硯岩(すずりいわ)に寄っていきます。
急な道を歩いていきます。
硯岩に到着です。
こちらの硯岩からは榛名湖が一望できます。
榛名富士や周りの山々を見渡せます。
こちらの硯岩は岩の切り立った場所の上にあります。
榛名湖側から見てみると、
硯岩の岩の切り立った様子がよくわかります。
南方面には奥秩父の山々が見えます。
富士山は少しそれらしい山容が見えるような感じぐらいでした。
硯岩の展望は最高ですが、
落ちないように気をつけてくださいね。
硯岩からの展望は最高でした。
登った山や榛名山の山々、歩いた軌跡なども見えて良かったです。
硯岩から先程の分岐に戻ります。
掃部ヶ岳に向かいます。
笹が生い茂った登山道を歩いていきます。
丸太階段を歩きます。
掃部ヶ岳山頂までもう少しです。
榛名山最高峰掃部ヶ岳山頂に到着です。
掃部ヶ岳山頂からは
杏ヶ岳(すもんがたけ)に縦走できるようです。
眼下には榛名湖が見えます。
遠くに奥秩父の山々が見えますが、
手前の近景は雲海のようになっています。
天候が良ければ富士山が見える展望です。
掃部ヶ岳山頂で少し休んで下山します。
下山は登りとは違う道で榛名湖畔の宿記念公園付近に下山します。
地図に急坂と書かれていましたので、
慎重に下山していきます。
このようなところを下りてきます。
キノコ発見。
何のキノコかわかりませんが、
今年は本当にキノコを多く見かけるような感じがします。
自然の中にある像が神秘的です。
榛名湖畔の宿記念公園までもう少しです。
榛名湖畔の宿記念公園です。
像が見事です。
榛名湖畔の宿記念公園からの榛名湖は
雲が多い感じでしたが、
それもまた良い感じで情緒あふれる雰囲気です。
湖畔の宿の歌詞が石碑に刻まれています。
1940年頃の歌のようですが、
当時、前線の兵隊さんたちの間で流行った歌のようです。
榛名湖方面に歩いていきます。
シャッターに天使の羽のようなものが描かれていました。
榛名湖の湖畔に出てきました。
こちらから車が駐車してある
県立榛名公園ビジターセンター駐車場方面に歩いていきます。
湖畔にはボートなども数多くあり
榛名湖を楽しめるようになっています。
次は左の烏帽子岳を登っていみたいですね。
竹久夢二さんの歌碑の前を通っていきます。
このブログを投稿するころには
今年はすでに開催されていると思いますが
榛名湖を周回する榛名湖マラソンなどもあるようです。
こちらは榛名湖南駐車場です。
榛名湖は駐車場が多いので
シーズンはわかりませんが、
通常は駐車で困ることは少なそうですね。
榛名湖ではヒルクライムやトライアスロン、
マラソンなどの大会が開催されているようです。
榛名湖の周遊の道を歩きましたが、
道が整備されていて気持ちの良い道でしたので、
ランナーやバイクの人も気持ちよく利用できそうですね。
ビジターセンターは榛名山ロープウェイと同じ左に曲がります。
榛名湖の周辺の道路は
とても落ち着いている雰囲気で良い感じです。
榛名湖の奥を見てみると
先程登った掃部ヶ岳が見えます。
登ってきた山を見返せるのって良いですよね。
今回は登山がメインで訪れましたが、
榛名湖周辺は他にも多くの見どころがありそうです。
山上にあり榛名湖周辺にある榛名公園は
落ち着いた少し大人の雰囲気もある隠れ家的な印象を持ちました。
車を駐車した県立榛名公園ビジターセンター駐車場に戻ってきました。
多くの車が駐車されていました。
今まで榛名湖へは何度が訪れたときがありますが、
今回登山という目的で訪れたのは初めてでした。
榛名湖や榛名山は観光地という感じですが、
観光地らしからぬ落ち着いた雰囲気のある場所という感じでしたね。
今回の榛名山山行は以上になります。
榛名山登山の見どころ
榛名湖周りの山々は、榛名湖越しにみた風景、
榛名富士山頂の展望台からの景色なども良かったのですが、
今回の山行で印象に残ったのは硯岩(すずりいわ)からの展望です。
硯岩の場所は絶壁の上のようなところで少し怖いような場所ですが、
榛名湖と榛名富士、外輪の山々の展望は最高です。
今回の山行では榛名湖周りの山々の2つしか登りませんでしたが、
他の外輪の山でもこのような展望がある場所があるのかもしれませんね。
榛名山登山|今回使った地図
今回の榛名山登山の感想
今回は榛名山の榛名富士と掃部ヶ岳を登ってきましたが、
榛名湖というと観光地というイメージが強かったのですが、
しっかり登山という感じで山行を楽しんできました。
今度は今回登らなかった山に登ってみたいですね。
同じ群馬県内にある赤城山と榛名山は
カルデラ湖と周りの山々の風景は本当に似ていますね。
今回は登山がメインでしたが、
山上の湖のほとりで静かに過ごす1日も良いと思えました。