お伊勢山登山(山梨県大月市)|桜と五福参りがおすすめ【駐車場情報】

お伊勢山

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は山梨県大月市にあるお伊勢山に行ってきました。

お伊勢山は標高などもあまりなく、
歩く距離も短いので登山というよりは
ハイキングといった感じになりました。

しっかり山を歩いて登山したい人は
少し物足りないかもしれませんが、
見どころも多くあるので、
たまにはこのような山の楽しみ方も良いのではないでしょうか。

お伊勢山は五福参りというものがあり、
五つの神社やお寺を巡っていくコースがありますので、
合わせて歩くのがおすすめです。

お伊勢山は山梨県大月市の秀麗富嶽十二景に選定されており、
山岳カメラマンの白籏史朗氏の顕彰碑があります。

3000本の桜の木が植えられていて、
春の時期は山に咲く桜が壮大な演出をしてくれます。

桜、富士山、神社などの背景から、
コスプレーヤーの撮影などにも多く使われているので、
もしかしたら撮影の様子を見ることができるかもしれませんね。

お伊勢山
  • 所在地:山梨県大月市
  • エリア:
  • 標 高:550m
  • 体力度:1 out of 5 stars
  • 難易度:1 out of 5 stars
  • おすすめ度:3.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:初級者向け
  • 登山ルート:五福参り、お伊勢山
  • コースタイム:約1時間30分
  • 歩行距離:測定なし
  • 備考:大月秀麗富嶽十二景

お伊勢山|マイカー登山者の駐車場

マイカーで訪れる人は、
国道20号線(甲州街道)を利用して来る人が多いと思いますが、
国道20号線の真木交差点から県道510号線(桑西下真木線)に入ります。

これから紹介するお伊勢山に行くために駐車できる駐車場は、
ほぼ県道510号線沿いにあります。

国道20号線の真木の交差点から車で5分ぐらい走っていくと
下図のような「上真木 大神社」という石碑があります。

この石碑の手前を右折して中に入っていきます。

上真木 大神社

県道510号線から中に入っていくと、
このように少し広いスペースがあります。

上真木 大神社 駐車場

桜の時期や休日などは、
駐車する車も多くなります。

お伊勢山|目的とコース

お伊勢山・五福参りの山行記録
  • 日程:2022/4/2
  • 時間:14:00〜15:30

お伊勢山登山の目的

今回のお伊勢山の山行の目的は
次の通りです。

  • 五福参り
  • お伊勢山からの富士の眺望
  • 白籏史朗氏の顕彰碑と秀麗富嶽十二景たる理由
  • 丘の桜の風景

お伊勢山は登山という意味とはまた違う魅力がある山です。
その魅力を知りたいと味わいたいと思います。

お伊勢山登山のコース

車を駐車した駐車場から、
五福参り案内図の看板に沿って
巡っていきます。

駐車場→根神神社→天満宮→天照皇大神大神社→
愛宕神社→真木山福正寺→駐車場

お伊勢山 五福参り

この五福参りの案内図が一番順序よく散策できます。

お伊勢山|登山概要

駐車場出発です。

先程入ってきた道から県道510号線に戻ります。

上真木 大神社 駐車場

県道510号線を国道20号線方面に歩いてきます。

少し歩いていくと左側に「辻の六地蔵さん」が左にありますので、
こちらを左折していきます。

お伊勢山 五福参り 辻 六地蔵さん

五福参りの順路の案内の看板は、
結構親切に設置してあります。

お伊勢山 五福参り

近くに民家がありますが、
小高い山を登っていく感じで、
子供の頃の何か懐かしさのようなものを
感じます。

お伊勢山 五福参り

まず一番最初は根神神社です。

お伊勢山 五福参り 根神神社

子授かりや夫婦円満の神社です。

隣に夫婦杉という大きな杉の樹があります。

樹齢が約800年だそうです。

根神神社から少し歩いていくと、
丘を登る両脇に大量の桜があります。

お伊勢山 五福参り 桜

まだ6〜7分咲きでしょうか。
ここに訪れているのは2022/4/2ですが、
標高が若干高いので開花が少し遅いのかもしれませんが、
あと1〜2週間すれば満開の桜を楽しめるでしょう。

