こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は山梨県上野原市にある秋山二十六夜山に登ってきました。
「二十六夜山」という山名は近隣に山梨県都留市、静岡県賀茂郡南伊豆町にあり、
今回登ってきた山梨県上野原市にある二十六夜山を含めると全部3つあります。
同名の山名というものは全国で数多くありますが、
「二十六夜」という昔の風習のついた山名が近隣に3つあるということも
興味深いところです。
では、早速秋山二十六夜山のマイカーの駐車場から紹介します。
目次(クリックするとジャンプできます)
秋山二十六夜山登山|マイカーでの駐車場
秋山二十六夜山登山での駐車場を2つ紹介します。
どちらも県道35号線(四日市場上野原線)沿いにある駐車場になります。
- 下尾崎駐車場
- 浜沢駐車場
下尾崎駐車場
こちらは県道35号線(四日市場上野原線)下尾崎バス停の近くにある
交差点角にある駐車スペースです。
約4台ほどの駐車スペースがあります。
北側には川が流れていて川にも下りられるようになっています。
- 住所:〒401-0201 山梨県上野原市秋山 県道35号線(四日市場上野原線)沿い
- 駐車台数:約4台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
登山口は交差点角の駐車場から交差点を南側に進んでいきます。
浜沢駐車場
こちらは倉岳山(山梨百名山、大月秀麗富嶽十二景)登山などでも
利用される駐車場です。
下尾崎駐車場からのルートとは異なるルートで
二十六夜山を目指すことができます。
- 住所:〒401-0201 山梨県上野原市秋山 県道35号線(四日市場上野原線)沿い
- 駐車台数:8〜10台ほど
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
秋山二十六夜山登山|今回登ってきた登山ルート・天気
駐車場からのピストン山行です。
- 所在地:山梨県上野原市
- エリア:道志山地
- 標 高:971.8m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初級者向け
- 山行日:2024/11/24(日)
- 登山ルート:下尾崎駐車場→二十六夜塔→二十六夜山山頂→二十六夜塔→下尾崎駐車場
- コースタイム:約3時間25分(6:20〜13:50)休憩含む
※標準コースタイムは約3時間05分です - 歩行距離:約4.7km
- 天気:晴れ
- 備考:山梨百名山
登山ルート
ピストン山行での往復距離は約5km弱、
休憩も含めて約3時間30分ほどのルートです。
距離、時間ともに短時間で帰ってこれるので、
空き時間などの山行にもおすすめです。
天気
山行中は青空の多い晴れの天候でした。
秋山二十六夜山登山|登山概要
県道35号線(四日市場上野原線)沿いにある駐車場を出発です。
交差点を南側に進んでいくと登山口があります。
交差点の角のほうに行ってみると二十六夜山について書かれています。
今年は都留市にある二十六夜山にも登ってきましたが、
「廿」という文字が都留市の二十六夜山でも使われていて、
二十と読むことを初めて知りました。
秋山の民話も書かれていました。
民話や昔話というものは
現在では信じられないような時代の背景を知ることができます。
とても興味深く、そのような時代もあったのだと感じてしまいます。
二十六夜山という道標が出ています。
こちらにも二十六夜山の道標が出ています。
こちらの横は地域の集会場のような場所になっています。
Webでこちらの駐車場を利用したという情報を見ましたが、
少しグレーな感じがしたので駐車をしませんでした。
以前にも他の地域の集会場のような場所で
登山の駐車場として利用できたところがあったのですが、
現在は利用できなくなっています。
登山では長い時間車を駐車することが多いので、
安心して車を駐車して登山するためにも、
不安に思った駐車場などは最寄りの自治体(市役所など)に
確認するのが良いでしょう。
矢印方面に進んでいきます。
振り返ってみると秋山山系の山が綺麗に見えます。
雲ひとつない秋山ブルーって感じでしょうか。
登山口が見えてきました。
二十六夜山という道標が出ています。
獣害よけの柵を通過していきます。
あまり人が歩かれていない雰囲気です。
堰堤があります。
ピンクリボンが設置されています。
秋山二十六夜山では、
唯一登り始めの沢沿いの道が不明瞭です。
一応ピンクリボンなどが設置されているものの、
人も少なく沢沿いということもあり道がわかりづらいです。
周りを見渡したり、
沢向こうなどを確認しながら歩いていきましょう。
下山では同じ道でも少し違う景色となるので、
下山で沢伝いに到着したら慎重に下山していきましょう。
秋山村尾崎というのは
車を駐車したあたりの地名です。
登山道らしくなってきました。
秋山二十六夜山で道が不明瞭なのは登り始めの沢伝いだけです。
低山に多い傾向ですが、
登りはじめの沢伝いなどは荒れていることが多く
道を認識することが難しいことがあります。
林道が見えていても林道まで出る道が不明瞭な場合などもあります。
下山の登山口近い場所などにある傾向ですので、
冷静に判断しながら歩いていきましょう。
道を進んでいきます。
朝日が差し込みます。
気持ちが良いですね。
木々の間から秋山山系の山が見えます。
秋山山系最高峰の倉岳山でしょうか。
南側は道志山塊のようです。
枯れ葉を踏む登山道が歩いていて心地よいです。
二十六夜山の道標が出ています。
枯れ葉の道を長く歩きます。
思い返してみると枯れ葉を踏んで歩くのは久しぶりの感じがします。
登山道に巨木が横たわっています。
秋山二十六夜山の今回のルートは
特に開けたような場所がないので
展望は木々の間から見える感じになります。
他のハイカーの人とも合わず、
静かに山を楽しむ感じの雰囲気も好きです。
人も歩いていないせいか落ち葉を踏む道が多いです。
落ち葉を踏む感覚は何か懐かしい感じです。
赤く色づいている綺麗な紅葉がありました。
さすが紅葉と書いて「もみじ」と読むように、
紅葉すると綺麗です。
二十六夜塔と出ています。
二十六夜塔です。
今年7月に登った都留市二十六夜山にも二十六夜塔がありました。
山梨県都留市の二十六夜山の山行は
こちらで紹介しています↓
秋山村浜沢方面からの分岐です。
二十六夜山山頂まではもう少しです。
相変わらず枯れ葉の多い道を進みます。
秋山二十六夜山の山頂に到着です。
三角点が設置されています。
二十六夜山山頂は開けたスペースがあります。
山頂の周りは木々に囲まれていて
御坂、道志など付近の山々が見える感じです。
このあと山頂で休憩をして同じ道を下山しました。
今回の秋山二十六夜山の山行概要は以上になります。
秋山二十六夜山登山|見どころ
今回の秋山二十六夜山のルートでは、
周りが木々に囲まれていて展望などは
あまりないのですが、
枯れ葉の上を歩く登山道は何か昔を思い出させるような
懐かしい感じがして歩いていて気持ち良い道でした。
季節が変わるとまた登山道の雰囲気が変わると思いますが、
空き時間などで短時間で歩けるルートですので、
おすすめです。
秋山二十六夜山登山|今回使った地図
秋山二十六夜山登山|感想
昔の風習の名がつけられた秋山二十六夜山に登ってきましたが、
昔の二十六夜という月待ちという行事の中で、
人々が寄り添い飲食などをともにして
神に祈りを捧げるという状況を思いながら歩きました。
山を通じて昔の風習や人々の当時の動向などを知り、
振り返ることができて良い山行だったと感じました。