武甲山登山|一の鳥居駐車場からの登山ルートを紹介【標高1,304mから秩父一望の景色】

武甲山

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は埼玉県の秩父にある武甲山に登ってきました。

武甲山というと石炭岩の採掘がされている
山容が少し変わった山ですが、
ハイカーにはとても人気のある山です。

なぜハイカーの人たちに人気の山なのか?
などを知りたいと思い武甲山を登ってきました。

武甲山
  • 所在地:埼玉県秩父市、横瀬町の境界
  • エリア:奥武蔵
  • 標 高:1,304m
  • 体力度:3.5 out of 5 stars
  • 難易度:3 out of 5 stars
  • おすすめ度:3.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:中級者向け
  • 登山ルート:一の鳥居駐車場から表尾根〜武甲山山頂〜
    小持山〜大持山〜妻坂峠周回コース
  • コースタイム:約7時間15分
  • 歩行距離:約11km
  • 備考:日本二百名山

武甲山登山|駐車場

武甲山登山では武甲山御嶽神社一の鳥居駐車場(無料)を
利用するのが一般的です。

北嶺のセメント工場を通り過ぎて道なりに進んでいくと
武甲山御嶽神社一の鳥居駐車場が見えてきます。

一の鳥居駐車場

こちらを進んでいって鳥居をくぐると
武甲山御嶽神社一の鳥居駐車場になっています。

30台ほどの駐車スペースがありますが、
自分が行った日曜日の朝9時ごろは満車でした。

この時間でも登山に訪れる人は多くなる雰囲気で、
タクシーでくるパーティの方々も見かけました。

車で来られる方は早めの時間に到着しておくことを
おすすめします。

駐車しやすく武甲山登山口から近いのが魅力なのでしょう。

一の鳥居駐車場

一の鳥居駐車場にはトイレも設置してあります。

一の鳥居駐車場 トイレ

キレイなトイレです。

外見も新しく木の匂いもしたので
最近建てられた雰囲気ですね。

登山箱もこちらに設置してあります。

武甲山登山|目的とコース・天気

武甲山の山行記録
  • 日程:2022/6/5
  • 時間:9:00〜16:15(休憩含む)
  • 天気:晴れのち曇り
  • 歩行距離:約11km

武甲山登山の目的

人気の山で多くの人に登られる武甲山。

今回はその魅力を知りたいというのが目的です。

武甲山のコース

一の鳥居駐車場→不動滝→大杉の広場→御岳神社→
武甲山山頂(標高:1,304m)小持山(標高:1,273m)→
大持山(標高:1,294.1m)妻坂峠→一の鳥居駐車場

