丹沢山登山|塩水橋ルート【塩水橋駐車場、山頂までのアクセスなどを紹介】

丹沢山

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

最近、丹沢山塊に興味が出てきたので、
まずは今回、丹沢山(標高:1,567m)へ行ってきました。

丹沢山塊は魅力的な山が多くあり、
ルートも複数あるので、
これから色々と考えるのが楽しくなりそうです。

丹沢山
  • 所在地:神奈川県相模原市緑区、愛甲郡清川村、
    足柄上郡山北町の境界
  • エリア:丹沢
  • 標 高:1,567m
  • 体力度:3.5 out of 5 stars
  • 難易度:3.5 out of 5 stars
  • おすすめ度:3.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:中級者向け
  • 登山ルート:塩水橋ルート
  • コースタイム:約8時間30分
  • 歩行距離:約14km
  • 備考:日本百名山

では、今回の丹沢山の駐車場やアクセスなどを紹介していきます。

丹沢山登山|駐車場

県道70号線(秦野清川線)沿いの塩水橋という場所になります。

この塩水橋の近くに駐車できるスペースがあります。

Google Mapで「塩水橋(しおみずばし)」で
検索することができます。

塩水橋はこのような橋です。

塩水橋

こちらの橋から100mほど秦野方面へ行くと
駐車できるスペースがあります。

こちらが駐車スペースになっています。

他県のナンバーの車なども多く駐車されています。

塩水橋 駐車場

登山口は駐車場の横にありますので、
車を降りたらすぐに行くことができます。

丹沢山登山|目的地とコース・天気

丹沢山へは登りと下りは違うルートを使います。

登りは塩水林道経由、下りは天王寺峠経由です。

丹沢山塩水橋コースの山行記録
  • 日程:2022/5/15
  • 時間:7:30〜16:00(休憩含む)
  • 歩行距離:約14.0km

距離は全体的に少し長めのコースになりますが、
舗装道が多いコースでもあり、
山行中の道迷いや時間的な面でも安心感のあるルートに
なっています。

丹沢山登山の目的

実は今まで丹沢という山塊を登山したときがありません。

山梨県などの山を登っていて、
他の登山者と話しをする機会は多くありますが、
やはり東京や横浜方面の登山者の人々から
「丹沢」という名前をよく耳にします。

やはり都内近辺から一番近い百名山であり、
丹沢というエリアは都心から近いながらも
奥深いイメージあります。

今回はこのような自分自身が未知のエリアに挑戦です。

丹沢山登山のコース

塩水橋駐車場→塩水林道→堂平→木道→
丹沢山山頂→天王寺尾根→天王寺峠→
本谷橋→塩水橋駐車場

丹沢山 コース

時間的な目安はピストン山行のほうが見当がつきやすいのですが、
周回で周るほうが色々な景色や登山道を楽しめるので、
今回はこのような一部周回コースにしました。

丹沢山登山の天気

山行の時間は全体的に曇りであり、
丹沢山山頂は霧に覆われていて
山頂からの景色は皆無でした。

雨に降られることはありませんでした。

山の天気は不安定ですので、
登る前に天気予報を事前確認して登りましょう。

丹沢山登山|登山概要

車を駐車した場所の横に丹沢山へ行く道があります。
写真の左側の道を進んでいきます。

塩水橋 駐車場 登山口

丹沢山まで6.6kmという道標がありますが、
この距離は本谷林道経由で丹沢山へ行くルートの距離であり、
塩水林道経由だともう少し距離があります。

塩水橋

このような舗装道を歩いていきます。

丹沢山 舗装道

丹沢山の塩水橋を起点としたルートでは、
舗装道を多く歩きます。

山での舗装道は登山をしている感が少し薄れますが、
歩きやすいので、はじめの準備運動みたいに考えておくと
良いでしょう。

丹沢山山頂を目標として
塩水林道経由と本谷林道経由の分岐の地点です。

丹沢山 分岐

丹沢山山頂の距離だけを見ると
次のような数字になっています。

  • 塩水林道経由 丹沢山山頂まで7.4km
  • 本谷林道経由 丹沢山山頂まで6.2km

今回は各コースの詳細などをあまり調べずにコース選択をしましたが、
このように同じ目的地に対してルートが2つある場合、
おおよそ短い距離のルートのほうが苦労するルートという間隔があります。

