美ヶ原登山｜車でアクセスする場合の駐車場、登山ルートなどの紹介【美ヶ原高原を楽しもう】

こんにちは！ハチ（@asobilifegogo）です。

今回は美ヶ原に行ってきました。

美ヶ原というと登山というよりは、
高原を楽しむとハイキングといった雰囲気がありますが、
急な高低差を歩くことはあまりないものの、
実は高原ならではの牧場に囲まれた安定した道を
長く歩くことができるのが美ヶ原の魅力です。

今回の記事では車で美ヶ原に訪れた場合の駐車場や
実際に美ヶ原のコースなどを紹介しています。

これから美ヶ原に行くことを検討している人に
参考になる記事になれば幸いです。

登山やハイキングとしての美ヶ原

美ヶ原といえば日本百名山に選定されている場所ではありますが、
登山などをしない一般的な人からすると
美ヶ原高原美術館や牛などが放牧されている高原風景などを
イメージする人が多いのではないでしょうか。

実際に美ヶ原に行くと
このように高原で
たくさんの牛さんが放牧されています。

このような風景を目にすることは
とても癒やされますが、
登山やトレッキングとしての美ヶ原はどうでしょうか。

美ヶ原周辺のピークと最高峰王ヶ頭

美ヶ原周辺の山は
最高峰王ヶ頭（標高：2,034m）を筆頭に
標高2,000m前後以上の山が複数あります。

各ピークの場所も駐車場や美ヶ原高原美術館などから
比較的近く各コースから気軽にアクセスできます。

美ヶ原登山｜車で訪れる場合の駐車場

美ヶ原長和町営駐車場

登山として
美ヶ原の王ヶ頭や王ヶ鼻を目的地として楽しむのでしたら
おすすめの駐車場です。

駐車料金は無料です。

トイレは駐車場奥にある「ふる里館」内にあり、
有料となっています。

この日は週末の朝7時半頃ですが
駐車できるスペースはまだあります。

下山した14時ごろは満車でした。

王ヶ頭、王ヶ鼻方面は
駐車場奥のふる里館の横を歩いていきます。

美ヶ原台上駐車場

こちらの駐車場は
美ヶ原高原美術館、道の駅美ヶ原高原の駐車場でもあります。

かなりの駐車スペースが確保されていますので、
こちらの駐車場では少し遅く到着しても
駐車できるでしょう。

奥にある施設が
道の駅と美ヶ原高原美術館になります。

こちらの美ヶ原台上駐車場から次の場所に行く場合は
下記の時間がかかります。

美ヶ原登山者駐車場

5台ほど駐車できる駐車場です。

王ヶ鼻に近い位置にあります。

三城いこいの広場駐車場

キャンプ場としても利用されている駐車場です。
美ヶ原に登る人が最も多い登山口のある駐車場であり、
週末には多くの登山者が訪れます。

美ヶ原山登山｜コース紹介

美ヶ原は王ヶ頭や王ヶ鼻と合わせて、
各名所にコースがあり、
散策して歩くことができます。

各コースは2〜3kmほどですので、
各コースをあわせて歩くのも良いでしょう。

標高が2,000m前後のコースですので、
どのコースも下界とは違う景色が楽しめます。

今回の美ヶ原登山｜登山コース・天気

今回は登山として美ヶ原を楽しんできましたが、
歩行距離も10kmオーバーということで
しっかり歩くことができました。

今回の美ヶ原登山のコース

今回の美ヶ原で歩いたコースは、
美ヶ原長和町営駐車場から
アルプス展望コースを歩いて王ヶ頭、王ヶ鼻、
そして王ヶ頭ホテルに戻り、
バスが走る牧場の間の道を通って
美ヶ原長和町営駐車場に戻ってきました。