こちらの場所でコスプレーヤーの方の撮影が多くされていました。

多くのコスプレーヤーと撮影する人がいましたが、
これから桜が満開になり見頃となると、
撮影も難しいのかもしれませんね。

空も曇り模様なので、
桜の写真撮影もイマイチな感じになってしまいます。

お伊勢山 五福参り 桜

やはり写真は天気が重要ですね。

この丘一帯が桜満開の状況になると、
桜一色の壮大な景色になります。

お伊勢山 五福参り 桜

天満宮です。

学問の神様ですね。

二宮金次郎の像があります。

お伊勢山 五福参り 天満宮

ヤマザクラはソメイヨシノに比べて少し早く開花しています。

お伊勢山 五福参り ヤマザクラ

ライトアップ用の電球がぶら下がっています。

こちらにトイレがあります。
写真の右の小屋のような建物がトイレです。

お伊勢山 五福参り トイレ

大神社です。

お伊勢山 五福参り 大神社

家内安全、商売繁盛、五穀豊穣などの
ご利益があるそうです。

愛宕神社です。

お伊勢山 五福参り 愛宕神社

災害、治安、平和の神社です。

「火伏せ」とはいわゆる火災(火事)の害を押さえ込むことです。

お伊勢山 五福参り 愛宕神社

昔の火災に対する消化する様子が描かれています。

次はいよいよ白籏史朗氏の顕彰碑があるところです。

お伊勢山 五福参り

こちらの道にも沢山の電球がぶら下がっています。

お伊勢山 五福参り 電球

白籏史朗氏の顕彰碑に到着しました。

秀麗富嶽十二景八番山頂の看板もあります。

お伊勢山 白籏史朗 顕彰碑

山岳写真家である白籏史朗氏の経歴が書かれています。

お伊勢山からの景色は、
天気が曇りということもあり、
富士山が少し見える感じでした。

お伊勢山 景色

近隣の山々の奥に望む富士山と桜、
もし快晴で澄み切った空ならば、
最高の景色になるでしょう。

次は最後の真木山福正寺です。

畑の側道を歩いていく感じですが、
しっかり順路が示してあるので安心です。

お伊勢山 福正寺

真木山福正寺に行くまでの景色です。

北側の空が青空のようになっています。
先程登った白籏史朗氏の顕彰碑のあたりが見えます。

白籏史朗氏の顕彰碑の左側は墓地になっているようですね。

お伊勢山

真木山福正寺到着です。

この真木山福正寺は親鸞聖人ゆかりのお寺です。

真木山 福正寺

鳥居をくぐって奥へ歩いていきます。

歴史のありそうな巨樹が出迎えてくれます。

真木山 福正寺

親鸞聖人の像があります。

真木山 福正寺 親鸞聖人

これで五福参りは終了です。

五福参りでは、
次の神社やお寺を巡ってきました。

五福参り
  • 根神神社(縁結、子授かり、夫婦円満)
  • 天満宮(文学の神、学問の神、合格祈願、出世)
  • 大神社(家内安全、商売繁盛、五穀豊穣)
  • 愛宕神社(火伏せの神、災害、治安、平和)
  • 真木山福正寺(親鸞聖人ゆかりの名刹)

このように巡った場所を見返してみると、
人が人生で生きていくうえで、
人の幸せというもの、人が目指していくもの、
などというものを知ることができたような気がしました。

では、車を駐車した駐車場に戻ります。

ここから県道510号線を国道20号線方面に下って歩いていくだけです。

そして県道510号線左にある上真木大神社の石碑を
左折すると駐車場に到着できます。

大神社に直接行くコース

実はこの五福参りの一つである大神社にアクセスするには、
車を駐車した駐車場から直接行くことができます。

駐車場の奥に大神社の鳥居がありますので、
こちらから上へ登っていきます。

上真木 大神社

このような灯籠に挟まれた石段を登っていきます。

上真木 大神社

少し急な道ですが、
途中にベンチなどの休憩場所もあります。

上真木 大神社

上真木大神社の鳥居が見えました。

鳥居をくぐると上真木大神社到着です。

上真木 大神社

上真木大神社はこのような感じで
駐車場から直接行くことができますが、
五福参りの順路でお伊勢山を巡ったほうが
スムーズに神社や白籏史朗氏の顕彰碑などを
巡ることができます。

五福参りの順路に沿った散策がおすすめです。

お伊勢山|使用した地図

実はこのお伊勢山というものは、
普段登山などで使用する登山地図などでも
詳しいルートなどは記載されていません。

現地の五福参りの案内図が参考になります。

お伊勢山 五福参り

この五福参りの案内図は、
複数設置してありますので、
順路に従って巡っていきましょう。

お伊勢山|見どころ

お伊勢山のおすすめは、
次の3つです。

  • 富士山の眺望
  • 五福参り

今回自分が訪れたお伊勢山の山行では、
天気が曇りであり、
桜も満開ではありませんでした。

しかし、桜のほうはあと1〜2週間ほど(現在は2022/4/2)が
見頃になると思われます。

天気が快晴で空気が澄んでいれば、
富士山の眺望も素晴らしいものになるでしょう。

お伊勢山|感想

今回のお伊勢山では、
桜の時期や天気の関係から
最高の景色とまではいきませんでしたが、
山の傾斜に沿った3000本の桜は圧巻で
幻想と思わせる風景がこれから広がることを思わせます。

富士山というと大きく見えることが良いと思われがちですが、
山間に望む富士、桜、近隣の山々とのコラボレーションが
味わいのある絵を生み出すのだと感じることができる
風景でした。

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