こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は山梨県甲州市にある小倉山を登ってきました。
小倉山はザゼンソウが有名で、
ザゼンソウ群生地では3月上旬から4月上旬が見頃になります。
小倉山山頂には展望台があり甲府盆地や南アルプスの眺望があります。
マイカーで訪れる場合の駐車場
- 玉宮ざぜん草公園駐車場(甲州市市営駐車場)
- 上条峠駐車場
玉宮ざぜん草公園駐車場(甲州市市営駐車場)
駐車場は山梨県甲州市塩山にある
玉宮ざぜん草公園の施設裏側にあります。

白線などは書かれていませんが、
周りを木々に囲まれた大きくて良い駐車場です。
- 住所:〒404-0052 山梨県甲州市塩山平沢253(玉宮ざぜん草公園)
- 駐車台数:約25台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:トイレ駐車場近くにあり
ざぜん草の群生地として有名な場所なので、
花の咲く3月上旬から4月上旬までは車の往来が多いかもしれません。
トイレは施設手前に設置されています。
上条峠駐車場
上条峠近くにある駐車場です。

1台も駐車されていませんでしたが、
広いスペースの駐車場になっています。
- 住所:〒404-0052 山梨県甲州市塩山平沢
- 駐車台数:約20台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
今回登ってきた登山ルート・天気
今回の登山の山行概要は次の通りです。
- 所在地:山梨県甲州市
- エリア:山梨県甲州市
- 標 高:955m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初級者向け
- 山行日:2025/9/22(月)
- 登山ルート:ざぜん草公園駐車場→ざぜん草群落地→小倉山→上条山→上条峠→上条峠駐車場→船宮神社→ざぜん草公園入口→ざぜん草公園駐車場
- コースタイム:約5時間35分(10:25〜16:00)休憩含む
- 歩行距離:約7.3km
- 天気:晴れ
- 備考:甲斐百山
小倉山、上条山、上条峠と進む周回ルートで歩いていきました。

登山ルート
前半は小倉山や尾根歩きなど順調でしたが、
下山ルートで少し迷いながらも駐車場まで戻ってきました。

天気
山行中は晴れのち曇りという天候でした。
雲が多めの空模様でしたね。
登山概要
玉宮ざぜん公園の駐車場から出発します。
駐車場を出て下の写真の矢印方面に進んでいきます。

橋(立野山橋)の手前に小倉山ハイキングマップが掲示されています。

動物、魚類、昆虫などが魅力的に書かれています。
やはり現地の地図は詳細もわかりやすくて見やすいですね。
登山アプリなどでは表示されない道なども書かれているので、
自分は必ず現地の地図の写真をとっていきます。
橋を渡っていきます。

橋の下に流れる川は竹森川という川です。
橋を渡ると道標が出ています。

ざぜん草、小倉山展望台方面に進んでいきます。
進んでいきます。

ザゼン草群落地とあります。

ひらけた場所にきました。

仮設トイレがありましたが、
使えるのか、ざぜん草のシーズンのときに使えるようになるのか、
わかりません。
ざぜん草の売り場なのか?
ざぜん草に関する小屋のようです。

ザゼンソウについて書かれています。

ザゼン草群落地には木道が設置されていて歩くことができます。

木道を歩くには電気柵を外して越えなければなりません。

電気柵のプラスチック部の取手のフックを2本外して中に入ります。

木道を歩いていきます。

自然保護のため登山での木道は役立っているようですね。
植物に全くの素人の自分ですが、
ザゼンソウの花期は3月上旬から4月上旬のようです。

ザゼンソウは多年草のようなので、
花はともかく痕跡などがあったりするのでしょうか?
ザゼンソウを取る人がいるということでしょう。

駐車場をスタートして竹森川を通過してきましたが、
このあたりは竹森という地域なのでしょうか。

一旦電気柵から出て、また再度電気柵を越えて入る木道があります。

ここで赤い花のような植物が複数あるのを発見します。

ザゼンソウなのかわかりませんが、
とても鮮やかな色をしていて目立っています。
ザゼンソウの開花時期にはもっとすごいのかもしれませんね。
ザゼンソウの群落地を抜けて登山道を歩いていきます。

