こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回はGW中に登ってきた山梨県大月市の
秀麗富嶽十二景に選定されている滝子山(標高1,620m)を
紹介します。
滝子山は大月市の秀麗富嶽十二景の山の中でも
人気の山になっています。
- 所在地:山梨県大月市
- エリア:大菩薩連嶺
- 標 高:1,620m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:中級者向け
- 登山ルート:ズミ沢ルート→寂ショウ尾根
- コースタイム:約7時間
- 歩行距離:約10.1km
- 備考:山梨百名山、大月秀麗富嶽十二景
マイカーを使って登山する人のために、
駐車場情報と自分が実際に登った山行の記録を
紹介いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次(クリックするとジャンプできます)
滝子山登山|駐車場
滝子山はまずは「道証(みちあかし)地蔵」という登山口を目指します。
道証地蔵のある登山口に行くまでの林道に
複数駐車できるスペースがあります。
マイカーを利用して滝子山を登る人は、
国道20号線(甲州街道)を利用して来ると思いますが、
国道が山側へ走っていくと中央自動車道を越える道が出てきます。
高速道路を越えると次のようなゲートが出てきます。
このゲートを開けて車で進んでいきます。
このゲート手前にも駐車スペースがあり
駐車することができますが、
道証地蔵までは距離があるので、
歩行距離を短くしたい人は、
こちらのゲートを開けて進んでいきましょう。
車で通行したら、
必ず閉めていきましょう。
こちらは桜森林公園という場所になっていますが、
こちらでも駐車はできます。
こちらの桜森林公園から道証地蔵(登山口)に行くまでに
複数の駐車スペースがあります。
道証地蔵までの距離を考えて、
駐車場所を選択しましょう。
僕はこちらに駐車しました。
道証地蔵から200〜300m手前の場所です。
こちらより先の道は、
道が荒れていて少し走りづらいので、
こちらに駐車しました。
Google Mapなどでも道証地蔵は表示されます。
登山地図と合わせて利用してみましょう。
滝子山登山|目的地とコース・天気
- 日程:2022/5/6
- 時間:9:30〜16:30(休憩含む)
- 歩行距離:10.1km
滝子山登山の目的
滝子山は以前に登ったときがありますが、
今回滝子山の山行を選んだ理由としては、
大月の秀麗富嶽十二景の中でも
「滝子山」という名前を多く聞くからであり、
久々に良さを感じてみたいと思って、
今回滝子山の山行を実施しました。
滝子山登山のコース
滝子山を目的地として、
登りと下りを違うルートを使う
周回ルートになります。
コースタイム的にも初心者の人には、
少し体力のいるルートになっています。
林道脇駐車場→道証地蔵→三丈の滝→滝子山→
寂ショウ尾根→大鹿林道→林道脇駐車場
このようにキレイに周回がとれるルートは、
意外と探すのが大変です。
車を利用して登山をする人にとっては、
助かるコースになっています。
滝子山登山の天気
滝子山山行では晴れのち曇りという状況でした。
山頂は雲が多く富士山などは見えましたが、
上空は雲で覆われていて青空ではありませんでしたね。
山の天候は変化しやすいので、
天気の最新情報をチェックして登りましょう。
滝子山登山|登山概要
林道脇に駐車した場所からスタートします。
こちらからまずは道証地蔵に向かって進んでいきます。
道証地蔵に行くまでは、
こちらにも駐車できるスペースがあります。
道証地蔵に到着です。
こちらから山に入っていきます。
滝子山と言えば水量の多い沢に沿って
歩いていけるのが特徴の山です。
大月周辺の山では結構登山者が多い山のためか、
道標もしっかりしたものが設置されています。
「滝子」という名前もあってか、
小さい滝が連続してあります。
三丈の滝です。
三丈の滝にはこのような看板があります。
滝子山は地元の小学生が作った
このような案内が多くあります。
何か味わい深いものがあって良いものですね。
滝子山というと、このような看板が思い出されます。
滝子山の山行は久々ですが、
滝の周りの木々が少し荒れている感じになっています。
近年の台風などの影響か、
以前の渓流の風景とは若干違うと感じる場所もあります。
滝子山は以前にも登ったことがあり、
