こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。
今回は群馬県と長野県の境に位置する荒船山に登ってきました。
荒船山というと名前の通り船のような山容の山になります。
遠くから荒船山を見ると船の上の平らな部分が
とても目立つ山です。
今回はマイカーで車を駐車して登ってきましたので、
まずはマイカーの駐車場からどうぞ。
マイカーでの駐車場
荒船山登山では次の2つの駐車場がおすすめです。
- 荒船駐車場
- 荒船不動尊駐車場
荒船駐車場
こちらの駐車場は今回の荒船山登山で利用した駐車場です。
- 住所:〒385-0031 長野県佐久市
- 駐車台数:約10台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:簡易トイレ2台あり
駐車場も駐車がしやすく仮設トイレが設置されています。
結構、こちらの駐車場を利用するハイカーは多いようなので、
早めの時間に駐車されることをおすすめします。
荒船不動尊駐車場
こちらは荒船不動尊の駐車場になります。
こちらの荒船不動尊駐車場は
経塚山へは荒船駐車場よりコースタイムが短い時間で行くことができます。
- 住所:〒385-0031 長野県佐久市内山
- 駐車台数:約20台
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 備考:
今回行ってきた登山ルート・天気
群馬県と長野県の境に位置する荒船山。
経塚山(荒船山)のピークが目的地です。
- 所在地:群馬県甘楽郡下仁田町、長野県佐久市
- エリア:西上州
- 標 高:1,423m
- 体力度:
- 難易度:
- おすすめ度:
- 登山レベル:初中級者向け
- 山行日:2024/11/10(日)
- 登山ルート:荒船駐車場→鋏岩修験道場跡→一杯水→艫岩展望台→相沢分岐点→経塚山山頂→相沢分岐点→艫岩展望台→一杯水→鋏岩修験道場跡→荒船駐車場
- コースタイム:約6時間35分(6:55〜13:30)休憩含む
※標準コースタイムは約5時間27分です - 歩行距離:約10.0km
- 天気:晴れ
- 備考:日本二百名山
登山ルート
今回は荒船駐車場から艫岩を経由して経塚山へ
ピストン(往復)山行で歩いてきました。
天気
雲が少し多い天候でしたが、
山行中は概ね晴れの天候でした。
登山概要
荒船駐車場から出発です。
仮設トイレもあるので助かります。
結構訪れる人が多いようで、
下山時には駐車場の様子からして
駐車場が満車になっていたようでした。
駐車場の奥が登山道の入口となっています。
すぐに荒船山の地図が掲示されています。
やはり毎度ですが、
現地の地図は見やすいですね。
では、歩いていきます。
周辺の木々も色づいてきています。
艫岩が見えます。
荒船山の名前の言われは荒波を進む軍艦ということですが、
山頂の広い平坦な山の形容がこちらからわかりますね。
道標が出ています。
内山峠とは車を駐車した荒船駐車場付近です。
今年は全国的に紅葉が遅れ気味のようだったらしいですが、
山と下界とはまた違いますね。
時折、このような鎖が張られていますが、
危険ということなので気をつけて歩いていきましょう。
このような急な登山道を歩いていきます。
ハシゴが設置されています。
登山道からの艫岩は北側から見ていると思いますが、
平坦な船のような形容は西側方面から見たほうが
船らしい形に見えるのかもしれません。
こちらの展望は日光方面です。
近くの山は見えますが
少し遠くがわかりづらいですね。
道標が出ています。
道標が結構出ていますので、
迷いなどの心配も少ないですし励みにもなりますね。
落ち葉の落ちた、歩いていて気持ち良い道を歩いていきます。
この時期の登山道って味わいがありますよね〜
短い木道のような道を通ります。
登山道を作るのに難しい場所だったのだと思います。
鋏岩(はさみいわ)修験道場跡に着きました。
修験道場跡ということで、
こちらで修行をして、
この穴などで、修験僧の人たちなどが
雨や風をしのいでいたのでしょうか。
ところどころに穴が空いているようになっています。
岩が浸食されているのでしょうか。
こちらの鋏岩修験道場跡は荒船山登山で通過するルート上にあるのですが、
少し開けた場所のような場所にあります。
登山の休憩などにも良い場所ですが、
