入笠山登山|マイカー規制情報、駐車場、登山口、登山ルートなどの紹介【山頂の360度パノラマビューを見に行こう】

入笠山

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は長野県伊那市と諏訪郡富士見町の境にあり
赤石山脈(南アルプス)山域にある入笠山に行ってきました。

入笠山は標高1,955m、日本三百名山や花の百名山に選定されており、
大阿原湿原や入笠湿原に自生する植物や花畑、入笠すずらん山野草公園など
植物を楽しめる山となっています。

入笠山登山とマイカー規制

入笠山周辺の道路では自然環境の保全のため「マイカー規制」が実施されています。

規制内容は次の通りです。

  • 規制期間:令和6年4月26日(金)〜令和6年11月17日(日曜日)
  • 規制時間:午前8時〜午後3時(7時間)
  • 規制車両:全車両(業務、宿泊等、通行せざるを得ない理由がある場合には許可申請で通行可)
  • 規制区間:町道102号線「沢入登山口」から林道入笠線「花畑」までの7km区間

入笠山 マイカー規制

引用:富士見町

入笠山のマイカー規制中のマイカーの駐車場は
限られた場所となります。

入笠山マイカー規制に関する情報は
沢入登山口駐車場などに掲示されています。

入笠山マイカー規制

入笠山登山でのアクセス方法や入笠山周辺の車両通行止め箇所などが
掲示されています。

次にマイカー規制中でのマイカーの駐車場を紹介します。

入笠山登山|マイカーでの駐車場

入笠山登山にマイカーで訪れる場合の駐車場は
次の2つの駐車場となります。

  • 入笠山沢入登山口駐車場
  • 富士見パノラマリゾート駐車場

では各駐車場の詳細は次のとおりです。

入笠山沢入登山口駐車場

入笠山沢入登山口横にある駐車場です。

入笠山沢入登山口駐車場

例年5〜7月などは早朝から満車となり
駐車台数も約30台ほどなので
早めの到着と駐車をするようにしましょう。

入笠山沢入登山口駐車場
  • 住所:〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見
  • 駐車台数:約30台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:トイレあり

富士見パノラマリゾート駐車場

富士見パノラマリゾートの駐車場です。

入笠山沢入登山口駐車場(第1〜5)
  • 住所:〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703番地
  • 駐車台数:約2000台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

マイカーを富士見パノラマリゾートに駐車した際は
基本ゴンドラを利用して、山頂駅より登山することになりますが、
ヤマレコなどの歩行路などの軌跡を見てみると
富士見パノラマリゾート駐車場から
山頂駅付近まで行けるルートはあるようです。

入笠山登山|今回行ってきた登山ルート・天気

今回は入笠山沢入駐車場からスタートする
ゴンドラを利用しないルートです。

入笠山
  • 所在地:山梨県伊那市、諏訪郡富士見町
  • エリア:明石山脈(南アルプス)
  • 標 高:1,955m
  • 体力度:3 out of 5 stars
  • 難易度:2 out of 5 stars
  • おすすめ度:3.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:初中級者向け
  • 山行日:2024/9/7(土)
  • 登山ルート:入笠山沢入駐車場→入笠湿原→入笠山山頂→仏平峠→首切清水→大阿原湿原→テイ沢→高座岩→高見岩→御所平峠→入笠湿原→入笠山沢入駐車場
  • コースタイム:約8時間20分(5:45〜14:05)
    ※標準コースタイムは約6時間15分
  • 歩行距離:約14.8km
  • 天気:晴れのち曇り
  • 備考:日本三百名山