武甲山 地図

天気

今回の武甲山山行の天気は
晴れのち曇りという感じでした。

午前中は日がさしていましたが、
次第に曇り空となってきました。

この時期は天気が不安定なので、
天気予報などでチェックしてから登山にでかけましょう。

武甲山登山|登山概要

自分が武甲山にきて印象を受けたのが、
鳥居駐車場に入る鳥居の前にある4体の狛犬です。

御嶽神社 狛犬 狼

4体に各個性があり、
まるで生きているような雰囲気を感じます。

狼とのことですが、
武甲山や御嶽神社と狼が何か関係があるのかもしれませんね。

一の鳥居駐車場にあるトイレの横に設置してある
武甲山の登山地図です。

一の鳥居駐車場 地図

なんやかんや言っても
現地に設置してある地図が一番わかりやすいです。

自分はこのように山に登るときは、
現地の地図を写真で残しておきます。

後で見返したときにもとても便利です。

武甲山山頂は展望に加えて
神社関連の施設も複数あるので、
このような絵図はとてもありがたいです。

武甲山山頂絵図

では一の鳥居駐車場を出発します。

一の鳥居駐車場

このような道を進んでいきます。

武甲山 登山道

この橋から登山道になります。

武甲山 登山道

川沿いを歩いていきます。

水はとてもキレイな雰囲気です。

武甲山

現在は休業中のようですが、
LOGMOG(Cafe&Shop)というお店を通り過ぎていきます。

このように杖が設置してあるのは、
人気の山らしいですね。

養魚場だった?ような場所を
通ります。

複数あって登山道に面してあります。

養魚場

さすが人気の山だけあって、
道標はしっかりあります。

武甲山 道標

道標の下に数年前のクマの目撃情報が書かれていました。

クマも人間になんて会いたくないと思うので、
クマ鈴の携行はしていきましょう。

武甲山は下の写真の通り、
◯◯丁目のような標柱があります。

武甲山 丁目

この標柱は御嶽神社の52丁目まであります。

不思議なもので、
このような数字の書いてある標柱を目にしながら登っていくと
気持ちが楽になります。

こちらは武甲山山頂を目指す表参道コースと
持山寺跡コースの分岐の場所です。

武甲山 持山寺跡 シラジクボ

今回は表参道コースで武甲山を目指します。

このような橋を渡っていきます。

武甲山 橋

不動滝に到着です。

岩肌を流れる水が風流です。

武甲山 不動滝

ペットボトルがたくさんあります。

不動滝 ペットボトル

これなにかな?

なんて思いましたが、
山頂で使うトイレのためにボランティアで
水の運搬をお願いしているようです。

水は結構重量がありますし、
トレーニングとしても良いかもしれません。

良い試みですよね。

僕は運びませんでしたが(笑)

このような橋を渡ります。

すれ違い困難なのか、
橋の耐久性の問題なのか
一人づつの通行を推奨されています。

武甲山 橋

武甲山御嶽神社参道の石碑があります。

武甲山 石碑

由緒あり皆が参拝のために利用する道であることが伺えます。

山では結構このような応援のメッセージが
書かれていることがありますが、
ちょっと癒やされてしまうのは、
僕だけでしょうか?