美ヶ原は良い道を長く歩けるので、
長い距離を歩いてみたいという人や
これから登山を始めていきたいという人にもおすすめです。

今回の美ヶ原登山での天気

今回の美ヶ原は
曇で時折晴れ間が出る感じでした。

今回の美ヶ原の登山概要

美ヶ原長和町営駐車場を出発です。

この日は土曜日の朝7時半ごろでしたが、
駐車場には結構車が駐車されています。

美ヶ原長和町営駐車場じたいが標高が高いので、
すでに素晴らしい眺望です。

目指す王ヶ頭、王ヶ鼻は、
こちらのふるさと館の横を歩いていきます。

すぐに牛さんを
放牧させている光景を目にすることができます。

たまにはこのような広い場所を歩いていくのも
気持ちがいいですね。

こちらの場所から最初に目指す王ヶ頭までは
約2.2kmです。

ポニー用の人参があり
餌をポニーにあげることができます。

自分は人参をあげませんでしたが、
ポニーが近づいてきました。

ポニーも餌をもらえるのかと
思っているのですね。

考えてみたら、
このような高原の道を歩くのは初めてかもしれません。

普段山登りなどでは傾斜や悪路などを歩いたりもしますが、
このような足場の良い平場を安定して歩くのも良いですね。

美ヶ原高原のシンボルである美しの塔です。

美しの塔の周りには多くのベンチが設置されています。

美しの塔の裏側は
このようになっていて
美しの塔の鐘を鳴らすことができます。

こちらの場所から約400m先に公衆便所があります。

柵に近づいてきている牛さんもいます。

人に慣れているのでしょうか？

途中に焼山沢コースとあります。

ネットなどで見てみると
焼山沢コースは草原内を歩いていくコースのようですが、
荒れていて険しいコースのようです。

分岐の道が出てきます。

この分岐の場所で迷っている人を多く見かけたので、
紹介させていただきます。

こちらの分岐からの方面は次の写真のようになっています。

どちらの道でも王ヶ頭に行くことができます。

地図で見てみると
このようになっています。

直進の王ヶ頭方面は
王ヶ頭に直接向かえるコースになっています。
王ヶ頭に向かうバスなども通行するルートです。

一方、左折していくルートは
途中の分岐からアルプス展望コースというコースを
通って王ヶ頭に向かえるコースになります。
茶臼山や百曲にも行くことができます。

今回の山行では
行きはアルプス展望コースで
下山は王ヶ頭に直接向かうコースで帰ってきましたが、
牛さんを多く見ることができる
王ヶ頭に直接向かうコースも良いのですが、
アルプス展望コースがおすすめです。