小倉山の展望台の道標が出ています。

小倉山の道標が出ています。

こちらの場所には右手にも道があるようですが、
この周辺は複数のルートがあるのかもしれません。
今回歩いたルートには
山行スタート時に見た小倉山ハイキングマップが
複数設置されています。

登山アプリなどでは表示されていないルートなども記載されているので
とても参考になります。
開けた場所に出てきました。

このような場所は個人的に好きな登山道ですが、
山は普段麓などでは見かけない景色を見せてくれますし、
たまに懐かしいような思いにさせてくれるところが魅力です。
歩いていてとても気持ち良いです。

乾徳山や小楢山方面のようです。

乾徳山は比較的近い位置にあるようです。
分岐地点まできました。

こちらから小倉山展望台に行って、
折り返して分岐から上条峠の尾根道コースを歩く予定です。
小倉山展望台に向かって歩いていきます。

山は暑い夏を終えて寒い時期に向かっていく
季節を感じさせてくれます。

小倉山展望台に到着です。

展望台の階段のところに小倉山の山名板が
設置されています。

展望台は2階と3階になっています。

2階の場所が少し老朽化しています。
展望台横のすぐ横にテーブルと椅子が設置されていますが、
少し離れた場所にもテーブル、椅子などがあります。

展望台に上ってみました。

一番奥にあり上に雲があるのが南アルプスです。

甲府盆地も町並みが鮮やかです。
写真中央に見えるのが甲州市のシンボルの塩ノ山です。
山の上に雲がかかっているので、
個別の山の判断が少し難しいのが残念です。

街と山並みを広く見渡せる風景っていいですね。

展望台までは短時間で登れるので、
次回は晴れた日に見に来たいですね。
小倉山展望台からの景色を見て椅子で休憩してから
下って先程の分岐に戻ります。
こちらの分岐から今度は上条峠、尾根道コースを進んでいきます。

低山でも山が少し色づきかけてきた感じがあります。

木の病気なのか、それとも自然の影響なのか、
木がぐにゃっと折れ曲がっています。

スタート時間も遅かったせいもあったのか、
他の登山客とは全然会いませんでした。

少し登り斜面です。

小倉山ハイキングマップに尾根道コースの岩場とありましたが、
こちらの場所のことでしょうか。

地図アプリなどでは記載されていない情報が
現地の地図などでは書かれていたりするので、
本当に現地の地図は助かります。
気持ちの良い道を歩いていきます。

上条峠頂上と書かれたファイルのようなものがありました。

ファイルが変形していてよく見えませんでしたが、
先の場所を示すものなのか、現地を示すものなのかわかりませんでした。
上条山に到着です。

上条山は先程の小倉山より高い標高になります。
次は上条峠に向かいます。
枯葉の堆積(たいせき)している道を下っていきます。

枯葉が落ちるのは少し早い気がしますが、
樹木や山の地形の影響なのか、それとも人が歩いていないせいなのか、
枯葉が多くあります。
開けた場所などでは、
やはりピンクリボンが目安になります。

