八ヶ岳・編笠山、権現岳日帰り登山|マイカーの駐車場、登山ルートなどの紹介【編笠山山頂ビューを堪能】

こんにちは!ハチ(@asobilifegogo)です。

今回は八ヶ岳の編笠山と権現岳に日帰りで登山してきました。

編笠山と権現岳は近い位置にある山であり、
男女と言われる所以がある山です。

双方の山ともとても魅力的な山なので、
ぜひ登ってみることをおすすめします。

今回の記事では、
マイカーでの駐車場や登山ルートなどを紹介しています。

これから八ヶ岳の編笠山、権現岳登山を計画している人の
参考になれば幸いです。

八ヶ岳・編笠山、権現岳日帰り登山|マイカーで訪れる場合の駐車場

八ヶ岳の編笠山、権現岳の日帰りルートは
複数あるのですが、
今回は実際に行ってきた山行では、
観音平に車を駐車したルートを紹介させていただきます。

観音平では次の2つの無料の駐車場が利用できます。

  • 観音平駐車場
  • 観音平第2駐車場

観音平駐車場は
中央自動車道小淵沢ICから
県道11号(八ヶ岳高原ライン)線に進んで、
途中の分岐で県道618号線(観音平下久保線)を
進んでいった場所にあります。

グーグルマップのナビで行く場合は、
「観音平駐車場」で目的地を設定できます。

観音平駐車場と観音平第2駐車場は
近い位置にあるので、
観音平駐車場が満車などの場合は、
すぐに観音平第2駐車場に移動することができます。

では、観音平駐車場の詳細を紹介します。

観音平駐車場

登山口のすぐ横にある駐車場です。

観音平駐車場

人気の駐車場なので、
シーズンは満車になります。

観音平駐車場
  • 住所:〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町10065
  • 駐車台数:約50台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:仮設トイレあり

観音平第2駐車場

観音平第2駐車場は
観音平駐車場の奥側にある駐車場になります。

観音平第2駐車場
  • 住所:〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町10065
  • 駐車台数:約10台
  • 営業時間:24時間
  • 駐車料金:無料
  • 備考:

今回行ってきた編笠山、権現岳|登山ルート・天気

編笠山、権現岳
  • 所在地:山梨県北杜市、長野県諏訪郡富士見町
  • エリア:八ヶ岳連峰
  • 標 高:編笠山 2,524m、権現岳 2,715m
  • 体力度:3.5 out of 5 stars
  • 難易度:3.5 out of 5 stars
  • おすすめ度:4.5 out of 5 stars
  • 登山レベル:中級者向け
  • 山行日:2023/9/16(土)
  • 登山ルート:観音平駐車場→雲海→押手川→編笠山→
    青年小屋→権現岳→三ッ頭→木戸口公園→
    ヘリポート→観音平駐車場
  • コースタイム:約12時間20分(5:20〜17:40)休憩含む
    ※標準コースタイムは8時間30分です
  • 歩行距離:約11.3km
  • 天気:晴れ
  • 備考:山梨百名山(編笠山、権現岳)

今回の編笠山、権現岳の登山ルート

今回の山行は観音平を起点とした周回ルートです。

編笠山、権現岳という順の反時計回りのルートです。

編笠山 権現岳 地図

今回の編笠山、権現岳での天気

権現岳付近で少し雲が多く出てきましたが、
おおよそ晴れの天候でした。

八ヶ岳・編笠山、権現岳日帰り登山|登山概要

観音平駐車場を出発です。

観音平駐車場

こちらの観音平駐車場には夜中に到着しましたが、
夜中には数台しかなかった車輌も
朝方には満車状態になっています。

観音平駐車場敷地内には
テーブルやベンチが設置されています。

観音平駐車場

観音平駐車場横には
八ヶ岳中信高原国定公園展望図というものが
掲示されています。

掲示板が少し傷んでしまっていますが、
これから八ヶ岳の山々を登っていこうなどと考えている人は
参考になります。

八ヶ岳中信高原国定公園展望図

「八ヶ岳」という名称は八ヶ岳連峰全体を指す場合と、
赤岳を中心とした南八ヶ岳を指す場合があります。

ちなみにこちらの掲示板は赤岳を中心とした南八ヶ岳です。

掲示板が少し見づらくなっているので、
各山を書き出してみるとこんな感じです。

八ヶ岳連峰
  • 西岳 2,398m
  • 編笠山 2,524m
  • 三ッ頭 2,580m
  • 権現岳 2,715m
  • 赤岳 2,899m
  • 阿弥陀岳 2,805m
  • 横岳 2,829m
  • 硫黄岳 2,760m

2,500m以上の標高の山々が連なっているんですから、
八ヶ岳は魅力的な山ですよね。

登山口は観音平駐車場と隣接しているので、
駐車場からすぐに入山できます。

観音平駐車場 登山口

このような道を歩いていきます。

登山道

途中に雲海という通過ポイントがあります。

雲海 編笠山 道標

巨大な縦長の岩があります。

登山道 岩

山を登ると様々な形や大きさの岩を目にしますが、
形や大きさには何か意味があるのだろうと考えています。

山には何かを模写した岩などが多くあるので、
面白いですよね。

雲海に到着です。

雲海

富士山が見えてくれています。

富士山

少し岩がまばらにある登山道を歩いていきます。

登山道 岩

岩に矢印が書かれています。

岩が多い登山道にありがちな感じです。

岩 矢印

少し登山道に岩が増えてきました。

平面的な形状の岩が多い感じですね。

登山道 岩

タマゴダケ?

