こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は山梨県上野原市と大月市の境にある
三ッ森北峰、麻生山の登山予定でしたが、
時間の関係で長尾根分岐から折り返して下山する形となりました。
そして下山時に駒止嶺に立ち寄ってきました。
当初の目的のピークを踏むことはできませんでしたが、
もしこれから三ッ森北峰や麻生山、周辺の山などルートとして
山行を計画する場合の参考になれば幸いです。
交通アクセス
公共交通機関を利用してアクセスする場合、
電車とバス(富士急バス)を利用してアクセスできます。
中央本線のJR猿橋駅、JR大月駅などの駅から
バス(富士急バス)やタクシーを利用して、
バスの場合は小菅の湯方面のバスに乗車して、
バス停の「富岡」に向かいましょう。
JR各駅からの路線バスを利用するのが一般的ですが、
運行本数が少ないので山行時間と見合わせて利用する必要があります。
4〜7月、9〜12月中旬の土日祝日などは
ハイキングバスなども運行されますが、
運行本数が少ないので事前に確認してください。
タクシー利用では複数人数で乗車することによっては
コスト面で有効です。
コースタイムや歩く距離などを考慮して
公共交通機関を利用しましょう。
今回登ってきた登山ルート・天気
今回の山行では長尾根を使って
三ッ森北峰と麻生山を目指すつもりでしたが、
序盤の道迷いや時間のロスなどにより、
長尾根分岐から折り返して下山する形となりました。
- 所在地:山梨県上野原市、大月市
- エリア:奥多摩、高尾
- 標 高:584m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初中級者向け
- 山行日:2025/1/11(土)
- 登山ルート:富岡バス停→南側のルートで行くが、駒止嶺手前で引き返す→北側のルート→長尾根→長尾根分岐(途中で引き返す)
- コースタイム:約5時間55分(10:45〜16:40)休憩含む
- 歩行距離:約11.0km
- 天気:晴れ
- 備考:
登山ルート
前述した通り当初の目的地には行けませんでしたが、
下山時に駒止嶺に寄ってきた形となります。
天気
山行中は晴天に恵まれ、
周辺から遠方の景色まできれいに見えました。
やはり青空の山の景色は格別ですね。
登山概要
富士急バスの富岡バス停から出発です。
麻生山、権現山登山口という看板が出ています。
国道から道を下っていきます。
写真中心あたりに鋸尾根が見えます。
下山は鋸尾根を下ってくる予定です。
今のところ舗装道を歩いていきます。
橋を通過していきます。
橋の下は葛野川が流れています。
こちらの葛野川は以前に釣りで訪れていた場所であり、
懐かしく感じます。
国道から少し離れた場所に川が流れているせいなのか、
とてもきれいな川は健在でした。
スマホの登山アプリと見合わせながら、
道標通りに進んでいきます。
今回の山行では麻生山、三ッ森北峰を目的地としています。
こちらの舗装道を進んでいきます。
また麻生山の道標が出ています。
堰堤が出てきます。
堰堤の右側の道を進んでいきます。
麻生山の道標が出てきます。
反対側の山がとてもきれいです。
やはり青空という天気に山は映えますね。
登山アプリでルートは確認しているものの、
「本当この道でいいの?」
という感じに少しなります。
ホントにこの道でいいのだろうか?