以前には道に迷った覚えがないのですが、
今回の山行では少し迷ってしまった場所もありました。
やはり山は油断したらいけませんね。
山では踏み跡を結構気にして登るものですが、
今回は違う踏み跡を追ってしまったようです。
登山道を迷った人の踏み跡というものは、
紛らわしいものがあります。
地図とGPSを気にしながら、
どうにか道迷いは避けたいものですね。
本当滝好きには最高の山だと思います。
夏場の滝子山は来たときがありませんが、
夏に来たら本当に気持ちの良い登山ができそうです。
この看板は記憶にあります。
なんだかこのような看板は癒やされますね。
分岐に到着しました。
「難路」と書かれている登山道は
距離は短そうですが、
今回は迂回ルートを選択しました。
結構このような選択肢がありますが、
地図などの情報などを見て
迂回ルートを選択することも一つの方法です。
迂回ルートが用意されているということは、
何かしら用意した理由があるだろうし、
この道標には「注 難路」とも書かれています。
難路は帰路で下ってみても良いでしょうし、
次回の滝子山の山行で挑戦しても良いでしょう。
僕はこんな感じでルートを選択しています。
このような道を歩いていきます。
鎮西ヶ池到着です。
隣に社があります。
滝子山山頂までもう少しです。
山頂付近はこのような感じが多いですよね。
滝子山山頂到着です。
若干曇りで時間も遅かったので、
富士山も少しボンヤリした感じですが、
まぁ良い風景です。
滝子山山頂には少し岩場がありますが、
その岩場を少し登るとこのような風景が見えます。
富士山と近隣の山々で良いアングルですね〜
岩場の部分は少し高くなっていますので、
落ちないように気をつけましょう。
滝子山の山頂はパノラマの景色が見れますが、
富士山方面じゃない風景も素晴らしいです。
町並みと山の眺望が良いですね。
滝子山山頂の景色を堪能したところで、
下山は寂ショウ尾根を降りていきます。
山頂で会話した人が寂ショウ尾根を登ってきたようで、
下りの寂ショウ尾根はポールを持ってきていれば
降りれるということなので、
今回は寂ショウ尾根を降りてみました。
寂ショウ尾根は危険や迷いなどの注意書きがる尾根です。
しかし距離的には登りの沢伝いのルートに比べて
寂ショウ尾根は短いようです。
自分は寂ショウ尾根の途中から大鹿林道に入りましたが、
登りの沢伝いの道に比べて1kmほど短い距離になっています。
このようなところを下山していきます。
ピークをいくつか越えて下っていきます。
このような表示があります。
途中で浜立山の道標があります。
少し気になったので行っていみようと思いましたが、
今回は断念しました。
いよいよ寂ショウ尾根の本領発揮です。
急な岩場が多いのですが、
ここを登ってくる人も猛者だと思います。
途中の景色が厳しい下山を癒やしていくれます。
滑落が多い場所にきました。
岩場の急な斜面は結構キツイですね。
この寂ショウ尾根は手袋も必須です。
木や岩などにふれることになるので、
しっかりしたグローブを持参していきましょう。
寂ショウ尾根は急な上で大きな岩も多いので、
距離は沢伝いのルートより近いのですが、
進むのに時間がかかります。
寂ショウ尾根の岩場の厳しい急な斜面は通過しました。
山でみかける花が急な斜面での苦労を癒やしていくれます。
大鹿林道に出ました。
寂ショウ尾根は林道を横切って下に続いていますが、
道証地蔵手前に駐車したので
この林道を歩いて車が駐車してある林道に出ます。
大鹿林道を歩いていきます。
道証地蔵の前の林道の道に出ました。
こちらを右折して車を駐車した場所に向かいます。
少し登って歩いていくと
車を駐車した林道脇に到着します。
お疲れ様でした〜
滝子山登山|見どころ
滝子山の見どころといえば、
印象に残るのが沢伝いの景観ですね。
滝子山に流れる沢は、
沢といっても水量が豊富なのが特徴です。
標高が高くなっても太い沢が流れています。
そして、あまり大きくはないですが、
とても多くの滝を目にすることができます。
滝子山の名前通りの山と感じることができるのが
滝子山です。
今回の山行で心に残ったものは、
次の3点ですね。
- 沢伝いの登山道
- 連続した滝
- 滝子山山頂からの景色
滝子山登山|今回使用した地図
滝子山登山|感想
滝子山に登るのは久々になりますが、
以前の記憶通り沢伝いで
滝を連続して見れて、
疲れを忘れさせてくれる登山道は健在でした。
大月の秀麗富嶽十二景の中でも、
人気の理由がわかる山でした。