こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は日帰りで那須岳(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳)に行ってきました。
那須岳は栃木県にある那須連山の山で、
日本百名山に選定されている山になります。
とても人気のある山でシーズン時期などでは多くの人で賑わいます。
目次(クリックするとジャンプできます)
那須岳登山|マイカーでの駐車場
那須岳登山では次の駐車場を利用することができます。
那須岳はシーズンなどでは人気の山となりますので、
今回は那須岳登山での駐車場を4つ紹介させていただきます。
- 峠の茶屋駐車場
- 峠の茶屋第二駐車場
- 那須ロープウェイ駐車場
- 大丸温泉駐車場
峠の茶屋駐車場は第一と第二の2箇所あり、
どちらも無料で利用することができます。
下の掲示の写真の通り、
峠の茶屋駐車場(第一、第二)があり
登山口より近い第一駐車場から車が駐車されていきます。
道路及び駐車場は一方通行となっていますので、
反対に走らないよう気をつけましょう。
那須ロープウェイ駐車場と大丸温泉駐車場は
登山口より少し離れるので
那須ロープウェイ利用などの場合に便利な駐車場です。
では各駐車場の詳細は次の通りです。
峠の茶屋駐車場
駐車場は広く枠線の引かれたきれいな駐車場です。
駐車場奥にはトイレが設置されています。
- 住所:〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本
- 駐車台数:約120台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:トイレあり
峠の茶屋第二駐車場
峠の茶屋第二駐車場は第一駐車場に向かう途中にある駐車場です。
- 住所:〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本215
- 駐車台数:約46台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
那須ロープウェイ駐車場
那須ロープウェイ山麓駅の無料駐車場になります。
那須登山で那須ロープウェイを利用する際に便利な駐車場です。
- 住所:〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本那須岳217
- 駐車台数:約175台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:シーズン土日前夜は16時40分〜翌8時まで閉鎖
ロープウェイを利用しない場合でも
登山口までは約1.3km(徒歩15分)ほどの時間で到着できます。
大丸温泉駐車場
県道沿いの無料駐車場です。
紅葉シーズンなどでは峠の茶屋駐車場、
那須ロープウェイ駐車場とともに混雑する駐車場です。
- 住所:〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本
- 駐車台数:約160台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
那須ロープウェイまでは徒歩20分で行けます。
大丸温泉より先の県道は12〜3月まで冬季閉鎖となります。
那須岳登山|今回行ってきた登山ルート・天気
今回は那須岳の茶臼岳、朝日岳、三本槍岳を縦走です。
- 所在地:山梨県南アルプス市
- エリア:那須連山
- 標 高:1,915m(茶臼岳)
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初中級者向け
- 山行日:2024/11/17(日)
- 登山ルート:峠の茶屋駐車場→峰の茶屋跡避難小屋→朝日岳肩→朝日岳山頂→朝日岳肩→熊見尾根分岐→清水平→北温泉分岐→三本槍岳山頂→北温泉分岐→清水平→熊見尾根分岐→朝日岳肩→峰の茶屋跡避難小屋→茶臼岳山頂→峰の茶屋跡避難小屋→峠の茶屋駐車場
- コースタイム:約9時間50分(6:55〜16:45)休憩含む