今回は次のようなルート選択をしました。

  • 登り 塩水林道経由
  • 下り 本谷林道経由

このようにすると2つのコースを楽しめます。

登りは塩水林道コースです。

瀬戸橋という橋を渡っていきます。

下に流れるのは本谷川です。

瀬戸橋

さすが日本百名山の山の登山道だけあって、
登山者も多いためか、
色々な案内がされています。

丹沢山

丹沢山の塩水林道コースでは、
水量の豊富な川を右手見ながら
登山道を進みます。

丹沢山 川

このような堰堤からの滝の連続です。

岩場も多く変化に富んだ渓流であり、
釣りのポイントとしても
良さそうな渓相なので、
結構釣り人に好まれそうな感じがします。

中津川

今日はあいにくの曇りなので、
遠くの景色は期待できませんが、
近くの景色はとてもキレイです。

丹沢山

丹沢山というと水の山というイメージですね。
多方面の山から沢が流れている感じです。

水と一体の山という感じでしょうか。

丹沢山

舗装道を歩いていると、
次のような道標が出てきます。

丹沢山 道標

塩水橋の林道ゲートから5.0kmという表示です。

塩水橋のゲートから5.0km舗装道を
歩いてきたということです。

上りの舗装道の林道を5.0km歩くのは、
結構歩いた感があります。

林道右手に国土交通省 堂平雨量局という建物を少し進むと
塩水林道から登山道に入る入口があります。

国土交通省 堂平雨量局

塩水林道から登山道に入る入口です。

丹沢山

丹沢山山頂までの距離は2.9km、
時間は1時間20分の表示があります。

丹沢山

このような登山道を歩いていきます。

ここのところで山梨県の山によく登っていましたが、
なんとなく山梨県の山の風景と違う感じがします。

生殖している植物が違うのか、
山梨県ではあまり見かけない植物が生息しているようです。

丹沢山

さすが百名山で人気の山だけあって、
道標はたくさん設置してあります。

距離表示がされているので、
励みになりますね〜

丹沢山

あくまでも個人的な感想ですが、
丹沢山の樹木は、
何か他の山とは違う感じがします。

何か湿っているような、
苔が多いような雰囲気です。

水分が豊富な山ということですかね?

丹沢山

丹沢の林は、
「かながわの美林50選」に選ばれているようです。

さすがにキレイな感じの林なので、
選ばれるのもわかります。

かながわの美林 50選

途中でこのような堰堤がありますが、
やはりこのような堰堤の上流部というものは
荒れてしまうようです。
岩がゴロゴロしています。

丹沢山 堰堤

写真奥の堰堤の上の岩も
雰囲気的に近年の岩みたいな感じです。

丹沢山 岩 堰堤

直径2mほどありそうなので、
あのような大きさのものが転がってきたら
大変ですね。

丹沢山の塩水橋ルートは、
木道がたくさんあります。

丹沢山 木道

本当に新緑の黄緑色がキレイに映えます。

そして、やはり他の山とは違う植物が
生息しているように感じます。

丹沢山

塩水林道(堂平)経由からの登山道と
天王寺峠経由の合流地点です。

丹沢山 合流 地点

下山時はこちらの天王寺経由で下山しますので、
こちらの分岐から天王寺峠方面に向かいます。

鎖場とハシゴがあります。

ハシゴはほぼ垂直に登る感じです。

鎖場 ハシゴ

南側の展望は、
神奈川の市街地が見えます。

天気が良ければ海が見えたのかもしれません。

丹沢山 景色

岩場っぽいところもありますが、
そんなには登りづらくありません。

丹沢山 岩場

こちらは富士山の方向ですが、
雲がなければ富士山が見えたのかもしれません。

景色は次の丹沢山に期待ですね。

丹沢山

また木道です。

木道は歩きやすいのですが、
木を打ち付けてある間隔が微妙です。

丹沢山 木道

1段ごとが良いのか、2段づつが良いのか、
わかりません。

2段づつで歩いてみましたが、
良い感じではありますが、
あとあと疲労になりそうな感じでもあります。

丹沢山山頂まではもう少しです。

丹沢山は本当に道標がこまめに設置してあります。

丹沢山

丹沢山の山頂到着です!

