棚横手山、甲州高尾山登山|マイカーでの駐車場、登山ルートなどの紹介【富士山、南アルプスの眺望】

棚横手山

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は以前に登山をしてきた山梨県甲州市にある甲州高尾山を紹介します。

甲州高尾山は車、電車などのアクセスも良く
東京近郊からも比較的近く、
絶景も見ることができる登山ができる山なので
今回の記事で参考にしてみてください。

マイカーで訪れる場合の駐車場

マイカーで訪れて甲州高尾山や周辺の山を歩くには
次の2つの駐車場がおすすめです。

  • 大滝不動尊前宮付近の駐車場
  • 大滝不動尊駐車場

大滝不動尊前宮付近の駐車場

大滝不動尊前宮の周辺にある駐車場です。

駐車場

工事車両などが迂回するスペースにも見受けられますが、
車両が駐車されています。

大滝不動尊前宮付近の駐車場
  • 住所:〒409-1302 山梨県甲州市勝沼町菱山
  • 駐車台数:約5台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

駐車スペースが微妙な形状をしているので、
意外と台数は駐車できない可能性があります。

大滝不動尊奥宮駐車場

写真左側が大滝不動尊奥宮、中央がトイレ(冬季閉鎖)となっていますが、
こちらの場所の手前が駐車場となっています。

大滝不動尊奥宮 駐車場

山行日(2025年4月)では県営林道菱山深沢線が通行止めとなっているので、
ここまで車で来ることはできませんが、
規制が解除されれば県営林道菱山深沢線を通行して
大滝不動尊奥宮まで車で来ることができます。

大滝不動奥宮尊駐車場
  • 住所:〒409-1302 山梨県甲州市勝沼町菱山5506
  • 駐車台数:約10台(路肩)
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:トイレあり

大滝不動尊前宮から奥宮までは徒歩で1時間ほどかかります。
大滝不動尊奥宮の駐車場に駐車できると
随分とコースタイムが短縮できますね。

電車で訪れる場合

甲州高尾山を登山する場合、
最寄りの駅は中央本線JR勝沼ぶどう郷駅を利用するのがおすすめです。

JR勝沼ぶどう郷駅から大滝不動尊奥宮までの距離は約5.6km、
徒歩で約1時間30分ほどかかるので
JR勝沼ぶどう郷駅から大滝不動尊奥宮まで
タクシー(15分、約3,000円)で移動する人も多いようです。

現在(2025年5月)は県営林道菱山深沢線が通行止めとなっているので
タクシーで移動する場合は、どの場所まで乗車できるのか
確認が必要になります。

電車利用の場合は下山は別ルートである
柏尾山を経由して大善寺に下りるルートなどを選択することもできます。

下山は行きの勝沼ぶどう郷駅の一つ手前の駅である
JR甲斐大和駅で乗車します。

今回登ってきたルート・天気

甲州高尾山の山行概要は次のとおりです。

棚横手山
  • 所在地:山梨県甲州市勝沼町菱山
  • エリア:大菩薩連嶺
  • 標 高:1,306m
  • 体力度:3 out of 5 stars
  • 難易度:1.5 out of 5 stars
  • おすすめ度:3.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:初中級者向け
  • 山行日:2025/4/29(火)
  • 登山ルート:駐車場→大滝不動尊→甲州高尾山山頂→宮宕山(剣ヶ峰)山頂→甲州高尾山山頂→富士見台分岐→棚横手山山頂→富士見台分岐→展望台→大滝不動尊→駐車場
  • コースタイム:約7時間00分(11:20〜18:20)休憩含む
  • 歩行距離:約13.6km
  • 天気:晴れ
  • 備考:
                                     

スタートが遅くなってしまったため、
ゴールした時間も遅れてしまいました。

棚横手山 登山地図

登山ルート

各ポイントごとのコースタイムは次のようになっています。

棚横手山 地図

天気

今回遅いスタート時間となりましたが、
山行中は一日晴れた天候でした。

登山概要

駐車場から出発です。

駐車場

駐車場の出入り口には通行止めの看板が設置されています。

通行止め 看板

令和七年三月十七日〜令和七年六月十三日まで、
ということなので三ヶ月ほどの通行止めのようです。

鳥獣柵ゲートを通過していきます。

鳥獣柵ゲート

こちらの工事の看板には令和7年9月16日までの期限が掲示されているので、
現時点(2025年9月)では、もう少しで大滝不動尊奥宮まで
車で行くことができるのかもしれませんね。