※標準コースタイムは約6時間35分です - 歩行距離:約12.6km
- 天気:晴れ
- 備考:日本百名山
登山ルート
車を駐車した峠の茶屋駐車場から朝日岳→三本槍岳→茶臼岳の順路で
歩いてきました。
天気
山行中は雲の多い空模様でしたが、
晴天の天候に恵まれました。
終盤のころ山中にも霧などが出始めました。
那須岳登山|登山概要
峠の茶屋第一駐車場に車を駐車して出発です。
今回の山行は11月中旬ごろの時期ですが、
シーズンでは、こちらの第一駐車場は満車となってしまうようです。
こちらの階段を上っていっても入山できますが、
トイレにも寄っていきたいので、
トイレ裏側の登山口から入山していきます。
ちなみに駐車場から階段を上っていくと、
登った先に峠の茶屋があります。
シーズンなら営業しているのでしょうね。
ではトイレ裏側の登山口から入山していきます。
僕も他のハイカーさんから教えていただいたのですが、
登山口はこちらのトイレの裏側にあります。
このトイレが併設されている建屋を通過していく感じですね。
このように峰の茶屋登山口と案内があります。
建屋の中には那須登山案内図が掲示されています。
各ポイントに番号がふられていて、
遭難などした際に番号で場所が特定できる形ですね。
日光国立公園について書かれています。
こちらの階段を進んでいきます。
12月9日〜3月28日まで大丸温泉から先が通行止めです。
積雪のためのようですね。
那須岳付近の紅葉は終わっているようです。
すぐに四阿(あずまや)があります。
峠の茶屋駐車場の周辺案内図が設置されています。
三斗小屋温泉煙草屋旅館の案内があります。
いよいよ登山口です。
登山歩道案内図が掲示されています。
やはり現地の地図は見やすいですね。
こちらが那須岳登山口です。
登山口に鳥居がある山は多くありますが、
神聖な場所に入っていくという感じですね。
鳥居に山之神とあります。
狛犬もあり、神社という感じです。
南方面が遠くまで見えますが、
今日は雲が多めなのでしょうか。
三斗小屋方面という道標が出ています。
三斗小屋は峰の茶屋跡避難小屋の先にある温泉もある場所ですが、
今回は三斗小屋まで行きません。
丸太が設置された登山道を進んでいきます。
中の茶屋跡まできました。
那須岳は「茶屋跡」という場所が多いですね。
需要が少なくなって閉鎖されたのか、
もしくは何らかの理由があって営業されなくなったのでしょうか。
中の茶屋跡は県営駐車場から
峰の茶屋跡までの中間地点になります。
現在は茶屋の建屋などはありませんが、
展望も良い場所にあったようですね。
今回後半に登る予定の茶臼岳が見えます。
これから最初に登る朝日岳も見えますね。
先に峰の茶屋跡が見えますね。
あそこまでとりあえず歩きます。
那須岳の中では朝日岳が人気があるようですが、
自分の朝日岳の山容はカッコイイと思いましたね。
登山歩道案内図が掲示されていました。
今回の山行は峰の茶屋跡避難小屋から
朝日岳、三本槍岳とピークを踏んで
折り返して最後に茶臼岳に行って、
また峰の茶屋跡避難小屋から駐車場に帰るルートです。
峰の茶屋跡避難小屋まできました。
今回のポイント地点とも言える場所です。
峰の茶屋跡避難小屋は各ルートの分岐地点となっています。
写真正面には最後に登る茶臼岳が見えます。
峰の茶屋跡避難小屋からは
雲が少し多めですが展望があります。
下のほうの紅葉が赤く色づいていますね。
では朝日岳に向かいます。
朝日岳までは約1.2km、時間は65分ほどのようです。
登山道には岩がゴロゴロしています。
これから登る朝日岳が見えます。
那須岳のルートでは、
これから登る山や登ってきた山を見れるところが良いですね。
那須岳の紅葉は終わっていますが(11月中旬)、
麓の紅葉が鮮やかですね。
近くでも標高差があると、
このように違うのですね。
山行中は茶臼岳が姿をよく見せてくれます。
茶臼岳は活火山です。
一方、これから登る朝日岳は
荒々しい山容の山です。
今のところそんなにあるきづらい道ではありません。
恵比寿大黒という場所です。
岩が多くなってきました。
茶臼岳がきれいに見えます。
急な岩場を登っていきます。
写真中心より右側の少し高く見える山は