丹沢山 山頂

山頂の景色は、
ご覧の通り360度真っ白です。

これからの季節はこのような状態も多いかもしれませんね。

丹沢山 山頂

景色は次に丹沢山に来たときの楽しみにとっておきます。

やはり山頂の看板表示は「木」が良いですね。
渋さがあります。

丹沢山

みやま山荘です。
隣にはトイレが設置されています。

みやま山荘 丹沢山

丹沢山の山頂のスペースでは、
多くの人が食事などの休憩をしていました。

丹沢山 山頂 スペース

丹沢山塊は複数のルートがあるため、
丹沢山へ来る人も様々なルートで来ているようです。

丹沢山塊

食事をして、少し休憩したので下山します。

今度は分岐地点で、
天王寺峠経由で帰ります。

丹沢山 分岐

写真の数字を見てもわかるとおり、
塩水橋までは天王寺峠経由のほうが
1.1kmほど短くなります。

やはり天王寺峠経由の登山道のほうが
マイナー感があります。

丹沢山 天王寺尾根

踏み跡はありますが、
きれいな登山道という感じではありません。

この植物も山梨県の山ではあまり見かけたときがないなぁ

丹沢山

天王寺尾根も一応道標はあります。

今までマイナーな山ばかり登ってきたので、
このような道標の表示はとてもありがたく感じます。

そして励みになります。

丹沢山

このような害獣よけのネットがある場所を通っていきます。

丹沢山 鹿よけ

天王寺峠到着です。

天王寺峠

本谷林道出合まで700mというというと、
あともう少しという感じがしますね。

このような木の橋をいくつか渡りますが、
濡れた木の橋というものは滑りやすいです。

渡る際は気をつけてください。

丹沢山 木 橋

一部崩れたような場所でロープを使って渡る場所があります。

丹沢山

谷が増水して荒れた感じでしょうか。

丹沢山 谷

黄色い道標が出てきますが、
こちらから本谷林道に出るまでの
0.2kmは沢が荒れた状態になっています。

丹沢山

これは先程とは違う黄色い道標ですが、
斜めになってしまっています。

道標

沢もこのように荒れています。

丹沢山 沢

写真奥に堰堤がありますが、
堰堤までこんな感じです。

沢 堰堤

堰堤向こうが本谷林道ですが、
ここから本谷林道に出る道が少しわかりづらいです。

堰堤手前の山の左側に
このような一部崩れた登山道のようなものがあります。

一応ピンクテープが貼られています。

丹沢山

こちらの道を登っていきます。

するとこのように降りる道が出てきます。

本谷林道に出ることができます。

本谷林道

今回のように荒れている沢は登山道を消し去ってしまうので、
登山者を混乱させます。

特に林道まで間近の沢など低い部分で沢が荒れている場合などは、
このように道がわからなくなるケースが多いです。

迷っていしまった場合は、
地図やGPS機器、インターネット情報などで
冷静に判断して下山していきましょう。

本谷林道は横に本谷川が流れています。

向こうに吊橋のようなものが見えます。

本谷橋

近くなので渡ってみました。

結構揺れます(汗)

川から橋までの高さは結構あります。

ここの近くの桟橋が崩落したようなので、
この橋も相当ビビりながら渡りました。

では、本谷林道に戻ります。

本谷林道の横を流れる本谷側は、
本当に素晴らしい川です。

本谷川

水量も豊富で水もキレイそうです。

本谷川

本谷林道沿いに崩落箇所がありました。

すごい昔のものではなさそうです。

本谷林道 崩落

釣り人が3人ほど入っていましたが、
皆、手竿でやっていました。

ルアーやフライなどでは、
もう少し川幅がほしいところなのでしょうか。

本谷川

このような橋を通過していきます。

とても味わいのある橋でした。

橋

登りにきた塩水林道と本谷林道の分岐点に到着です。

あとは400mほどあるけば駐車場到着です。

お疲れ様でした〜

丹沢山登山|見どころ

おそらく山頂の景色は晴天ならば、
最高の見どころになっていたはずなのですが、
今回は霧や天候に恵まれず、
山頂からの景色は見れなかったので、
次回の楽しみにしておきます。

しかし水に恵まれた山という感じは、
他の山にはない魅力がありました。

  • 塩水川、本谷川の景観
  • 丹沢山の森林美

特にこれから暑い時期に登る山は、
爽快感もあり、また登りたいと思える山です。

丹沢山登山|今回使用した地図

編集:昭文社 地図 編集部
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丹沢山登山|感想

今回の山行は天候などにより、
景色という面では恵まれませんでしたが、
川などの景色はとても目の充実になりました。

合わせて丹沢山の塩水橋のルートは、
コースに癖もなくルートの距離は長めですが、
距離の割には嫌な疲労は感じませんでした。

長めの距離を歩く練習としても良いコースだと思います。

一度歩くと長めのコースを歩く自信がつくコースでは
ないでしょうか。

今回丹沢山塊の丹沢山に登りましたが、
丹沢山塊はまだまだ魅力的な山が多くあるので、
次はどの山を登ろうかと考えています。

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