かつて人がいた場所ということで、
少し思いをはせる場所でもありました。
登山道を進んでいきます。
登山道保護のために丸太が積まれているのでしょうか。
艫岩が近くになってきました。
一杯水に着きました。
水が出ている感じですね。
一杯水の由来が掲示されています。
確か他の山でも一杯水という名前があったような気がします。
山では他にも同じような名前のものが結構ありますよね。
ロープが張られている場所を歩いていきます。
荒船山のルートではロープやハシゴが
複数あります。
足を滑らせて下に落ちては大変ですので、
しっかりと足場を確保しながらロープを伝って通過しましょう。
このような大きな岩のような場所を歩いていきます。
荒船山コースの看板が出ています。
艫岩展望台の手前に少し開けている場所があります。
「断崖絶壁」と書かれています。
怖いですね〜
急な突風などが来て身体が動かされたら怖いので、
あまり近づかないように恐る恐る覗いてみました。
左側を見ると絶壁の壁が見えます。
おそらく自分のいる場所の下も
このように絶壁になっているのでしょう。
下が絶壁となっていると思うと、
とても怖いですね。
曲がりくねった道路が見えます。
方面としては浅間山方面でしょうか。
くもが覆ってしまっています。
崖方面の注意喚起が多くされています。
訪れているハイカーさんたちも気をつけている様子です。
艫岩展望台へと進みます。
このあたりは既に荒船山の船の平の部分だと思うと
なんとも言えない雰囲気です。
避難小屋があります。
艫岩の転落事故の注意喚起がされています。
避難小屋の横は東屋のようになっていて、
テーブルやベンチなどが設置されています。
写真の奥側の人がいる場所が艫岩展望台です。
艫岩展望台に着きました。
こちらのすぐ下は120mの絶壁ですので、
あまり近づかないように展望を楽しみましょう。
艫岩展望台からは北アルプス、浅間山、妙義山などの展望があります。
写真では少し見づらいですが北アルプスの槍ヶ岳が見えます。
白馬方面も見えますね。
すぐ近くの浅間山は少し雲で隠れてしまっています。
今年は浅間山の外輪山を登ったので、
雲のない浅間山を見たかったですね〜
右側には妙義山が見えます。
艫岩展望台には山座同定盤が設置されていますので、
見比べてみると良いでしょう。
艫岩展望台から経塚山を目指します。
こちらの道も船の平の部分を歩いていると思うと、
なんだか不思議な感じです。
途中に皇朝最古修武之地の石碑があるということなので、
少し見に行ってみます。
神話のような話しですが、
何か意味のあるために石碑が建てられたのだと
個人的には感じています。
立派な石碑が建立されていました。
平らな地に周りには低木が多くあるなかに
石碑があり少し別世界のような雰囲気があります。
昭和九年に建てられたと彫られています。
どのように運んで建てたのか、
などと思ってしまいます。
経塚山方面に進んだ登山道沿いに
荒舩山神社奥宮があります。
開けたような場所なので、
ピンクリボンが設置されています。
分岐地点です。
経塚山山頂に到着です。
荒船山の山名板もあります。
三角点もありました。
経塚山山頂には荒船山社が祀られています。
経塚山山頂は木々に覆われているような感じになっています。
今回はこちらの経塚山山頂からピストン(往復)で車が駐車してある
荒船駐車場まで下山しました。
今回の荒船山登山の概要は以上になります。
見どころ
船のような山容の荒船山ですが、
今回、荒船山を登ってみた自分なりの見どころは
次の2点です。
- 艫岩展望台からの展望
- 荒船山頂稜の雰囲気
やはり艫岩展望台からの展望は最高でしたね。
あいにく浅間山は雲で隠れてしまっていましたが、
北アルプスの眺望はとても良かったです。
そして、もう一つの見どころが艫岩展望台から経塚山へ行く登山道です。
いわゆる荒船山の山容の船の上を歩く道となりますが、
何か異世界を歩いているような雰囲気を感じました。
経塚山の山頂手前で少し上りになりますが、
この平坦な道は歩いていて気持ちよく
不思議な感じがしましたね。
今回使った地図
感想
今回、荒船山は初めて登りましたが、
船のような山容も個性的ですが、
とても魅力的な山でした。
荒船山は日本二百名山に選定されている山ですが、
日本百名山以外の山でも魅力的な山は
まだまだ多くあるのだと思いました。