燧ヶ岳のようです。
鎖が張られていますが、
岩だらけですね。
岩の塊って感じですね。
鎖が張られていますが、
しっかりと足場を確保しながら確実に歩いていきましょう。
とても山並みがきれいです。
朝日の肩まできました。
朝日の肩から朝日岳山頂までは約10分ほどなので、
朝日の肩のベンチなどにリュックをおいて、
朝日岳山頂に行く人もいます。
朝日岳山頂に向かいます。
左側に山体が崩壊しているような?場所が見えます。
振り返ってみると近くの稜線や
遠くの山並みがきれいに見えます。
自分の家の近所の山が深層崩壊しているのですが、
なんとなく山肌の露出の感じが似ています。
朝日岳山頂に到着です。
南方面の麓の紅葉が鮮やかです。
北側には朝日の肩が見えますね。
山肌の緑がとても鮮やかです。
さきほどの山体が崩壊しているような場所も見えます。
本日最後に登る茶臼岳も見えます。
ロープウェイの建屋も見えますね。
朝日岳からの景色を満喫したところで、
さきほどの朝日の肩に戻ります。
そして次に向かうのは三本槍岳です。
熊見曽根まできました。
こちらは分岐となっていて三本槍岳は清水平方面に進みます。
左が朝日岳、右が茶臼岳です。
このように縦走して山を見返すことができるのが、
那須岳の魅力ですね。
北側の空は青空が多くなってきたような感じです。
これから登る三本槍岳が見えます。
ガレ場のような道を歩いていきます。
さきほどの熊見曽根が見えます。
遠くの山々がきれいです。
1900m峰の地点まできました。
空が青く明るくなったことで、
見える山の風景も鮮やかになってきたように見えます。
近くの山も山容がはっきり見えて良い感じです。
清水平まできました。
掲示が破損していますが、
北温泉分岐です。
赤面山、北温泉方面の道標があります。
これから向かう三本槍岳方面はこちらですね。
あと1km弱ですね。
左側に見える山が三本槍岳ですね。
三本槍岳の山容が見えてきました。
「三本槍」という名前から尖った山を想像していましたが、
丸い感じの流線型の山容です。
今まで歩いてきた登山道と違い低い草木が自生しています。
山肌も緑に覆われていて、
近くにありながら朝日岳などとは違う雰囲気です。
日光、尾瀬方面の山が遠くに見えます。
道標を通過していきます。
三本槍岳山頂に到着です。
三本槍岳山頂は
このように広いスペースとなっています。
山座同定盤が設置されています。
山座同定はスマホアプリでもしていますが、
なかなか難しいので山座同定盤があると助かります。
茶臼岳、朝日岳などとは違い、
なだらかな山容の山が広がっています。
遠くの山の麓は赤く色づいていますね。
今回は三本槍岳から折り返しますが、
三本槍岳から先の山も興味がありますね。
こちらの方面は飯豊連峰の方面ですが、
黒っぽく見えているのが飯豊連峰でしょうか。
手前の尖った山は那須のマッターホルンと呼ばれる
甲子旭岳です。
三本槍岳について書かれています。
正面に見えるのは流石山、大倉山、三倉山へと続く稜線が見えます。
遠くに数台の白い風車が見えます。
奥にあるのは吾妻連峰、磐梯山、安達太良山が見えます。
左側に沼原池が見えます。
三本槍岳山頂から、こちら方面が富士山の見える方向です。
あいにくの雲で見えませんでしたが、
いつかは見てみたいですね。
写真右側には日光方面の山々があります。
那須岳最高峰三本槍岳を満喫したところで、
次は茶臼岳に向かいます。
登ってきた道を折り返して戻ります。
北温泉分岐まできました。
左側に朝日岳が見えます。
こちら側からの朝日岳の山容は少し変わっているので、
すぐにわかりますね。
こちらは先程登ってきた三本槍岳です。
朝日の肩まで戻ってきました。
峰の茶屋方面に進みます。
岩の多いところを歩いていきます。
帰りも気をつけて歩いていきます。
今まで他の山などで、
登山道から身体が投げ出された経験が2度ほどあるのですが、
予想外の場所で起こることが多いです。
朝日岳の山肌がカッコイイですね。
何か西部劇に出てくる山のようです。
那須ロープウェイの山頂駅が見えます。
西日に照らされた朝日岳が雰囲気があって、
写真をビシバシ撮ってしまいました。