詳しくは山梨県道路規制情報を確認してみましょう。

菱山深沢林道を歩いていきます。

菱山深沢林道

通行止めが解除されれば
大滝不動尊まで車で行くことができます。

菱山深沢林道

水が出ている場所があります。

テーブルや椅子が設置されています。

水

空を見上げると青空と山が映えてきれいに見えます。

青空

脇に堰堤がある三滝橋という橋を通過していきます。

堰堤

途中の道で木々の間から南アルプスが見えています。

南アルプス

この時期は高い山に雪があるので、
南アルプスなども見やすいですね。

大滝不動尊に到着しました。

大滝不動尊

トイレが設置されています。

立派な赤い門が見えます。

大滝不動尊

大滝不動尊は周辺に多くの滝があります。

大滝不動尊

大滝不動尊内は広いようですが、
今回は大滝不動尊の門の前だけ見て
山頂を目指します。

大滝不動尊

大滝不動尊の門をくぐって大滝不動尊内を歩いていくルートもあるのですが、
今回は林道を使って上っていきます。

こちらのゲートを越えて林道を進んでいきます。

ゲート

もう一つゲートのような場所を通過していきます。

ゲート

甲州高尾山の道標があります。

甲州高尾山 道標

倒木した木が増えてきます。

倒木

結構倒木が多くて道も進みづらいのですが、
ピンクリボンが出ているので歩く目安となります。

倒木

ここのルートは本当に倒木が多いですね。

倒木

分岐点まできました。

次に向かうのは甲州高尾山方面です。

分岐点 道標

こちらの分岐の開けたところから富士山の先端が見えます。

富士山

甲州高尾山到着です。

甲州高尾山

仮称とありますが、
本当の名称は何なのでしょうか?

東峰ともあります。
東峰とあるということは西峰などもあるのでしょうか?

