雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山|駐車場、大峠からのコースを紹介【姥子山は絶景の穴場でおすすめ】

雁ヶ腹摺山 姥子山 大槻秀麗富嶽十二景

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は雁ヶ腹摺山と姥子山の縦走をしてきました。

雁ヶ腹摺山と姥子山は山梨県大月市の秀麗富嶽十二景に
選ばれている山であり、
富士山の眺望が素晴らしい山になります。

特に雁ヶ腹摺山は旧500円札の裏側に印刷されている風景の
原画となった場所です。

500円札

ぜひ、旧500円札の裏側と実際の風景を比べてみてください。

今回の記事では秀麗富嶽十二景という
富士山の眺望が良い山の縦走ですが、
「富士山の眺望が良い山に登りたい」
という人の参考になるような記事になっています。

駐車場やトイレ、登山コース、山頂の状況など、
詳しく解説していきますので、
あなた自身の登山計画に役立てれば幸いです。

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走
  • 所在地:山梨県大月市
  • エリア:大菩薩連嶺
  • 標 高:1,874m(雁ヶ腹摺山)、1,503m(姥子山)
  • 難易度:3.5 out of 5 stars
  • 難易度:3.5 out of 5 stars
  • おすすめ度:4.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:中級者向け
  • 登山ルート:大峠→雁ヶ腹摺山山頂→姥子山山頂(ピストン)
  • コースタイム:約5時間05分
  • 歩行距離:約6.8km
  • 備考:秀麗富嶽十二景(山梨県大月市)大月市 雁ヶ腹摺山、姥子山ともに1番山頂