登山中に初めて見ました。

タマゴダケ

タマゴダケかどうかわかりません。

キノコは難しいですね。

次のポイント地点は押手川です。

押手川 編笠山 道標

岩が少し厳しい場所を歩いていきます。

登山道 岩

押手川に到着です。

押手川

押手川は庭園のような雰囲気の場所になっています。

押手川

雰囲気もよく開けている場所なので、
多くの人が休憩していました。

押手川

押手川のポイントは分岐地点になっています。

編笠山の山頂を目指すルートと
編笠山を経由せずに青年小屋に直接行くルートです。

押手川

各ルートの所要時間は次の通りです。

  • 押手川→編笠山→青年小屋 約1時間45分
  • 押手川→青年小屋 1時間10分

時間短縮や編笠山を経由しない山行の場合は、
直接青年小屋に向かうルートが有効です。

編笠山山頂を目指します。

編笠山 山頂 道標

歩きづらい道を進みます。

若干、道もわかりづらいですね。

登山道 岩

下が雲海のようになっている展望です。

展望

ちょっとボケボケの写真になってしまっていますが、
時期的なものなのか、
キノコを多く見かける感じがします。

キノコも知識があれば面白いんでしょうね〜

キノコ

またキノコがありました。

今度キノコのことを調べてみようかな。

キノコ

編笠山山頂に向けて歩いていきます。

編笠山 道標

開けた場所で青空に雲海と、
そして富士山を見ることができました。

富士山 雲海

見事です。

久しぶりに雲海と富士山を見ました。

山頂まであと少しです。

登山道 岩

また雲海と富士山が見えるポイントにきました。

富士山 雲海

ほんと雲海がすごいですね。

青空と雲海がとても映えています。

富士山より少し右側の風景は
雲海が途切れています。

雲海

しかし山がとても鮮やかに見えます。

山頂まではもう少しです。

青年小屋 看板

編笠山山頂に到着です。

バックには八ヶ岳が見えます。

編笠山 山頂

編笠山山頂は岩場の開けたような山頂になっています。

360度が見渡せる最高のロケーションです。

まずは富士山。

富士山 雲海

そして南アルプス。

南アルプス

甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳なども見えます。

中央アルプス

北アルプス。

北アルプス

最後に八ヶ岳が見れます。

八ヶ岳

このように編笠山山頂からは
富士山を始めとして
北、中央、南アルプス、八ヶ岳など
日本の主な山域の山々を見ることができます。

山頂からの風景では最高の場所ですね。

編笠山

編笠山山頂で食事をしながら
風景を満喫したところで、
次は権現岳に向かいます。

権現岳 道標

正面に権現岳と
目下に青年小屋が見えます。

青年小屋 権現岳

青年小屋までは大きい岩が敷き詰められた場所を
歩いていきます。

登山道 岩

歩きづらそうな感じですが、
ギッチリ岩が敷き詰められていて
比較的平面的な岩が多いので
意外と思ったより歩きやすいです。

青年小屋に着きました。

青年小屋

青年小屋から歩いてきた岩場を見返してみると、
凄い岩場を歩いてきたのがわかります。

青年小屋

こちらの青年小屋は途中のポイントにあった
押手川からのルートの合流地点でもあります。

権現岳 道標

権現岳に向かいます。

今回向かうのは権現岳ですが、
西岳に向かうルートはこちらから向かうことができます。

西岳 道標

少し登っていって振り返ってみると
編笠山が見えます。

まさに山容が「編笠」ですね。

編笠山

権現岳の山容は先見ることができましたが、
編笠山と権現岳は男女で比喩されるとおり、
まさに「男と女」の形容ピッタリですね。

編笠山から青年小屋まで下りてくる登山道と
長い岩場が見えます。

編笠山

凄い岩場でしたが、
このように遠目から見ると、
岩場の距離の長さがわかりますね。

今度は権現岳での岩場を歩いていきます。

登山道 岩場

空は青空が広がっています。

青空

のろし場です。

昔、こちらで何かの合図で煙などを
上げていたのでしょうか?

