塔ノ岳日帰り登山|ヤビツ峠から表尾根ルートのピストン山行【丹沢山塊】

塔ノ岳

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は丹沢山塊にある塔ノ岳を
ヤビツ峠から表尾根経由で登ってきました。

実際に登ってきた山行を紹介していますので、
塔ノ岳をこれから登ろうと考えている人の
参考になれば幸いです。

塔ノ岳
  • 所在地:神奈川県秦野市、愛甲郡清川村、足柄上郡山北町の境界
  • エリア:丹沢山地
  • 標 高:1,491m
  • 体力度:4 out of 5 stars
  • 難易度:4 out of 5 stars
  • おすすめ度:4 out of 5 stars
  • 登山レベル:中級者向け
  • 登山ルート:ヤビツ峠→表尾根→塔ノ岳ピストン
  • コースタイム:約10時間
  • 歩行距離:約15.6km
  • 備考:

塔ノ岳|駐車場

駐車場はヤビツ峠にある駐車場を利用できます(無料)。

ヤビツ峠の駐車場は25台ほどの
駐車スペースがあります。

ヤビツ峠 駐車場

トイレも併設されていて、
人気の大山もこちらの駐車場からアクセスすることができます。

駐車場の前にはヤビツ峠売店があります。

登山Tシャツなども販売しているので、
興味のある人は覗いてみると面白いでしょう。

ヤビツ峠 売店

ヤビツ峠の駐車場は大山にもアクセスできますし、
トイレ、売店など便利な駐車場ですので、
休日などは早めに駐車場に来ていると良いかもしれません。

塔ノ岳|目的地とコース・天気

塔ノ岳ヤビツ峠表尾根ルート(ピストン)の山行記録
  • 日程:2022/6/2
  • 時間:6:30〜16:30(休憩含む)
  • 天気:晴れのち曇り、時々雨
  • 歩行距離:約15.7km