王ヶ頭に直接向かうコースは
安定した道や牛さんを多く見たい方などにおすすめです。

アルプスの展望を楽しみながら王ヶ頭を目指すのでしたら、
こちらのコースがおすすめです。

こちらの分岐から少し歩いたところにトイレが
設置されています。

では先に進んでいきます。

すぐにトイレがあります。

外に水道も設置されていてベンチもあります。

今回の目的地は王ヶ頭ですが、
広小場（百曲り経由）の道標があります。

塩くれ場から歩いてきたので、
茶臼山方面は左ですが、
王ヶ頭方面は広小場方面に歩いていきます。

少し雲がありますが、
このあたりからの景色もきれいです。

百曲りコース、三城牧場と書いてありますが、
こちらの道を進んでいきます。

短い時間で絶景を見れるのが、
美ヶ原高原の良いところですね。

美ヶ原高原の案内図が設置されています。

色々なコースがあって楽しめるようですが、
今回はアルプス展望コースで王ヶ頭を目指します。

アルプス展望コースと書いてあります。

このような道を歩くので、
やはり登山靴のような仕様の靴ほうが安心感があります。

近くの山が本当にきれいですね。

美ヶ原は本当に高原ですね。

上の方の岩に人が立っているのが見えますね。

こちらが先程の岩です。

岩って上に上ってみると
遠くに見える景色が全然違うんですよね。

他の山でも足元や安全に気をつけながら
積極的に岩の上にあがってみたりしています（充分気をつけてね！）。

王ヶ頭ホテルが見えます。

王ヶ頭は
この道標から約1.8kmです。

雲は多いですが、
山の鮮やかな緑が映えています。

このように開けた感じで風景を見ることができるのが
美ヶ原高原の魅力でしょう。

進んで行きます。

王ヶ頭の山頂まではもう少しですね。

鳥帽子（えぼし）岩です。

烏帽子岩は大きな岩が突き出たような場所になっていましたが、
登山者が多くいたので
写真を控えてたようで写真がありません。

やはり雲が多いですね。
雲がなく青空ならば、
もっと映えていたでしょう。

美ヶ原高原は高原ということもあり、
似たような景色が多い感じがします。

烏帽子岩が見えます。
遠くから見ても人がちらほら見えますね。

山頂方面には王ヶ頭ホテルがそびえて見えます。

最近王ヶ頭ホテルは
TVでも放映されていましたが、
入浴施設からの眺望が絶景のようですので、
今度ぜひ泊まってみたいですね。

王ヶ頭まで
いよいよもう少しです。

空の雲が少し開けてきました。
青空になると
景色と合わせて絶景ですね。

こちらで分岐になっています。

王ヶ鼻の掲示も出てきましたね。

王ヶ頭、王ヶ頭ホテル方面に進みます。

正面に見えるのが王ヶ頭ホテルです。

王ヶ頭は道標の王ヶ鼻方面（王ヶ頭経由）に進みます。

美ヶ原頂上王ヶ頭に到着です。

王ヶ頭山頂からの景色も素晴らしいです。

美ヶ原の山頂である王ヶ頭に到着しましたので、
少し地図で現在の場所などを確認してみます。

次に目指すのは王ヶ鼻ですが、
王ヶ頭から比較的近い位置にあります。

王ヶ鼻を目指す前に
少し王ヶ頭ホテルのほうに行って
見てみます。

王ヶ頭ホテルです。

山の高原のホテルという感じでいいですね。

王ヶ頭ホテルの前は
このような景色が広がっています。

明らかに地上では見られない景色ですね。

ホテルからの展望が気になりますね。

さて、王ヶ頭ホテルの外観も見たところで、
次は王ヶ鼻を目指します。

王ヶ頭ホテルの北側には、
このように昔からあるような看板が設置されています。

小高い山の上にある施設は、
美ヶ原自然保護センターや駐車場のようです。

こちらから美ヶ原高原に訪れている人もいるようです。

王ヶ鼻方面に歩いていきます。

ちなみに美ヶ原自然保護センターは
こちらから向かうことができます。

王ヶ鼻はこちらから700mほど先にあるので、
すぐの距離の場所です。

王ヶ山荘とありますが、
現在は営業されていない雰囲気です。

王ヶ鼻方面に歩いていきます。

美ヶ原高原は、
このような景色を見ながら歩いていけるので、
歩く足も軽く感じます。

美ヶ原の道標などは、
昔から設置されているせいなのか
見づらいものが多い感じがします。

まぁ味わいがあって良いのですが。

美ヶ原高原の案内図が設置されています。

オレンジ色の花がアクセントになって、
とてもきれいな絵になります。

現在、花の知識などは全くありませんが（笑）、
最近では花にも少し興味を持つようにしています。

花は季節や種類によって見れる花が違いますが、
山を歩いていて花の情報があれば
探してみたりするのも面白いかもしれませんね。

王ヶ鼻が見えてきました。

王ヶ鼻の山頂に到着です。

近くの王ヶ頭の山頂の標高と比べると
少し低いようですね。

王ヶ鼻山頂は複数の石像が建てられています。

眺望は抜群です。

パノラマの景色が見えます。

雲が少なければ
もっと多くの山々をきれいに見ることができます。

王ヶ鼻について掲示されています。

王ヶ鼻からは
約30以上の日本百名山を
見ることができるなんてすごいですね。

王ヶ鼻山頂からは
石切場に行くこともできます。

王ヶ鼻から
今度は少し遠回りして王ヶ頭ホテル方面に向かってみます。

美ヶ原自然保護センター方面に向かって
天狗の露地を経由して
王ヶ頭ホテル方面にいきます。

ちなみに美ヶ原自然保護センターの駐車場は
王ヶ頭や王ヶ鼻に近い駐車場になっていますので、
王ヶ頭や王ヶ鼻へ早く到着したい人などにはおすすめの駐車場です。

天狗の露地方面へは
こちらの道を進んでいきます。

ゲートを通過していきます。

美ヶ原高原の案内図が設置されています。

こちらの道を上っていきます。

王ヶ頭と王ヶ鼻の目安の距離が掲示されています。

このような道を歩いていきます。

美ヶ原高原には珍しく、
一般の登山道といった感じです。

ゲートのような場所を通過していきます。

電波塔などがたくさん見えますね。

王ヶ頭ホテル付近までは
もう少しです。

王ヶ頭ホテルに到着です。

行きではアルプス展望コースを歩いてきましたが、
帰りは一般的な牧場の間の道を歩いていくルートで帰ります。

このような道を歩いていきます。

とても大きな風景で
下界ではあまり見れない光景ですね。

たまにはこのような登山も良いものだと感じました。

少し下ってきました。

王ヶ頭ホテルが
いかに高い場所に建てられていることがわかります。

本当に牧場に来ているなぁという感じです。

牛がたくさんいるところに来ました。

美ヶ原高原にいる牛さんたちは
牛の持ち主から牛を預かって
こちらで放牧させているそうです。

牛さんも
このような広い場所で生活できていいですね。

ふる里館到着です。

お疲れ様でした〜

今回の美ヶ原高原の山行は以上になります。

美ヶ原の見どころ

美ヶ原は
他の山とは違い広大な高原風景と合わせて
周りのピークを約2,000mの標高の場所から
見ることができるところです。

普段山に登られている方でも
たまにはこのような登山も良いのではないでしょうか。

山頂から景色としては、
王ヶ頭も良かったのですが、
個人的には王ヶ鼻山頂からの眺望がおすすめです。

今度はぜひ雲が少ないときに来てみたいですね。

美ヶ原登山｜今回使った地図

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美ヶ原登山｜感想

今回美ヶ原は登山として始めて来たのですが、
意外と色々なコースがあることに驚きました。

たまにはこのような高原の場所を歩くのも楽しいと感じましたね。

道がとても安定していて歩きやすいので、
自分が登山として歩く感じを確かめたいときや
リラックスして歩くことを楽しむ場合にも良いと感じましたね。