う〜ん、荒々しさがイイ・・・
ホント、カッコイイです。
峰の茶屋跡避難小屋まで戻ってきました。
こちらから茶臼岳に向かいます。
こちらから歩いていきます。
硫黄鉱山跡まできました。
茶臼岳までは、
こちらから約1.0kmです。
何か、さすが活火山という感じですね。
振り返ってみると峰の茶屋跡避難小屋から先の
那須岳の山々がカッコよく見えます。
絵になる感じですね〜
岩が多くあるところを歩いていきます。
茶臼岳まではここから約40分くらいです。
岩だらけです。
岩に道を示す矢印が書かれています。
山肌の色がカッコイイと思ったのは
今回が初めてかもしれません。
岩だらけですね。
何か富士山での登山を思い出します。
岩は多いですが、
そんなに歩きづらいという感じではありません。
お釜口まできました。
こちらは那須ロープウェイ頂上駅方面と
茶臼岳山頂方面の分岐の場所になります。
お釜が見えます。
向こう側の岩の上に人が立っているのが見えます。
お鉢周りというポイントまできました。
お鉢の先に小さな岩の山のようなものがありました。
周りにある岩もヒビの入り方が独特です。
茶臼岳まではもう少しです。
あたりは真っ白で岩だらけで
何か異空間にいるようです。
今回の山行の最終目的地、茶臼岳に到着です。
あたり一面は真っ白だったので、
眺望はありませんでしたが、
唯一お鉢の中は少し見えます。
那須岳神社の祠があります。
お鉢の中のほうが少し見えます。
岩の裏側のほうに神様が祀られていました。
鳥居が建てられています。
お鉢周りは反時計回りで歩いてきましたが、
本当は時計回りなのかもしれませんね。
少し霧が晴れてきてお鉢の中が少し見えるようになってきました。
開けたところまで歩いてきて、
展望があります。
麓の紅葉が真っ赤ですね。
那須岳三角点というポイントです。
近くに三角点が設置されています。
山頂口というポイントです。
こちらは那須ロープウェイの山頂駅方面と
峰の茶屋跡避難小屋方面の分岐のポイントになります。
自分は峰の茶屋跡避難小屋に戻る予定でしたが、
間違えて那須ロープウェイの山頂駅方面に途中まで歩いていってしまいました。
登り返すというのは精神的にも肉体的にも大変ですので、
自分みたいに間違わないようにしましょうね〜
お鉢を一周してきて先程きた「お釜口」のポイントです。
こちらから峰の茶屋跡避難小屋まで戻ります。
今回の那須岳山行も終盤です。
ずっと来たかった那須岳ですが、
今度は違う季節にも訪れてみたいですね。
峰の茶屋跡避難小屋まできました。
峰の茶屋跡避難小屋に掲示してある那須岳登山案内図を見て
今日歩いてきたルートを確認します。
自分が歩いてきたルートを見返すのって結構好きです。
車が駐車してある峠の茶屋駐車場までは約1.4km、
35分ほどで下山できます。
最後に山容のカッコイイ朝日岳を見ることができました。
今回の那須岳山行は以上になります。
日光白根山日帰り登山|マイカーでの駐車場、登山ルートなどの紹介【日光を満喫した登山をしよう】 谷川岳日帰り登山|車での駐車場、西黒尾根からのルート紹介【時間と体力に合わせて谷川岳ロープウェイを利用しよう】那須岳登山|見どころ
今回の那須岳山行では茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の三山を歩いてきました。
最後の茶臼岳では周りが白くなって展望がありませんでしたが、
朝日岳、三本槍岳の山頂では
素晴らしいパノラマの景色を見ることができました。
那須岳の魅力は遠方の眺望に合わせて、
那須岳自体の展望も素晴らしい点です。
自身がこれから登る山を見たり、
登っきた山を見返しながら山行を楽しむことができます。
今回の那須岳山行では展望や眺望の良い場所が多かったので、
見どころは登山概要で見てみてください。
那須岳登山|今回使った地図
那須岳登山|感想
今回はずっと行ってみたかった那須岳に行くことができました。
実際の那須岳山行では雲が少し多かったものの
展望や眺望、登山ルートなど満足がいくものがありました。
那須岳が人気の理由がわかった気がします。
今度はぜひ違う季節に違うルートなども検討しながら
登山したいですね。