目的地

塔ノ岳山行中及び塔ノ岳山頂の景色や風景が目的です。

前回丹沢山に登っていますが、
同じ山塊にある両山の違いなども
興味があります。

塔ノ岳ヤビツ峠スタート表尾根ピストンコース

ヤビツ峠から表尾根を通って塔ノ岳を往復する
ピストン山行です。

ヤビツ峠駐車場→ニノ塔→三ノ塔→鳥尾山→
行者ヶ岳→新大日→木ノ又小屋→塔ノ岳→
木ノ又小屋→新大日→行者岳→鳥尾山→
三ノ塔→二ノ塔→ヤビツ峠駐車場

塔ノ岳 地図

天気

午前中10時くらいまでは晴れていましたが、
次第に雲が広がってきて
12時ごろの山頂付近では一帯霧に覆われている感じでした。

時折雨が降る場所もありましたが、
局地的な感じでしたね。

山の天気は変わりやすく、
変わる時間も短時間で変化します。

事前の天気予報などで状況をチェックしていきましょう。

塔ノ岳|登山概要

ヤビツ峠駐車場を出発します。

ヤビツ峠駐車場の端のほうに
このような道標がありますので
矢印方面に進んでいきます。

県道70号線(秦野清川線)を下っていきます。

県道70号線 秦野清川線

登山道までは1.7kmほどあるので
ウォーミングアップのような感じで歩いていきます。

富士見橋です。

もう少し進んだところを左折します。

富士見橋

こちらを左折していきます。

ここから塔ノ岳は6.2kmあります。

塔ノ岳 道標

こちらの道標の正面にトイレがあります。

寺山富士見橋公衆便所という名前ですが、
こちらが最後のトイレになります。

この先は三ノ塔までトイレはありません。

寺山富士見橋公衆便所

いよいよ登山口到着です。

登山口

丹沢の道標は距離が書かれてあっていいですね。

歩く目安になります。

道標

少し迷いそうなところは、
しっかり道標が設置されていますね。

道標

人気の山だけあって、
道標表示がしっかりしていますね。

丹沢は泊まりで行く人も多いと思うので、
このようにしっかりした道標が
設置されているのかもしれませんね。

道標

このような木の階段を進んでいきます。

木 階段

ちょっと良い感じの木がありました。

山に登っていて太い木は結構見かけますが、
このように横に広がるような形は
あまり見かけません。

良い感じの形ですね。

木

登りはじめの数カ所に
このようなベンチが設置されています。

登りはじめなので荷物を整えたり確認したり、
結構便利です。

ベンチ

昔、何かが建っていたような場所がありました。

何があったのでしょうか。

ちょっと雲がかかって見づらいのですが、
右奥方向に見えるおのは海のようです。

景色

木道を多く歩きます。

この木道は丹沢では多く設置されていますが、
木や植物を守るためのもののようです。

最近まで知りませんでした。

木道

二ノ塔到着です。

大型のベンチが複数設置してあります。

ヤビツ峠からここまでは3.2kmですので、
塔ノ岳までは半分弱歩いてきた感じです。

二ノ塔

今のところ快晴に近い天気ですが・・・

このあと・・・

街並がキレイに見えます。

左奥は海ですね。

塔ノ岳までおおよそ半分ぐらいきました。

道標

三ノ塔到着です。

雲で少し隠れていますが、
富士山が見えます。

三ノ塔

雲がなければ最高の景色になっていたでしょう。

まぁ次に来たときの楽しみにしますかぁ

三ノ塔 景色

三ノ塔休憩所です。

立派な建屋ですね。

三ノ塔休憩所

塔ノ岳まではだいたい半分来た感じですね。

あと半分です。

三ノ塔 道標

向こうに鳥尾山荘が見えます。

鳥尾山荘

このように自分が行くところが見えるというのは、
丹沢の魅力なのかもしれません。

このような景色は記憶に残ります。

鎖が張られているところを降りていきます。

鎖場

次の目的地は鳥尾山荘のある鳥尾山ですが、
下って登る感じですので、
このような場所を下りていきます。

塔ノ岳まではおおよそ3kmです。

距離的には塔ノ岳までの道のりが
少し見えてきた感じがする距離です。

鳥尾山荘到着です。

鳥尾山荘

先程の三ノ塔付近から見えた建屋ですが、
三ノ塔から下って登ってきたのかを
感じることができます。

左側に海が見えます。

写真を見るとわかりますが、
先程よりあきらかに雲が増えています。

鳥尾山 景色

休憩するスペース広くなっていて、
ベンチも座りやすいような作りです。

鳥尾山

こちらにはトイレも設置されています。

トイレ

雲がどんどん増えてきました。
いやな予感。

雲

次に目指すのは行者ヶ岳です。

このような鎖場を登っていきます。

鎖場

行者ヶ岳に到着です。

塔ノ岳まではあと2.3kmです。

行者ヶ岳

行者ヶ岳には
このような石碑があります。

「山内安全」なので
登山者たちにはありがたいです。

行者ヶ岳

このような鎖場を下りてきました。

岩 鎖場

鎖場は登りより下りのほうが、
さらなる注意が必要ですね。

向こうにはこれから登る木道が見えます。

塔ノ岳の表尾根コースは
このようにこれから登る場所が見えたりするのが
面白いですね。

木道

また鎖場です。

グローブは必須ですね。

鎖場

塔ノ岳まであと2.2kmです。

このような道標は登る人にとっては
本当にありがたいですね。

道標

自分がこれから下っていく道が見えます。

岩場

塔ノ岳へ行く表尾根コースは
目的地に行くまでに
下りの鎖場が複数あるので、
気をつけていきましょう。

鎖場

下りてきた鎖場を振り返ってみると
こんな感じです。

鎖場

次は登っていきます。

景色はこんな感じです。

空に雲で覆い尽くされてしまいました。
少し黒くもなっています。

このようなところを登っていきます。

南東方向の景色もこんな感じです。

上空に雲が停滞している雰囲気です。

新大日到着です。

新大日

かつてあった新大日茶屋も
建屋が崩れかけています。

当時はたくさんのハイカーが
休憩していた場所だったのでしょうが、
少しさびしい感じですね。

新大日茶屋

塔ノ岳方面はこちらを歩いていきますが、
すでに登山道が霧がかっています。

塔ノ岳まで1.3kmです。
もう少しですね。

道標

木の又小屋です。

木ノ又小屋

すっかり霧だらけです。

まぁこんな雰囲気の山も幻想的ですが、
山頂の風景は期待できないと予測がつきます。

このようなガレ場も歩きます。

塔ノ岳 ガレ場

塔ノ岳山頂到着です!

塔ノ岳 山頂

霧が早い動きで動いていて、
時折風景が見えるようになります。

塔ノ岳 山頂

塔ノ岳山頂の景色は
次の機会に期待しましょう。

立派な石碑が数多く建立されていて、
由緒がある場所なのだろうと伺えます。

塔ノ岳 山頂

丹沢というエリアは魅力的な山が多いので、
山荘利用をしたほうが、
複数の山を一度に楽しめるかもしれません。

これ丹沢山にもあった石碑ですね。

塔ノ岳 山頂

当初は塔ノ岳山頂から鍋割山へ行くことも検討していましたが、
ヤビツ峠へピストンで下山する場合は、
鍋割山往復だけで約3時間を要してしまいます。

鍋割山

丹沢山塊の主な山を縦走するには、
泊まりという選択のほうが良さそうですね。

塔ノ岳山頂で食事と休憩をして、
下山します。

塔ノ岳山頂からヤビツ峠まで7.9km、
登りは霧の影響はあまりありませんでしたが、
帰りはわかりませんので気をつけて帰ります。

塔ノ岳 山頂 道標

下山では周りの霧はすごかったですが、
特に登山道などには影響なく下山することができました。

これは下山して県道70号線沿いにある護摩屋敷の水を
紹介します。

行きにきた寺山富士見橋公衆便所の近くに
このような道標があります。

護摩屋敷の水

100mほど進んでいくと
このような水場があります。

下山後に立ち寄ることをおすすめしますよ。

護摩屋敷の水

今回の塔ノ岳のヤビツ尾根からの表尾根ピストン山行は
以上になります。

これから塔ノ岳を登ろうと思っている人たちに向けて、
参考になれば幸いです。

塔ノ岳|今回使った地図

編集:昭文社 地図 編集部
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塔ノ岳|感想

今回の塔ノ岳の前に丹沢山を
塩水橋からのピストンで登っているのですが、
同じ丹沢でも塔ノ岳と丹沢山は山容が全然違う感じでした。

丹沢山登山|塩水橋ルート【塩水橋駐車場、山頂までのアクセスなどを紹介】

塔ノ岳、丹沢山の両山行ともに
山頂からの景色には恵まれませんでしたが、
天候に恵まれれば最高の景色になったことは、
両山ともに登っていてわかりました。

今回の塔ノ岳の山行に関しては、
下山時の体力の消耗を強く感じましたが、
このように複数の山を経由して山頂へ行く場合は、
下山時のことも考えて
帰りの体力を温存するような山行が良いと思いましたね。

これから塔ノ岳を登ろうと考えている人は、
今回このブログが少しでも参考になれば幸いです。

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