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山|マイカー利用の場合の駐車場・トイレ

駐車場は雁ヶ腹摺山の登山口がすぐ近くにある
大峠の駐車場(無料)を利用できます。

大峠の駐車場(無料)は10台ほどの駐車スペースがあります。

大峠 駐車場

駐車場脇にはトイレが設置されています。
紙なども設置されています。

大峠 トイレ

綺麗に清掃されているトイレですよ。

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山|目的とコース・天気

奈良倉山の山行記録
  • 日程:2022/7/3
  • 時間:10:55〜16:00(休憩含む)
  • 天気:曇りのち雨
  • 歩行距離:約6.8km

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山の目的

雁ヶ腹摺山と姥子山は以前に縦走で登っていますが、
結構昔ですので、
今回久々に登ってみたいと思って今回の山行に踏み切りました。

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山のコース

大峠駐車場→雁ヶ腹摺山山頂→姥子山山頂→大峠駐車場

雁ヶ腹摺山 姥子山 地図

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走の天気

今回の雁ヶ腹摺山、姥子山縦走では、
曇りのち雨ということで
後半に雨に結構降られましたが、
強い雨ではなかったので助かりました。

コースタイムが短いということも幸いでしたが、
事前に天気予報を知っておくと準備や気持ち的にも
余裕が出るでしょう。

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山|登山概要

この大峠から出発します。

大峠

この大峠で標高が1,560mあります。

天気が良ければ
このアングルで富士山が見えます。

大峠の駐車場奥の右側に登山口が見えます。

大峠 駐車場

雁ヶ腹摺山は駐車場から登山口までが近いのが魅力です。

こちら雁ヶ腹摺山の登山口です。

雁ヶ腹摺山 登山口

最近は登山カウンターの設置が普通になってきましたね。

いつからが計測開始日かはわかりませんが、
このカウンター数で
どれくらい人気の山なのかの判断になりますね。

登山カウンター

このような道を歩いていきます。

雁ヶ腹摺山 登山道

少し進んでいくと御硯水(水場)があります。

雁ヶ腹摺山 水場 御硯水

最近は山に登ると
下山時に水場で顔を洗って帰るのが
快感になっています。

雁ヶ腹摺山 御硯水

冷たい水で熱くなった顔に水をあてるのは、
気持ちいいですよ。

雁ヶ腹摺山に登って思ったのが、
岩に苔がついているものが多いということです。

このようになるのになにか原因があるのでしょうか。

雁ヶ腹摺山 岩 苔

なんか微妙なところがありました。

木の橋は危険でトラロープが張られていますが、
なにか中途半端な感じです。

看板も「落石注意」になっています。

左側の道は水が溜まっています。

雁ヶ腹摺山

こちらの道は水が溜まっている道を歩くのが正解ですが、
木の橋を渡る人も出てきそうな感じもします。

気をつけて通行しましょう。

鎖が張られているところを通ります。

雁ヶ腹摺山 鎖場

スタートの大峠は標高が約1,560mですが、
雁ヶ腹摺山は1,874mです。

標高差が約300mと少ない数字で
山頂までのコースタイムが1時間ぐらいの場合は、
おおよそ少し急な斜面を登っていくことが
予測されます。

案の定、序盤から少し標高を上げていく感じですね。

雁ヶ腹摺山

道標が少しボロっちくなっていますが、
木のしっかりとした道標は、
なにか歴史を感じますね。

雁ヶ腹摺山 道標

木の橋を渡ります。

雁ヶ腹摺山 木 橋

このような木の橋が設置されている場所は、
だいたい橋の下が急で深くなっています。

そして揺れます。

雁ヶ腹摺山 木 橋

一般的な道標もあります。

雁ヶ腹摺山 道標

足洗岩です。

雁ヶ腹摺山 足洗岩

足の形に似ているからか、
座ると足を洗いやすそうだからか
わかりませんが、
人工的に作った岩のようです。

山には岩が多くあって、
その形などで色々と名前がつけられていますが、
自然が作り出したものというものは、
不思議で本当に面白いですね。

山では変わった形の樹木も多くありますが、
なにかに影響されて
このような形になるのでしょうね。

雁ヶ腹摺山 樹木

雁ヶ腹摺山を目指して歩いていきます。

雁ヶ腹摺山 道標

雁ヶ腹摺山の道標は
距離や時間などの表示がありません。

まぁ山頂まで1時間ほどですので、
必要ないのかもしれません。

雁ヶ腹摺山では
このような分岐があります。

雁ヶ腹摺山 分岐

こちらの分岐は右側に行くと展望所のような場所がありますが、
その先の道がありません。

ちなみに右側の道を歩いて行くと
すぐにこのような展望所のようにひらけた場所につきます。

眺望はとても良い場所です。

雁ヶ腹摺山 景色

う〜ん、本当曇りで残念。

曇りでもこのような素晴らしい景色なので、
天気が良ければ最高の景色でしょう。

しかし、この展望所から先は道が不明瞭になります。

展望の良い場所の後ろは
このように道があるようになっていますが、
草が生えたりしています。

雁ヶ腹摺山

若干の踏み跡などはありますが、
迷った登山者のものか、
それとも正規の登山道に出れるのか
わかりませんが、
展望所で景色を見たら
先程の分岐に戻りましょう。

分岐を左側にいく正規の登山道は、
このようにピンクリボンが多くあります。

こちらを進んでいきましょう。

雁ヶ腹摺山 登山道

雁ヶ腹摺山の道標も出てきます。

雁ヶ腹摺山 道標

富士山が若干見えますね。

雁ヶ腹摺山 富士山

なんだか積み上げられたような、
割れたような岩。

どのようにして、
このようになったのか?

雁ヶ腹摺山 岩

雁ヶ腹摺山の山頂エリアに入りました。

雁ヶ腹摺山

この草原状の風景が
いかにも雁ヶ腹摺山って感じの場所です。

こちらを登っていったところが山頂になります。

山頂到着です。

雁ヶ腹摺山 山頂

さて山頂南側の旧500円札裏側の眺望は・・・

あいにくの曇りでしたので、
富士山は見えませんでした。

雁ヶ腹摺山 風景

まぁこの季節ですし、
仕方ありませんね・・・

雁ヶ腹摺山

雁ヶ腹摺山はアクセスが良くて、
隣の姥子山も最高の景色の山なので
雁ヶ腹摺山の眺望はまた次の機会にします。

ちなみに大樺ノ頭方面の登山道は、
雁ヶ腹摺山山頂北側方面から登山道があります。

雁ヶ腹摺山 大樺ノ頭

雁ヶ腹摺山山頂で少し休んでから、
次は姥子山に向かいます。

姥子山は雁ヶ腹摺山山頂から少し下ったところに
このような道標があります。

姥子山 道標

こちらの道標の姥子山、金山峠方面に進んでいきます。

先ほど大峠からきた登山道から少し左の登山道です。

姥子山

雁ヶ腹摺山から姥子山へ行く道中には、
倒木が多く存在します。

雁ヶ腹摺山 倒木

令和元年東日本台風の影響なのか、
樹木の病気などによるものなにか
わかりませんが、
巨木と呼ぶに近い大きな木が倒れています。

樹木の倒れ方は様々で、
木の途中から折れているものもあれば、
写真のように根本から浮き上がっている状態のものもあります。

倒木

これだけ大きな樹木であれば、
根も深く広がっていそうですが、
そうでもないのでしょうか?

少し不思議です。

道標は一応ありますが、
はっきりとした登山道という感じが
少しなくなってきています。

姥子山 道標

巨大な岩がたくさんある場所を通ります。

姥子山 岩

雁ヶ腹摺山、姥子山の縦走は、
今までで2回目なのですが、
このような岩の記憶は一つもありません。

山は似たような風景が多いために、
余程の印象がないと記憶に残らないのか、
はたまた年齢のせいなのかわかりませんが(笑)、
結構忘れていることは多くあります。

こちらの雁ヶ腹摺山や姥子山の岩の上には、
苔や草が生えているのが印象的です。

下の写真のような少し折り重なっているような岩がありますが、
自分が遭難とかしたら、
このような場所で雨風をしのぐのかな、
なんて思ってしまいます。

岩

登山道の踏み跡は少し薄めな感じです。

雁ヶ腹摺山山頂から姥子山へは
下っていって標高を下げていきます。

300mほど下る感じになります。

姥子山 踏み跡

分岐に差し掛かります。

姥子山方面はこちらの道を進んでいきます。

姥子山 分岐

舗装された道に出ます。

姥子山 舗装道

この舗装道の記憶は、
前回登ったときの記憶があります。

人間、何を忘れて何を覚えていのか
わからないものですね(笑)