やはり枯葉が多いですね。

先に進んでいきます。

分岐地点まできました。
こちらの分岐から上条平沢林道駐車場方面に進みます。

少し登っていきます。

木々の間から周りの山が少し見えます。

開けた場所から富士山が見えました。

雲の多い空模様でしたが、
富士山が見えたのはラッキーです。
何のキノコだかわかりませんが、
色々なキノコ類を見かけるようになりました。

昨年の秋口は登山中に多くのキノコを見かけた記憶がありますが、
昨年は雨が多かったのでキノコが多かったようです。
東屋が出てきました。

上条峠、910mとあります。

どうやらこちらが上条峠のようです。
他のところにも上条峠と記されていました。

こちらの場所から駐車場まで行ってみます。
上条峠の駐車場です。

車は一台も駐車されていませんでしたが、
良い感じの広さの駐車場です。
おなじみの小倉山ハイキングマップがあります。

上条峠駐車場から小倉山ハイキングマップの横に
ピンクリボン(赤)がついた木の枝の横を通って
展望小屋コースに出ることができます。

先程の分岐から今度は平沢集落方面に進みます。

少しわかりづらい道ですが、
ピンクリボンが遠くに見えます。

開けた場所ではピンクリボンや踏み跡を探します。

今歩いているのは上条峠コースというコースです。

ピンクリボンと踏み跡で進む方向はわかりますが、
少しわかりづらい道です。

今回は初めての小倉山ですが、
どこの山でも油断は禁物です。

分岐地点まできました。

こちらの分岐から、
ざぜん草、船宮神社方面に進んで駐車場に戻る予定です。
小さい川の橋を渡っていきます。
小さい木橋を渡ります。

川沿いを歩いていきます。

こちらは小倉山ハイキングマップでは
カタクリコースという名称のようです。
川沿いのところにロープが張られています。

背の高いススキなのでしょうか。
道がわからない状況になりました。

左側に太陽光発電の施設があります。
右側に川の音が聞こえます。
登山アプリで確認してみると、
登山アプリ上では右側に船宮神社があり、
場所もルートも合っているようです。
駐車場まではコースタイム10分ほどの時間で
短い距離とわかっていたので先に進みました。

どこかで道を間違えたのか?

ピンクリボンがありましたが、
登山者向けのものなのか、山の従事者のためのものか、
わかりません。
この背の高いススキには人が倒したような形跡があったので、
この場所にきたような感じでした。
川方面は傾斜になっていて側溝のような感じの場所もあり、
ススキが密生していて見えないので少し危険です。
結局、下の地図付近で歩いてきた道を引き返します。

地図上ではコースタイムや距離的にも近い位置ですが、
あまりにも背の高いススキが密生していて、
先もどのようになっているか不安なので引き返しました。
現地にある小倉山ハイキングマップで確認してみると、
このような道になっています。

当初の予定はカタクリコースから沢歩きコースの予定でしたが
太陽光発電施設横のススキに断念したので、
まずは船宮神社に行ってみました。
船宮神社まできました。

木々の間の開けた場所にある神社です。
船宮神社付近にも小倉山ハイキングマップがありましたが、
沢歩きコース(0.17km)と上のルートが
シールのようなものが貼られています。

ルートが閉鎖や困難ということなのでしょうか?
とりあえず船宮神社というポイントになる地点まで到着したので、
船宮コース(0.2km)から駐車場までを目指そうと思い歩き出しましたが、
やはり途中で道が不明瞭となって引き返して船宮神社付近まで戻りました。
船宮神社から各ルートの下山が不可能となったので、
船宮神社から県道に出て駐車場に向かおうと試みます。
県道はこちらの道方面のようです。

橋を通過すると建屋が数件あります。
県道207号線(座禅草のみち)に出ました。

こちらの道を下っていって玉宮ざぜん草公園入口まで歩いていきます。

道すらがカマキリがいました。

子供の頃、昆虫が大好きだったので昔を思い出します。
玉宮ざぜん草公園の入口まできました。

玉宮ざぜん草公園まで帰ってきました。

今回の小倉山山行は以上になります。


見どころ
今回の山行の見どころは次の2点の場所からの眺望でした。
- 小倉山展望台からの眺望
- 上条峠手前の分岐近くからの眺望
小倉山展望台からの景色は絶景でした。

次は雲がない南アルプスを見たいですね。
上条峠手前の分岐付近から見えた富士山も良かったですね。

今回の小倉山の山行ルートでは南アルプスや富士山などが見えるので、
眺望などを楽しみにしている人におすすめです。


今回使った地図



感想
今回の小倉山山行では下山に道に迷ってしまいましたが、
南アルプス、富士山などの眺望や
ザゼンソウ群生地(3月上旬から4月上旬)の様子などを見れてよかったです。
人は少なめでしたが気軽に足を運べる山だと感じました。
次は天候の良い日に訪れたいですね。