登山ルート

今回は駐車場から入笠湿原に行き、
入笠湿原から周回するルートで歩いてきました。

入笠山 地図

天気

山行中はおおよそ晴れの天候でしたが、
若干雲も多い空模様でした。

入笠山登山|登山概要

入笠山沢入登山口駐車場に車を駐車してスタートします。

入笠山沢入登山口駐車場

駐車場には夜中に到着したのですが、
駐車場からの空は満天の星空でした。

こんなにも星というものはたくさんあったのか、
というほどの星の数でした。

入笠山沢入登山口駐車場の敷地内にはトイレが設置されています。

沢入口公衆便所

マイカー登山者の人は人気の山などは駐車場の確保も大変ですが、
トイレなどが近くにあると本当に助かります。

駐車場内には入笠山の案内図が掲示されています。

入笠山案内図

入笠山は複数のルートがあるのですが、
おすすめルートなども掲示されているので
行きたいポイントなどを押さえて歩いていきましょう。

入笠山案内図 おすすめルート

沢入登山口駐車場から沢入登山口、
マイカー規制の箇所などが掲示されています。

入笠山 マイカー規制

沢入登山口駐車場から沢入登山口までは
道を挟んですぐの場所にあります。

沢入登山口は駐車場から見える位置にあるので、
すぐに入山することができます。

沢入登山口

では登山開始です。

入笠山 道標

まず最初のポイント地点は入笠湿原です。

1時間ほどで到着できるようです。

入笠湿原 道標

整備されたきれいな登山道を歩いていきます。

登山道

ワンちゃん連れのハイカーの人が多くいましたが、
この登山道なら余裕を持ってワンちゃんと歩けそうなので
ワンちゃん連れのハイカーが多いのもわかりますね。

登山道

登山道という道標が出ています。

登山道

気持ちよく歩いていけます。

登山道

法華道とあります。

法華道は法華経伝来の道のようですが、
入笠山にはいくつかの法華道表示があります。

法華道

獣害よけの柵が設置されています。

ちょっと他の場所とは違う引き戸形式の柵ですね。

獣害柵

やはりこのような柵を設置しないと
動物による被害をもたらしてしまうのでしょうか。

獣害柵 案内 掲示

入笠湿原が見えてきました。

登山道

このあたりは入笠湿原のようです。

湿原というともっと湿った場所というイメージがありましたが、
広く広がった草原という感じです。

入笠湿原

とても気持ちの良い感じです。

入笠湿原

入笠山山頂までは
こちらの場所から50分とあります。

道標

入笠湿原は下山にも通るルートなので、
あとで散策してみようと思います。

入笠湿原

とりあえず山彦荘方面に歩いていきます。

木道

開けていて草が生い茂り、
とても良い感じです。

入笠湿原

入笠湿原について書かれています。

入笠湿原

山彦荘の前にきました。

山彦荘

山彦荘は宿泊や食事ができる山荘です。

詳しくはこちら→山彦荘よりご確認ください。

周辺の月別の見どころや情報などが掲載されています。

山彦荘から進んでいくとトイレが設置されています。

トイレ

こちらの遊歩道入口というところを入っていきます。

道標に入笠山山頂と掲示されています。

道標 遊歩道入口

このあたりで車を数台見かけましたが、
おそらく宿泊などを利用した人の車のようです。

ここまでマイカーで来れるのは良いですね。

少し進んでところで、
また道標が出ています。

道標

人気や人が多く訪れる山は道標も充実していて親切です。

山と企業が協賛している場所は他にも結構ありますね。

カゴメの森

こちらの獣害用の門を通過していきます。

獣害用柵

獣害用のゲートの横の説明に「ニホンジカ」と掲示されていますが、
山に住む複数の動物の中でもニホンジカを見かけることが
一番多いかもしれません。

横が花畑になります。

道標

山の斜面にある花畑という感じですね。

花畑

空の青と山の緑、そして明るい花の色のコントラストが
とても鮮やかです。

道の横に椅子も設置されています。

花畑

花畑の横を歩いていきます。

花畑

分岐地点です。

分岐 道標

入笠山山頂を目指すには道標通りに進みますが、
首切清水、大阿原湿原方面に進んでも
途中に入笠山山頂に行くルートがあります。

入笠山山頂を目指して歩いていきます。

登山道

少し木の根が出ている登山道を歩いていきます。

登山道

開けた斜面の場所がとても良い感じです。

少しスキー場のコースのような雰囲気ですが、
なぜこのように開けているのでしょうか?

開けた場所

横に笹が群生している登山道を歩いていきます。

登山道 笹

入笠山の案内図が掲示されています。

入笠山 案内図

入笠山は複数の道があるので
行きたいポイントを確認しながら
進んでいくと良いでしょう。

岩場コースと迂回コースの分岐です。

岩場コースを進んでいきます。

分岐 道標

岩場コースだけに岩がありますねぇ

登山道 岩

鎖が設置してある岩場も通っていきます。

登山道 岩

木々の向こうに青い空が見えます。

山頂が近い雰囲気です。

登山道

いよいよ山頂です。

登山をしていると
このときが一番嬉しくてホッとする瞬間です。

登山道

入笠山山頂に到着です。

入笠山 山頂

入笠山山頂は広く大きく開けている感じになっています。

青空と入笠山頂の標柱がよく映えます。

入笠山 標柱

標柱の隣には
珍しく記念撮影用の手持ち看板が収納されている
ボックスが設置されています。

記念撮影用 手持ち看板

入笠山山頂からは360度のパノラマ展望が広がっています。

山座同定盤

南アルプス方面です。
富士山は雲に隠れていました。

南アルプス

八ヶ岳方面は少し濃いめの雲がかかっていましたが、
八ヶ岳がとても大きく見えます。

八ヶ岳

中央アルプス方面も少し雲がありますが、
きれいに見えています。

中央アルプス

北アルプス方面は少し見づらい感じでしたね。

北アルプス

このように入笠山山頂では日本アルプスや八ヶ岳、富士山など
有名な山々を眺望することができます。

季節や時間など、時の運などにもよりますが、
山頂の眺望を期待して登山するのも楽しみの一つですね。

入笠山は冬季でも登られている山のようなので、
今度はぜひ寒い時期に訪れてみたいですね。

入笠山

山頂で休憩をしたあと、
下山は大阿原湿原方面に下りていきます。

大阿原湿原 道標

両側に笹が群生している登山道を歩いていきます。

登山道

首切登山道分岐です。

首切登山道分岐 道標

こちらからマナスル山荘、ゴンドラ山頂駅に向かうこともできます。

大阿原湿原方面に進みますが、
こちらからは約35分ですね。

結構、笹が群生しているところを歩きます。

登山道 笹

また分岐が出てきました。

分岐 道標

先ほどもゴンドラ山頂駅方面の分岐がありましたが、
首切清水、大阿原湿原に行くルート上には、
ゴンドラ山頂駅方面に行く分岐が複数あるようなので、
道を確認しながら歩いていきましょう。