姥子山はこちらの舗装道を横切って
階段状の場所を下りていきます。

姥子山 舗装道

このような場所を登っていきます。

姥子山

姥子山の西峰到着です。

姥子山 西峰

次は標柱のある姥子山東峰に向けて進んでいきます。

姥子山

合間からの景色もきれいです。

姥子山

今登ってきた雁ヶ腹摺山が見えます。

雁ヶ腹摺山

山では、今登ってきた山を見返すことが結構ありますが、
「この距離をよく登ってきたなぁ」
といつも思います。

目で見た感覚より、
実際に行動するとできてしまうという感じでしょうか。

何事もそんなものかもしれませんね。

姥子山の山頂に到着です。

姥子山 山頂

富士山の眺望は予想通り見えませんでしたが、
山々の風景は神々しさを感じました。

一気に姥子山のファンになりました。

姥子山 山頂

若干富士山が見えますが、
これで富士山が見えたら最強かもしれません。

姥子山 富士山

東側の展望も素晴らしいです。

姥子山山頂の東側の景色には
大月市の国道139号線付近の深層崩壊が見えます。

山肌が見えるので目立って見えますよね。

大月市 深層崩壊

この深層崩壊は、国道139号線から見ることができます。

国道139号線は「小菅の湯」などに行く際に、
よく利用される道ですが、
国道139号線沿いから深層崩壊を間近に見ることができます。

その深層崩壊をこの姥子山の山頂からも見ることができるのは、
初めて知りました。

雲が動いているようで、
富士山の山容が少し浮き出る場合があります。

次は天気の良い日か冬場に再トライですね。

姥子山 富士山

姥子山の山頂は少し狭めで、
切り立っている場所にあるので、
少し下を見ると絶壁のようになっています。

危ないですので、
あまり下は見ないようにしましょう。

姥子山 山頂

姥子山山頂で山神社とあったので、
行ってみることにします。

最初行くかどうか迷いましたが、
だいたいこのような場合は行ってみて
正解ということが多いです。

山神社3分とあります。

姥子山 山神社

山神社到着です。

石が積み上げられています。

山ノ神

周りの景色はというと・・・

絶景でした。

やはり来てよかった。

正解です。

山神社 風景

天気が良ければ、
山神社からも富士山が見えるのかもしれません。

姥子山 山神社

山神社は山の神様ということで、
お参りして山神社をあとにしました。

なんだかこの時点で、
次にまた姥子山に来ることを予感しています・・・笑

今回の雁ヶ腹摺山、姥子山山行では、
曇りの天気でしたが、
曇りでも素晴らしい展望がありました。

自分が登山する目的の一つとして、
「きれいな風景が見たい」というものがありますが、
今回は登山は満足して帰ることができます。

雁ヶ腹摺山、姥子山ときたので
これからは折返しで帰ります。

姥子山から雁ヶ腹摺山にかけては
約300mほど登るので少し大変でしたが、
雁ヶ腹摺山山頂付近の分岐までくれば
約40分ほどで駐車場に戻ることができます。

大峠の駐車場に戻ったら、
富士山が見えてきました。

大峠 富士山

今回の雁ヶ腹摺山、姥子山の山行は以上です。

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山|見どころ

旧500円札の撮影地である雁ヶ腹摺山の風景は、
曇りだったので雰囲気を感じることができませんでしたが、
富士山が見えなくても姥子山の風景は最高でした。

  • 姥子山山頂からの風景
  • 山神社からの風景

姥子山は次に富士山に期待して、
また登りにきます。

姥子山 風景

山神社からの風景は
行くか迷ってきた場所なので、
来てよかったですね。

姥子山 風景

富士山は見れなかっものの
景色は最高でした。

またぜひ来てみたいと思ったのが、
今回の山行でしたね。

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山|今回使った地図

雁ヶ腹摺山、姥子山縦走登山|感想

今回は久々の秀麗富嶽十二景である雁ヶ腹摺山と姥子山の縦走でした。

過去の記憶からも雁ヶ腹摺山、姥子山の風景は良かったという
記憶がありますが、
結構昔なのでかすかな記憶しかありません。

今回改めて登ってみて、
曇りという天候でしたが素晴らしさを再確認できました。

雁ヶ腹摺山は富士山が見えなくて
旧500円札撮影地としての雰囲気は出ませんでしたが、
姥子山は富士山が見えなくても最高の雰囲気でした。

次は絶対に富士山を見たいですね。

確実に最高の景色になるはずです。

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