武甲山

石積場です。

御嶽神社にある石炭石にペンで書いてこちらに収めます。

石積場

大杉の広場到着です。

巨大な杉の木があります。

大杉の広場

こちらの杉の木は大きいものになりますが、
武甲山は他にも大きな杉の木がたくさんあります。

武甲山山頂までは
大杉の広場からは50分です。

大杉の広場 道標

ここから先の登山道は
登山道に石炭岩がゴロゴロあるところを通ります。

武甲山 登山道

歩きづらい道ですが、
隣に並行して道があるので
そちらを利用して歩くのも良いでしょう。

武甲山 登山道 石炭岩

山によっての道標というものがありますが、
武甲山の道標はカッコいいです。

武甲山 道標

武甲山山頂付近に到着しました。

ハイカーの方達もたくさんいます。

武甲山に訪れる人は皆さんこのあたりで、
休憩や食事をしているようです。

武甲山 山頂付近

山頂付近は色々と施設があるので、
散策です。

武甲山山頂付近にきたら、
一の鳥居駐車場に設置してあった看板の武甲山山頂絵図が
役に立ちます。

武甲山山頂絵図

武甲山山頂トイレです。

しっかりしたトイレですね。

武甲山 トイレ

避難小屋です。

武甲山 避難小屋

武甲山解説版です。

武甲山 解説版

自分はなるべくこのような解説は読むようにしています。

山は由緒、歴史、人との関わりが多くあり、
自分が登った山がどのような山なのかを知ることは
とても興味深いもです。

御嶽神社です。

御嶽神社

こちらに石積場に収める石があります。

書いた石は下山で表尾根コースを通って
石積場に収めなくても神社のほうで
収めてくれるようです。

こちらにも狛犬があります。

狛犬は各神社に結構ありますが、
各神社によって個性のある狛犬があるので、
結構興味深いですよね。

御嶽神社 狛犬

神社に狛犬はだいたい2体設置してありますが、
2体の狛犬の表情などが違うのは
何か意味を持っているのかもしれませんね。

鐘撞堂です。

御嶽神社 鐘撞堂

展望所に向かいます。

武甲山山頂絵図では第一展望所と第二展望所の2つがあると
書かれていますが、
第二展望所は立ち入れない感じですね。

第一展望所に行ってみます。

武甲山 第一展望所

武甲山の山頂であり、
第一展望所です。

武甲山 山頂 第一展望所

武甲山の山頂スペースはあまり広くありませんが、
柵向こうが風景が見える景色になります。

曇り空で遠くの山々はよく見えませんが、
秩父市街を広く望むことができます。

武甲山 山頂 景色

展望所で景色を満喫したので、
下の開けた場所に戻ります。

そして次に向かう子持山、大持山方面へ向かいます。

武甲山 道標

小持山方面と橋立登山口方面の分岐です。

橋立登山口に向かう橋立コースは
以前に大規模な崩落があった情報があります。

埼玉県警察

橋立コースを利用している登山者の人がいて、
崩落現場を目にするようですが、
実際に崩落が起きている現場ですので、
通行は自己責任で通りましょう。

では小持山方面へ向かいます。

表参道コースでは多くのハイカーの人たちに
出会いましたが、
小持山、大持山へ向かうコースは
人とあまり会いません。

ここからは少し急な坂を下りていく感じになります。

シラジクボ到着です。

シラジクボ

小持山はこちらから50分かかります。

このように時間表示がしてある道標は
歩く目安になっていいですね。

持山寺跡コースとの分岐です。

持山寺跡コース

少し見づらい道標ですが、
裏側に持山寺跡という表示があります。

持山寺跡

こちらの持山寺跡コースは
表参道コースに合流することができるコースです。

これからは急な岩場を登っていきます。

まき道があるようですが、
特にまき道という表示はありません。

まき道

小持山到着です。

小持山

次は大持山へ向かいます。

小持山から大持山へ向かう道中は、
登山道から少し入ると景色が見えるという場所が多くあります。

登山道を歩いていて、
上が少し開けている感じがして道となっているようでしたら、
少し覗いてみましょう。

近隣の風景の景色が見える場所があります。

結構大きな岩場が多いです。

岩場

雲がなければ結構良い景色かもしれません。

小持山から大持山へ行く間には、
道が二手に分かれて合流するという場所が
複数あります。

一度、このコースを通ったことがある人は
雰囲気でわかると思いますが、
道が二手にあると少し不安になりますよね。

違う道に行くことになることは
ないようですが、
道を確認しながら進んでいきましょう。

大持山到着です。

大持山 山頂

大持山山頂からの景色は良いとあったのですが、
周りに草木が多いせいなのか?
周りの景色は見えませんでした。

次は妻坂峠を目指します。

こんな感じの道を歩いていきます。

分岐地点です。

こちらから鳥首峠や名栗方面へ向かえます。

自分は妻坂峠を目指します。

分岐

妻坂峠です。

妻坂峠

生川、横瀬駅方面へ向かいます。

生川 横瀬駅

このような道を歩いていきます。

下に流れるのは大持沢です。

大持沢

一度林道に出ます。

林道

そして再び登山道に入ります。

少し歩いていくとこちらの道に合流します。

こちらの道を下っていくと一の鳥居駐車場です。

一の鳥居駐車場に到着です。

一の鳥居駐車場

山行は以上です。
おつかれさまでした〜

武甲山登山|見どころ

武甲山の見どころは次の3点です。

  • 神仏と強い関わりを感じられる山
  • 武甲山展望所からの風景
  • 大杉広場の杉を始めとした巨木

山の多くは神仏が祀られている神社が多いのですが、
武甲山はより深く山というものと
神仏の関わりを示していると感じました。

武甲山

今回は曇りで遠くの山などは見えませんでしたが、
天気がよく冬場などを素晴らしい景色を見せてくれることでしょう。

武甲山 山頂 風景

武甲山の印象の一つに杉の木の巨木が多いということです。

大杉の広場の杉の木はもちろんですが、
他にも巨木を複数あります。

武甲山 杉 巨木

自分は山に登っていて、
木を見るのが好きなのですが、
このように太い木が多くある山も珍しいですね。

武甲山登山|今回使った地図

武甲山登山|今回登った感想

今回武甲山を初めて登ったのですが、
第一印象は登山者が多く人気の山だということ。

駐車場、登山道などに多くの人が行き交います。

なぜ人気なのか?

理由を知りたいと思い今回武甲山を登りました。

自分が武甲山を個人的感想から言うと、
「馴染みやすい山」という感じです。

近所の少し高めの山という感じの親近感があります。

武甲山は都心からのアクセスや
登山口から近いという利点もありますが、
御嶽神社や大杉の広場など見どころも多くあります。

石炭岩の採掘で削られた変わった山容ですが、
人から愛される理由がわかると感じた山ですね。

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