こちらにも甲州高尾山東峰とあります。

甲州高尾山 東峰

南側は富士山と御坂山地が見えます。

青空なので山が映えて見えますね。

富士山

西方面には南アルプスと甲府盆地が鮮やかに見えます。

南アルプス

これからの季節は
このような景色を見られる可能性が少なくなると思うと
少し残念に思います。

次は宮宕山(剣ヶ峰)に向かいます。

登山道

途中の稜線からは先程と似たようなアングルですが、
富士山や御坂の山々が美しく見えています。

富士山

甲州高尾山に到着しました。

甲州高尾山 山名板

こちらの甲州高尾山が本家という感じなのでしょうか。
それとも東峰と合わせて甲州高尾山なのか、
わかりませんが地図上ではわからない感じでしたね。

道標と合わせての山頂表示もされています。

甲州高尾山 道標

次に向かう場所は地図上では宮宕山(剣ヶ峰)と記載されていましたが、
道標では甲州高尾山嶮ケ峰とされています。

5分ほど歩くと甲州高尾山嶮ケ峰に到着します。

甲州高尾山嶮ケ峰

宮宕山という名称は別名のようですね。

嶮ケ峰という山名板も掲示されていますね。

嶮ケ峰 山名板

このあたりの山名板は
てるてる坊主が2つ吊るされているのが特徴のようです。

結構他の山でも山独自の掲示ってありますよね。

甲州高尾山嶮ケ峰からの眺望は
若干、木に覆われていますが富士山と御坂の山々が見えます。

富士山

次はこちらから歩いてきた道を引き返して、
分岐点まで戻って富士見台、棚横手山を目指します。

行きに通った分岐点まで戻ってきました。

こちらから富士見台方面に進んでいきます。

分岐点 道標

東方面には三ツ峠山や本社ヶ丸が見えます。

三ツ峠山

近隣の山を近くに感じることができて、
そしてともて鮮やかに見えます。

山

甲州高尾山、大善寺の道標が出ています。

甲州高尾山 大善寺 道標

このルートでは大善寺方面から登る人も多そうです。

富士見台に到着です。

富士見台

富士見台という名前だけあって、
富士山がきれいに見えます。

富士山

先程の甲州高尾山から見た富士山と比べて、
富士山の頭の部分が多く見えます。

富士見台はベンチなどはありませんが、
広いスペースになっているので、
休憩や食事などには良さそうです。

富士見台

次は今回の山行の最終目的地である棚横手山に向かいます。

登山道

すぐに分岐の道標がある場所を通ります。

分岐 道標

こちらの分岐地点は棚横手山から下山する際に利用して
大滝不動尊方面に向かう予定です。

棚横手山の道標が出ています。

棚横手山 道標

富士山の先端が多く見えてきました。

富士山

自分が富士山を見ている場所の標高が上がったのか、
見る角度の違いなのか、
場所が少し違うだけで見えるものが変わって見えるのは面白いですね。

岩の多い場所を歩いていきます。

登山道 岩

先程よりもさらに富士山が見えてきました。

富士山

富士見台から棚横手山へ向かうルートは
大きくなっていく富士山を眺めることができます。

途中、南アルプス方面も見えます。

南アルプス

林道のような場所に出てきます。

石

登山道は岩のところにある階段を登っていきます。

階段のところに登山道と書かれています。

道標も見づらくなっていますが、
棚横手山と書いてあります。

岩 階段

棚横手山山頂に到着です。

棚横手山 標柱

山梨百名山の標柱が立っています。

棚横手山からの富士山の眺望は
先程の富士山よりさらに大きい富士山になっています。

富士山

こちらの棚横手山は先程の富士見台から
大富士見台となっています。

大富士見台

棚横手山山頂はスペースがあるので、
休憩や食事などにも良さそうです。

やはり山名板の下にてるてる坊主があります。

筆で書いたような字も味がありますね。

棚横手山 山名板

棚横手山山頂で少し休憩してから下山します。

下山のルートは先程通過してきた分岐点から
大滝不動尊方面に下りていきます。

こちらが登りで通過してきた分岐です。

こちらから大滝不動尊方面に下りていきます。

登山道

こちらを下っていきます。

登山道

甲州高尾山、棚横手山周辺は道が結構あるので、
GPS地図アプリなどで確認しながら進んでいくのが良いですね。

林道のような道と合流します。

林道

林道と合流しているところに道標があります。

大滝不動尊方面に進んでいきます。

道標

道から下にある大滝不動尊が見えます。

大滝不動尊

林道のような道を下っていきます。

林道

道標がたくさん出てきました。

下山の方面は大滝不動尊ですが、
展望台に寄っていきます。

道標

道標から上のほうに登っていきます。

展望台

展望台に到着しました。

大滝不動尊景観保存地区

展望台から西日になってしまっていますが、
南アルプスが見えます。

南アルプス

こちらの展望台は行きのルートでも近くを通ってきましたが、
早い時間で展望台に訪れたい場合はルートを確認しながら
立ち寄るのも良いでしょう。

展望台からは先程の道標のある分岐点まで戻ります。

道標にも大滝不動尊方面の案内がありますが、
林道のような脇にある細い道が大滝不動尊方面の道になります。

大滝不動尊 登山道

途中、崩落があったような道を横断していきます。

崩落 登山道

下を見てみると流れたようなあとになっています。

崩落

途中、金界坊とあるお堂を通ります。

金界坊 お堂

こちらの階段を上っていくと不動滝があります。

神社

滝という場所は神聖な場所とされてきたのでしょうか。

不動滝

水の量は少なめでしたが、
上から岩を伝うように水が落ちてきています。

不動滝

帰りの道すがらにも不動滝を見ることができます。

不動滝

遠くから見たほうが大きさを実感できるかもしれません。

大滝不動尊のエリアは滝も含めて結構広いようです。

弁財天

このあと大滝不動尊の敷地を通り門まで出てきて
行きにきた林道を下って駐車場までもどりました。

今回の山行は以上になります。

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見どころ

今回の山行では甲州高尾山、棚横手山という山行でしたが、
ピークに限らず眺望という点では多くの見どころがありました。

数多くあった眺望のうちの4点が印象的でした。

  • 甲州高尾山 東峰
  • 富士見台
  • 棚横手山
  • 展望台

宮宕山(剣ヶ峰)は展望がありませんが、
甲州高尾山東峰は富士山も見えますが、
南アルプスがとても良かったです。

甲州高尾山 東峰

四季による景色の違いも楽しめそうな展望でした。

富士見台では名前からしても
富士山の展望がメインの眺望です。

富士見台

甲州高尾山からの富士山と比べて
少し富士山の頭が多く出て見えるのが特徴です。

棚横手山からの眺望は大富士見台と書かれているだけあって、
富士山も富士見台と比べて大きく見えます。

棚横手山

御坂山地の上にそびえてみえる富士山が印象的ですね。

そして、終盤に訪れた展望台からの景色です。

南アルプス

西日で風景が影のようになってしまっていますが、
早い時間などに訪れれば素晴らしい南アルプスが見れると思います。

今回の甲州高尾山、棚横手山山行は、
眺望という点で富士山、南アルプスの景色が多く見れた山行になりました。

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今回使った地図

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感想

今回は初めて甲州高尾山に登ってきましたが、
普段、甲州街道(国道20号線)は結構車で走っているものの
甲州街道から近い位置にある甲州高尾山を歩けていなかったことを
少し後悔しました。

甲州高尾山及び周辺の山からの眺望は
近隣の山々はもちろん、富士山、南アルプスなどの山も
素晴らしいものがありました。

まだまだ自分が歩けていない素晴らしい眺望の山は
たくさんあるのだろうと感じた山行になりました。

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