バス停のある国道139号線が見えます。
麻生山の道標が出てきました。
どうにか道はあっていたようですが、
登山アプリの示す道とは少し違った道を歩いてきたようです。
意外とアプリの示したものと
現地の道標って少し違いがあるのかもしれませんね。
開けた場所の登山道を歩いていきます。
開けた道って少し迷いやすい感じがしますね。
写真でも見ても道がわかりづらいですね。
おおよそルート上にいるようなのですが、
進んでいく登山道がわからなくなります。
少し藪こぎが必要な場所なのか、
それとも少し進めば登山道が見えてくるのか
わかりませんが、目的地である麻生山や三ッ森北峰、
そして鋸尾根の下山を考えた場合、
このルートではなく他のルートから進むことを選択します。
歩いてきた道を戻り、
登山アプリの示す別ルートに合流できるように歩いていきます。
登山アプリの示すルートに合流できるでしょうか・・・
相変わらず周辺の山はきれいです。
やはり冬は空気が澄んでいるのでしょうか。
とても鮮やかです。
光養寺というお寺を目安に歩いていきます。
北西方向に少し色が違う山容の山が気になりました。
どうやら大峰という山のようですが、
他の山に登った際に山座同定で目にしたときがある山名です。
どうも今日はルートを外して歩く傾向にあって、
アプリの示すルートを歩けません。
目安である光養寺はもう少しです。
富士山の頭のあたりが少し見えます。
こちらの道を進んでいきます。
左側に光養寺にあるのですが、
舗装道の右側の道を歩いていきます。
道を進んでいきます。
下山時に気づいたのですが、
この登山道意外にも周辺にも別のルートがあるようです。
あまり人が歩かれていない感じです。
ピンクリボンが設置されています。
このあたりは迷うことなく歩いていけます。
分岐にきました。
天神峠、駒宮方面は先程迷ってしまったルートです。
回り込んできた形となりました。
長尾根、麻生山方面に進みます。
歩きやすい登山道を歩いていきます。
最近では整備された登山道を歩くことが多かったのですが、
マイナールートなどではピンクリボンは
本当にありがたく感じます。
長尾根を歩いていきます。
長尾根は木々が周辺にありますが、
周辺の山などを見ることができます。
登山道は落葉がある場所もあって
登山道の窪みなどに落葉が積もっていて
結構深い場所もあります。
長尾根は南側は
木々に遮られていますが富士山が見える場所が多くあります。
木々に囲まれながらも富士山が見えていると励みになります。
このような開けた場所は気持ち良いですね。
近くの百蔵山(標高:1,003m、山梨百名山)が見えます。
大峰も見えています。
大峰の隣には雁ヶ腹摺山も見えます。
先に進んでいきます。
今回初めて長尾根のルートを歩きましたが、
このルートの魅力は
複数の場所から木々の間でも富士山が見えていることです。
長尾根では近い場所に3箇所ほどケルンが積まれています。
立地や落葉の種類によるものなのか、
落葉が堆積(たいせき)されている場所が結構あります。
以前に荒れた沢で道がわからなかったときに
ケルンが積んであって安心感を得たときを思い出します。
赤い目印がしてある木に倒木が倒れています。
落葉が多めですが、
気持ち良い道を歩いていきます。
冬の枯れた感じの山も味わいがありますが、
春から秋にかけての風景も見てみたいですね。
ブログ記事作成で、
このように登山道を見返してみると
落葉が多いですが結構良い登山道という感じですね。
壊れた道標があります。
こちらの岩が多い小ピークに到着したのが14時30分頃でした。
こちらの岩の小ピークを登るのか、
もしくは横の道を進んでいくのか迷ったということもありますが、
時間的にも目的地である麻生山、三ッ森北峰を行くことを諦めます。
時間の問題もありますが、
初めてのルートであり下山の鋸尾根のルートのことも考えて
このような選択をしました。
登山アプリ上で見ると、
次のような地点で折り返した感じです。
ですので、こちらの地点から折り返して歩いてきた道を下山していきます。
1時間15分ほどの下山ルートですので、
比較的短時間でスタート地点周辺に戻れる予定です。
入山して最初の分岐まで戻りました。
せっかくなので、近い位置にある駒止嶺まで行ってみます。
天神峠、駒宮方面である左に進みます。
駒止嶺まで行ったら、
また引き換えして、この分岐まで戻ってきます。
登山道から少し入った木のところに
駒止嶺の表示がありました。
「駒止」という意味は「馬返し」というようなニュアンスなのでしょうか?
さきほどの分岐まで戻ります。
今度は駒宮方面に下っていきます。
途中に駒宮方面の道標が出ています。
お堂のようなところを通過していきます。
この道は登りで使った道と違いますね。
やはりこのあたりは複数道があるようです。
登りで通った道に出てきました。
すっかり日も落ちてきました。
写真右側の少し鋸状になっているピークが鋸尾根です。
このあたりで近所の人に聞いた話しですが、
この付近は昔、平将門の次男が落ち延びきた場所だったようで、
城などもあったようです。
登山をしていると遺物や建造物など、
言い伝えなどに加えて歴史を知ることができるのも
登山の楽しさでありますね。
駒宮の集落と
富士山の先端が見えます。
ここから国道139号線沿いにある富岡バス停まで歩きます。
富岡バス停に到着です。
今回の登山概要は以上になります。
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今回の山行のルートでは開けた展望などはありませんでしたが、
長尾根では木々に囲まれながらも
複数の場所で富士山を見ることができました。
こちらの山域ではこのような富士山が見れると
知れたことは嬉しかったですね。
登り始め序盤でしたが、
周辺の山(大峰)の景色も見事でした。
今回使った地図
駒止嶺|感想
今回の山行では目的の地である
三ッ森北峰や麻生山に行くことはできませんでしたが
里山の山歩きには有意義なものがありました。
今まで富士山が見えることはないだろうと
考えていた場所から富士山が見えたことも大きな収穫です。
マイナーなルートなども、
まだまだ自分の知らない楽しさがあるように感じました。