のろし場

迫力の岩肌ですね。

山 岩肌

すごい崖です。

迫力があります。

山 崖

まさに岩山という感じでしょうか。

岩山

では、登っていきます。

登山道

編笠山が見えます。

本当になめらかで綺麗な山ですね〜

編笠山

権現岳山頂を目指していきます。

登山道 岩

ガスってきてしまいました。

権現岳 ガス

足元の岩は崩れやすい感じになっていますので、
進むときは気をつけていきましょう。

登山道 岩

すごいところを歩いていく感じですね。

登山道

このように見てみると
結構怖いところを歩いていますね。

登山道

一歩一歩の確実な歩みが大事な登山道ですね。

登山道

権現岳と権現小屋が見えます。

権現岳 権現小屋

また岩の険しい場所を歩いていきます。

登山道 岩

長い鎖場を進んでいきます。

鎖場

このような鎖場があるたびに、
古いグローブを新しく新調しなくてはいけないと
思ってしまいます。

岩 鎖場

権現小屋です。

権現小屋

こちらの権現小屋は赤岳や三ッ頭にも行ける分岐地点になります。

写真では少し見づらくなっていますが、
各方向の道標があります。

分岐 道標

三ッ頭の道標も出ています。

三ッ頭 道標

少し進んでいくと
権現岳の山梨百名山の標柱があります。

権現岳 標柱

こちらの標柱から少し上にいくと
実際の権現岳の山頂があります。

権現岳は岩のある場所にあります。

権現岳

このような木の板に書かれたものがある場所が
権現岳の山頂です。

権現岳 山頂

権現岳の山頂は山梨県の標柱と勘違いしてしまいそうですね。

権現岳山頂についた時点では霧が多く出てしまい
周りの景色はあまり見えなくなりました。

下山は三ッ頭方面から下りていきます。

編笠山も雲がかかってしまいました。

編笠山

山の天気はつくづく難しいと感じてしまいますね。

曇り

鎖場を通過していきます。

鎖場

綺麗な稜線が見えます。

稜線

向こうに編笠山と青年小屋が見えます。

編笠山 青年小屋

権現岳も姿を見せてくれました。

今まであそこにいたのか、
という感じですね。

権現岳

三ッ頭の道標が出ています。

三ッ頭 道標

三ッ頭に到着です。

後ろに権現岳が見えます。

三ッ頭 山頂

前三ッ頭分岐までは
ここから10分ほどです。

三ッ頭 道標

前三ッ頭分岐です。

前三ッ頭分岐

観音平駐車場に下山するには
こちらの道標の木戸口公園方面に進んでいきます。

道標の掲示が2つあって
初めてきた人は少し悩んでしまう表示かもしれませんが、
天女山コースというのは
前三ッ頭、天女山方面です。

小泉駅コースというのは木戸口公園を経由して
観音平駐車場や小海線の甲斐小泉駅方面に向かう
コースになります。

小泉駅 道標

甲斐小泉駅方面の道標が出ています。

甲斐小泉駅 道標

木戸口公園です。

木戸口公園

ヘリポートです。

緊急や遭難時などは
こちらに着陸するのでしょうね。

ヘリポート

ヘリポートからは展望が広がっています。

ヘリポート

下山していきます。

登山道

延命水というものがあるようです。

延命水

甲斐小泉駅は
こちらから2kmのようです。

小泉駅 道標

八ヶ岳神社の分岐の道標です。

観音平方面に進みます。

八ヶ岳神社 分岐 道標

気持ち良い感じの登山道を歩いていきます。

登山道

こちらの場所でも標高は結構あると思いますが、
何か里山に雰囲気が似ています。

登山道

どんどん下りていく感じです。

何か安心感があります。

登山道

観音平方面が表示されています。

観音平

このあたりは観音平から近い位置にありますが、
複数道があるので慎重に進んでいきましょう。

観音平 道標

河原のような場所の向こう側に
観音平の道標があります。

観音平 道標

こちらから進んでいきます。

観音平 道標

ちゃんとした道標が出てきました。

観音平 道標

観音平駐車場に到着です。

観音平駐車場

今回の編笠山、権現岳の山行は以上になります。

八ヶ岳・編笠山、権現岳日帰り登山|見どころ

見どころはたくさんあったのですが、
やはり印象に残ったのは編笠山山頂からの景色です。

富士山と雲海が幻想的でした。

富士山 雲海

編笠山山頂は富士山に限らず
北、中央、南アルプス、八ヶ岳など
全方向に展望が望めます。

晴れた天候などの山行をおすすめします。

八ヶ岳・編笠山、権現岳日帰り登山|今回使った地図

八ヶ岳・編笠山、権現岳日帰り登山|感想

今回の山行では天気にも恵まれて
編笠山からの全方向のビューを楽しむことができました。

権現岳では雲に囲まれてしまい展望があまり良くありませんでしたが、
次回の楽しみにしたいと思います。

今回の編笠山、権現岳は
とても良い山行でした。

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