巨木の横を歩いていきます。

樹木

佛平峠です。

付近は開けた感じになっています。

佛平峠

ポイント地点である首切清水まではもう少しです。

首切清水 道標

首切登山道入口まできました。

首切登山道入口

こちらには入笠山の案内図が掲示されています。

入笠山 案内図

舗装道の前に出ます。

舗装道

ベンチが多く設置されています。

首切清水と言われる所以が掲示されています。

首切清水

ちょっと怖い感じもしますね。

大阿原湿原はこちらから20分ほどです。

大阿原湿原 道標

大阿原湿原へはこちらから進んでいきますが、
となりにある車道(舗装道)からでも
行くことができます。

大阿原湿原 道標

大阿原湿原です。
山間にある草原という感じですね。

大阿原湿原

大阿原湿原について掲示されています。

大阿原湿原は約30分ほどで1周できるようです。

大阿原湿原

木道で大阿原湿原を歩いていきます。

大阿原湿原 木道

苔の様子がすごいですね。

苔むした間を沢が流れています。

沢

大阿原湿原周辺及びテイ沢の道標が出ています。

テイ沢 道標

テイ沢方面に進んでいきます。

テイ沢沿いを歩いていくコースですが、
テイ沢は結構、水量のある沢です。

テイ沢

落差のある流れも見ることができます。

テイ沢

沢というよりは川という雰囲気もあります。

テイ沢

巨大な岩の間を流れる様子を見ることができます。

岩

山を歩いていると沢沿いを歩くことも多くありますが、
こちらのテイ沢は水量もあって素晴らしい景観を
見ることができます。

途中で出会った人に話しを聞いたところ、
テイ沢は水量のある沢なのでイワナなども生息しているそうです。

テイ沢を抜けて林道のような道を歩いていきます。

長谷村 道標

高座岩にいってみます。

高座岩

登っていきます。

高座岩 道標

高座岩です。

岩の上には複数の石碑がありました。

何か孤高の場所といった雰囲気です。

高座岩

石碑が見据える先には絶景が広がっています。

高座岩

高座岩について掲示されています。

高座岩

こちらは高見岩です。

高見岩

御所平峠です。

御所平峠

今回入笠山を登ってみて
法華道(ほっけみち)という名前が多くでてきましたが
法華道について書かれたものが掲示されています。

法華道

歴史的な道として知ったうえで歩いてみると、
歩いているときに感じるものが違いますね。

ゲートを越えていきます。

ゲート

牧場のようです。

多くの牛がいます。

牧場

入笠山にきて牧場のような風景を見れるとは意外でした。

牧場

美ヶ原の風景を思い出します。

入笠山登山口方面に歩いていきます。

入笠山登山口 道標

マナスル山荘の前を通っていきます。

マナスル山荘

入笠湿原まで戻ってきました。

入笠湿原

入笠湿原を周ってみます。

入笠湿原は木道を歩いて周ることができます。

入笠湿原 木道

山間にある入笠湿原は異空間のような雰囲気です。

入笠湿原

多くの人が入笠湿原に訪れています。

入笠湿原

花の知識などがあれば、
もっと山を楽しめるのかもしれませんね。

入笠湿原

こちらの道はゴンドラ山頂駅に行く道になります。

入笠湿原

下山はこちらの入笠湿原から
車を駐車してある沢入登山口方面に進んで帰ります。

沢入登山口 道標

入笠湿原から駐車場までは約60分ほどです。

今回の入笠山山行は以上になります。

お疲れ様でした〜

入笠山登山|見どころ

花畑や湿原など魅力的な要素が高い入笠山ですが、
次の2点が印象的でありまた来たいと思えた場所でした。

  • 入笠山山頂からの眺望
  • テイ沢

360度のパノラマ絶景を見ることができる入笠山山頂からの景色です。

今回の山行では眺望できる山に少し雲がかかっている状態でしたが、
日本アルプス、八ヶ岳などの存在感は十分に味わえました。

入笠山 山頂

次は富士山をぜひ拝んでみたいですね。

テイ沢は本当に見応えのある沢でした。

今回は初めて歩いた場所だったので道などが少し不安な感じでしたが、
次回訪れたときにはゆっくりと楽しみたいと思います。

テイ沢

入笠山は色々なシュチュエーションで楽しめる感じがする山でしたね。

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入笠山登山|感想

今回は以前から気になっていた入笠山に行ってきましたが、
山頂からの眺望や湿原、テイ沢など多くの魅力の詰まった山でした。

特に山頂からの眺望は360度のパノラマ絶景で、
日本アルプス、八ヶ岳、富士山、奥秩父、丹沢まで
幅広い展望があると知れたので、
次回の山行を楽しみにしたいと思っています。

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